保育園に朝間に合わない5歳児が変わった方法

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毎日、子供の準備を手伝っているママさん、パパさん。毎朝、イライラしちゃいますよね。朝のんびりコーヒーを飲んで、熱々の朝食を。。

なんて、夢のまた夢。

現実は、コーヒーを飲むのは週末のみ。さっさと食パンを食べ、自分の準備を終わらせ、子供に準備を促す日々。

朝から怒鳴り声が鳴り響くことも珍しくないはずです。


イライラの原因1.子供の準備が遅い

我が家には年長さんの長女。1歳児クラスに通う長男の2人います。長女と長男は自宅から徒歩5分の保育園に通っています。

子どもたちの起床時間は6時45分が理想ですが10分ほどは多目に見ています。

多くのママさんも同じだと思うのですが、朝、自分も眠いのを我慢して子供より先に起き、ある程度の朝食準備、自身の身支度を済ませます。

きっと、そこまでの流れは毎朝同じ。

朝の支度が大変なのは、そこからですよね!!

ある程度、自分のこと家のことが済んでから子供を起こすご家庭も多いと思います。

目覚ましをセットしててもなかなか起きない子供を、声をかけ、時には揺すったり、身体を強制的に起き上がらせたり。そうこうして、ようやく起きてダイニングテーブルに座らせ、朝食を促しても、牛乳1口飲むまで5分もぼーっと(ほぼ夢の中)。

親は、自分の朝食もとりあえず口に詰め込んで、時計を随時見ながら、残りの身支度、朝食の片付け、子供の準備の様子を見て、ときには「このままじゃ間に合わないよ!!」と急かしながら。

我が家は長女が年長さん、長男が1歳児クラスなので、2人の状況を一緒に見なければいけないため朝は本当に余裕がないです。

長男は朝起きるのも比較的スムーズで、朝食もパクパク食べてくれるのですが長女はマイペースで、本当に困ります。

保育園の準備、着替え、髪を結ぶのを自分でやるようになったのは親として喜ばしい成長なのですが、あれでもない、これでもない、とお気に入りの服がないと服選びに時間がかかったり

髪を結ぶだけで5分もかかったり(後ろで一つ結びするだけなのに)。

あと半年で小学生なので、なるべく自分で時計を見て行動して欲しいので、親が急かしたくはないのですが、あまりにも準備が遅いのでイライラしてつい「もう置いていくよ!!」と、言ってしまうことも・・・(反省)。

このように、毎日バタバタ準備し何とか予定通りに家を出ています。

朝って、子供がいなくてもただでさえ余裕ないですよね。そこにコントロールできない子供という存在が加わって、さらに余裕がなくなるという悪い循環が発生しているようです。

数少ない解決策として、我が家で実践しているのは、

      何の準備に1番時間がかかっているのか
      容易に時間短縮できることはないか

以上、2点です。

1.何の準備に1番時間がかかっているのか

子供自身の準備全てに同じように時間がかかっているかというと、実際はそうではないはずです。

食べるのが遅いのか、歯磨きに時間がかかっているのか、など子供によって色々あると思います。

日によっても違うと思います。

まだ1人でできることが少ない乳児期は、親が全面的にサポートしてあげる必要がありますが、5歳前後になれば1人でできることも増えていくと思います。

我が家の長女の場合、朝食を食べる時間が長いというのがありました。よーく観察していると1口1口、口に入れる量が少ないんです!!

量が多いわけではなく、食べたくないけど、食べなきゃいけないから、ちびちび食べているんです。

普通に耐えれば、10分、15分で済む量を30分かけて食べていました。

どうやら娘は起床直後はまだ食欲がなくそのため朝食に時間がかかっていたようです。

私は、起床後すぐにご飯が食べれるタイプで、息子も布団から、直でダイニングテーブルに座り朝食を食べ始めるので、寝起きすぐにご飯が食べれないという感覚が解らなかったのですが、どうやら、長女はそのようでした。

なので、起床してから直ぐに朝食ではなく、顔を洗ったり、着替えを先に終わらせ、その後朝食を食べるようにしました。

そうすると、朝食を食べる頃には、お腹も空いてきて、しっかり短い時間で食べてくれるようになりました。

準備の順番を変えただけで15分の時間短縮に成功した、ということです。

これは、忙しい朝にはとても有り難いことだと思います。

2.容易に時間短縮できることはないか

これも長女を観察していてわかったことですが、毎朝の準備する段取りが頭に入っていないようです。

大人であれば、

1.起床
2.トイレ
3.お湯を沸かす
4.顔を洗う
5.トースターでパンを焼く
・・・

など、ある程度ルーティーンが決まっていると思います。それは、長年の経験で無意識に行っているものではありますが

次に何をすれば良いのか、頭の中に入っているから、無駄なく動くことができます。

それが、長女は出来ていないと彼女の様子を見て気づきました。

朝の準備には、どんなことがあって、時間どうりに出かけるには、どのような時間配分をして、どのような順番で準備を進めていくのかが分かっていないのです。

そのため、1つの準備を終えるごとに次に何をするべきかを考えるため、行動1つ1つが遅くなってしまっていました。

そこで、我が家で取り入れたのが、朝のお支度を一覧化して張り出すことです。

1つ1つにかかる時間も記載しようかと思ったのですが、そこは、自分で時計を見ながら考えてほしかったので、お支度の内容のみ記載しました。

効果は、思った以上でした。

まず、私達親が「歯磨きはしたの?トイレは?顔洗った?」など

いちいち聞かなくて良くなりました。

私たち親はただ一言。「表を見てね」といえば良いのです。

言葉をかける回数が極端に減ったわけではありませんが、以前は、確認しているというよりは、命令口調になることも多く、語気が強くなっていたと思います。

それが緩和されることで、朝のイライラも随分軽減されました。この違いは大きいです。

まだ、長女は時計を読むことが苦手で、時計を見ながら準備をするという目標には達していませんが、自分で自分をコントロールすることで少しずつ自信につながっているようです。準備のなかで、何が終わっていて、何が終わっていないのかも意識できるようになりました。

そりゃそうですよね。

子どもだって朝から怒られるの嫌ですよね…。やる気無くしますよね。

「朝のお支度を一覧化して張り出す」この方法は紙とペンさえあれば、5分ほどの作業で出来てしまうので、もし、ひらがなが読めるようになってきたら、ぜひ試してみてください!!

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