一人目を無事に出産し、ある程度落ち着いてくると二人目はどうしよう?って漠然と考えますよね。
私は25歳で結婚し、長女を出産したのは27歳。長男を出産したのは31歳。長女の出産から4年後です。
共働きをしていると、2人目をつくるタイミングが自分たちの都合だけでなく、仕事の都合など様々な理由で悩むことが多いと思います。
そこで私や、ママ友のケースをもとに2人目のタイミングに大切なことを紹介したいと思います。
目次
仕事復帰後の2人目のタイミングはいつがいい?私のケース
私は大学を卒業してからずっと都内にある会社でずっと働いています。社内で結婚・出産する人の多くは30歳以上がほとんどで、私みたいに2、3年目で結婚、出産した人はおそらくいなくて、きっと珍しい方だったと思います。
もしかすると辞めると思われてたかも…。
一人目出産が20代だったこともあり、仕事復帰してしばらくは仕事と子育てに集中し、社内の大きい仕事に関わるようにもなり仕事に対してある程度の自信がついたことと、年齢が30歳になったこともあり2人目を考えるようになりました。
こういうふうに書くと、まるで「いつでも良かったけど敢えて4歳差なんだ」って自慢しているように聞こえるかもしれませんが
現実は結構大変で、実際には2歳差、3歳差なんて考えられる状況になかった。
というのが正しいです。
長女が3歳前後になって、はじめて、精神的にも余裕ができて、その時はじめて「もう一人子ども欲しいかも」と思えたというのが正しいところです。
それまでは「とてもじゃないけど2人目絶対に無理」と考えていました。
妊娠期つわりに苦しむ
妊娠2ヶ月ごろから始まったつわりは、妊娠6ヶ月ごろまで続き電車通勤だった私を苦しめました。
幸い、職場まで電車で15分だったので、毎日なんとか耐えられましたが混雑する電車に耐えきれず、途中下車することも何度もありました。
それに初期には切迫流産の恐れで、1週間自宅安静になったりと、とても幸せな妊婦生活とは言い難い日々でした。
長女1歳、2歳のときは子育てと保育園探しに追われる
私の住んでいる地域は、都内から電車で30分以内ということもあって子育て世帯も多く、毎年多くの待機児童が出る超保育園激戦区です。
そのため私も産前休暇取得した次の日から保育園見学に行くなど、いわゆる保活に励んだのですが、1年目(0歳児クラス)の申し込みは、不承諾。
その後、長女が1歳を迎えるタイミングで認可外保育園に預け、高い保育料(月7万円)を払いながら2年目(1歳児クラス)も申し込みますが、また不承諾。
その後、3年目(2歳児クラス)にしてようやく、新設された認可保育園に入ることができました。
認可保育園に入れないって、想像以上に精神的に辛いです。出口のないトンネルを走っているような毎日です。
何が辛いって、それまでは勉強もスポーツも自分の頑張りによって結果がある程度予測でき、いい結果でも、悪い結果でも受け入れることができますが、保育園に入れるかどうかは、自分の努力ではどうにもなりません。
どんなに悲しくても、何も出来ずそれを受け入れるしかないのです。
認可外保育園は、保育料も高い かつ 保育時間も短いため、そういったことも不満でした。
我が家は、私の実家も遠く(飛行機乗らないと帰れない)、旦那の両親も闘病中だったこともあり、両家のサポートは全くありませんでした。
娘が風邪をひけば、どちらかが仕事を休むしかなく、それに加えて、イライヤ期の訪れなど、この時期が精神的にも、体力的にも1番辛かったです。
長女3歳のときはバランスよく仕事も子育ても
認可保育園に入り、保育園料が若干下がり、保育時間が長くなりました。
認可保育園は、朝7時~最大20時までの保育時間だったため、急な残業が入っても預け先があるというのは安心でした。
実際に18時以降まで預けるのは、年に4、5回しかありませんでしたが、それでもいざというときに預かってもらえるというのは精神的に大きかったです。
また、娘のイヤイヤが治まってきており、娘が風邪を引くことが少なくなったこともあって、ようやく、ある程度仕事に対して積極的に関われるようになってきました。
それまでは、保育園から呼び出しに怯える日々でしたがそれも次第に減っていき、自分の作業スケジュール通りに仕事が出来るようになりました。
ここにきてやっと、バランスのとれた落ち着いた生活になってきたと実感しながら
約半年を過ごしていたある日の休日。
スーパーで買い物をしていたとき、すれ違った見ず知らずのママに抱っこされていた生後数ヶ月の赤ちゃんをみて
あ、可愛い。私ももう一度、赤ちゃんを抱っこしたい。
と、自然にそう思ったのです。
しかし、妊娠期のつわりの苦しみ、保活の大変さを思い出すと、すぐに二人目作ろう!!とは、なりませんでした。
なんども夫婦で話し合いを重ね、悩んだ末に二人目を作ろう、となりました。
そうしたことから、我が家は4歳差の姉、弟なのです。
私の周りでも、仕事をしながらの妊娠、出産、子育てに悩んだ経験から「子供は一人でいい」と考えているママ友は少なくありません。
「もう一人産んで大変な思いをするより、今の生活をより安定させたものにしたい」という気持ち痛いほど共感出来ます。
2歳差の場合
私の周りで2歳差で子育てをされているご家庭に共通しているのは
- 近所に子育てを手伝ってくれる祖父母がいる
- 公務員など仕事復帰しやすい制度がある
- 高齢出産のご夫婦
というものです。
中でも圧倒的に多いのが「近所に子育てを手伝ってくれる祖父母がいる」です。
やはり急な時や大変な時に助けてくれる誰かがいるか、いないかの差はとてつもなく大きいと思います。
2番目は連続して育児休暇が取れる職場がある方限定で、割合はあまり多くないと思います。女性が多い職場では、まとめて育休を取得するママも多いと聞きました。
3番めの高齢出産のご夫婦は、直接の理由として聞いたわけではないですが「うちは若くないからさ」など話されているので、そうしたことも影響しているのかと推測しました。
2歳差のメリットは、子育てが一気に終わるため、ママ以外に子育てに携わる人が多ければ多いほどハードルは低くなると思います。
3歳差の場合
私の周りでは1番多いパターンかもしれません。
私の住む地域では乳児さん限定の保育園(2歳児クラスまで)という園が複数あります。
乳児さん限定の保育園に通っていると、3歳児クラスに進級するタイミングで他の保育園に転園しなくてはいけません。
その時点で加点がもらえ、同じタイミングに兄弟・姉妹が一緒に保育園に入園すると、さらに加点がもらえる(兄弟・姉妹は同じ保育園に入れるように考慮してもらえる)というシステムがあります。
そのため、下の子を0歳児クラスに、上の子を3歳児クラスに入園させるご家庭が多い気がします。
3歳差であれば、仕事復帰して2年間働き、また産休・育休となるので比較的職場の理解も得やすいのではないでしょうか。
私の周りでは、3歳差は計画的にこの年の差になったパターンが多いです。
年子、4歳以上の場合
一番少ないのが「年子」。
年子だと復帰しても数ヶ月で産休となるので「まさか。できちゃった!」というケース以外は、私の周りにはいません。ワーママにはハードルが高い年子ですね。
4歳差、5歳差も少ないです。
はやり、そこまで離れるのはちょっと、と考える方が多いかと思います。
でも、4歳も離れていると、上の子が下の子の面倒も積極的に見てくれたりと
良い面もあるので、悪くないと思います。
ただ、玩具の取り合い等はあります。下の子が上の子のモノを勝手に使いたがるために、
上の子が怒る(壊されると思っている)ということはありますが、激しい喧嘩にはなりません。
意外といるのが6歳差以上。
ずっと一人っ子で良いと思っていたけど、やっぱりもう一人。と考えて二人目を出産された方。
上の子が小学校にあがるタイミングに合わせて、二人目を出産された方。などがいらっしゃいました。
まとめ
各家庭によって事情は様々なため、一概に何歳差が良い!というのは無いと思います。
それぞれで大変なこと、良いことが、あると思うからです。
大変!!大変!!と、言っていたのに3人目を2歳差違いで出産されたママもいます。
本来であれば、自然に任せて授かるのが理想ですが、保育園入園のために子供の誕生月を逆算して子作りされるご家庭もいるので、兄弟の年の差を考えながら子育てすることも、子育てと仕事を両立するためには大切なことだと思います。
ただし、全てが理想通りになるとも限らないため、理想を求めすぎても苦しくなると思います。
「そうなるといいな。でも、そうじゃなくても楽しい毎日になるはず」と前向きに考えることも必要ですね^^