皆さんは自宅から会社まで何分ぐらいかかりますか?
私は、自宅から駅まで徒歩13分。最寄駅から会社のある駅まで電車で15分。電車を降り、徒歩5分。電車を待っている時間等を合わせると40分ぐらいです。
妊娠する前は自宅から駅まで自転車を使用していましたが、つわりが辛かったこともあり妊娠が分かってからは徒歩でした。
私が住む地域では、東京都に勤めている方が多く大半が電車での通勤です。
そのため通勤時間帯は、ほとんどの人が駅に向かって同じ方向に歩いていきます。
朝なので皆さん急いでいるんですよね。私は8時過ぎに自宅を出るのでラッシュを少し過ぎたあたりの時間帯なのですが、それでも凄く多くの方が歩いています。
妊娠してからの電車通勤は、想像以上に大変なことも多く、この通勤時間が妊娠期の1番辛かったことといっても過言でないほどでした。
私の経験をもとに、妊娠期の電車通勤で大変だったことをお伝えしたいと思います。
目次
妊娠中の電車通勤で辛かったこと
妊娠中の電車通勤で辛かったことトップ3を紹介します。
辛かったこと1位:歩きたばこ!!!
サラリーマンの方に多いのですが、電車に乗るとタバコが吸えなくなるので、駅まで歩く間に歩きたばこをする方がいました。
私の身近には愛煙家はいなかったこともありますが、妊娠中でニオイに敏感になっている時期はとても辛いものがありました。
タバコの煙は当然歩いて吸っている方の後方に流れますよね(5メートルぐらい離れてても)。
ということは、煙を避けるためには、その男性の前を歩かなくてはいけません。
信号待ちなどで出来るだけ前に出て、駅に着くまでずーっと、前を歩いていなくてはいけません。
別に早く歩きたくもないのに、早歩きしなくてはならず。それが毎日のように続くと疲れ
最終的には、少し遠回りになったとしても、人の少ない道を選んで歩くようにしました。
もともと男性と女性では歩くスピードも違います。女性が男性よりも早く歩くというのは、とても大変です。しかも妊娠中はできるだけゆっくり歩きたいでも、タバコの煙はイヤという2つの思いが常に葛藤していました。
私にとって、通勤電車に乗る前の自宅から駅までの道のりもストレスな毎日でした。
辛かったこと2位:電車内の視線
私が乗っていた電車は、ラッシュが少し落ち着いてきたころの時間帯でしたので、東京の満員電車!!
とまではいかず。しかも女性専用車両でしたので、比較的恵まれていた方だと思いますが当然ながら座れることはほぼ不可能でした。
その中でも結構辛いのが、周りの視線でした。女性は女性に厳しいとよく言いますが、まさにその通りだと思いました。露骨に嫌な顔されるんです。
朝は皆さんイライラしていますからね。気持ちが分からなくはないのですが、第1子のときは罪悪感がありました。
直接文句を言われることはありませんが、つり革につかまっているだけで座っている人から思いっきり睨まれたこともあります。
私は席を譲ってほしくてつり革につかまっているのではありません。ただ単に転倒しないようにつり革につかまっているだけです。でも、それを「えっ、あなた妊婦だから席を譲ってもらいたいの?私も疲れているんだからイヤよ。どっか行ってよ」と言いたげな視線を向けられたことは1度や2度ではありません。
でも、慣れます。第2子はお腹が目立ってくるのも第1子に比べると早かったので、見られることに多かったのですが、電車の中はそんなのもだという第一子のときの経験もあったので抵抗はなくなりました。
それにスマホが普及してからは、皆さんスマホばかり見ているので周りの人も「気づいていない」フリをしやすくなったのかもしれません。
辛かったこと3位:夏の暑さ
第1子は10月はじめが出産予定日だったので、産前休暇は始まる7月中旬まで会社に行っていました。妊娠によって血量も増えますし、お腹に重いもの抱えてますから本当に夏の暑さは大変でした。
毎日、ハンカチに保冷剤を包んで行ったり、会社に着いたら着替えたりしていました。
なので、第二子の出産予定日が7月だったのは、本当に助かりました。それほど妊娠期の猛暑は大敵でした。
車通勤であれば、自宅から駐車場、駐車場から会社という距離しか歩かないと思いますが、電車通勤の場合は、自宅から駅まで、駅から会社までと10分程度は歩くと思います。
妊娠前であれば問題なかった距離でも、妊娠中は身体も重いため予想以上に負担になることもありました。
私は暑すぎて、妊婦用の腹帯を外して通勤していました。
妊娠中の電車通勤で辛かったことの対処法
まず、第一にラッシュを避けるというのは必須です。
また電車遅延などで交通時間が読めない場合も無理せずに、ダイヤが落ち着くのを待ちます。
私は旦那さんと通勤時間が同じでは無かったのですが、旦那さんと通勤時間を調整して一緒に電車に乗っていたというママ友もいました。
朝は、電車を利用する皆さんとても急いでいるため、妊娠中の大きなお腹でホームを歩いていても気づいてもらえていないのか、男性からぶつかってこられた経験もあります。幸い、転倒するほどではありませんでしたが、ヒヤリとしました。
そういったケースから身を護るためにも、旦那さんと一緒に通勤するというのはオススメだと思います。何かあったら守ってもらえるという安心感は大きいですよね。周りからの冷たい視線も2人でいれば、気になることも減ると思います。
駅までの道も、遠回りでも安全に歩けるルートを見つけられるといいと思います。朝は皆さん最短ルートで駅に向かうため、道を1本横にズラすだけでも違うと思います。
私の近所では、駅がある側の歩道と、駅のない側の歩道では歩行者の数は倍以上変わります。たった横断歩道1つの差ですが、歩きやすさは大きく異なりました。
オススメできる方法ではありませんが、第一子のときには控えた自転車も第二子のときには使用していました。朝、保育園まで送迎する必要もあったので、自転車の無い通勤は考えられませんでした。
自転車があれば、歩きタバコの人がいても気になりませんし、夏の暑さも徒歩に比べると楽でした。
でも、これは最終手段だと思います。子供を後ろに乗せての自転車は転倒しても踏ん張りがきかないため、妊娠後期になると控えるようにしました。
まとめ
妊娠期の電車通勤、本当に大変ですよね。可能であれば混雑の時間帯を避けて通勤することをオススメします。
でも、勤務時間の変更が難しい場合もありますよね。
どうしても時間を遅くできないなら
- 1.ラッシュ前の早めに通勤
- 2.すいている車両に乗る
- 3.絶対座れる始発の駅まで行く
もし旦那さんが同じ方向なら、途中まで一緒に行ってもらう。一人だと心細いけど、二人だと守ってもらえることもあると思うので、助けてもらえると心強いですよね。
車や徒歩での通勤と違って、電車通勤は、他人と空間を一緒にする時間が長いのでストレスも多いですよね。
なので、最初は手さぐりになるかもしれませんが、楽な通勤スタイルを見つけて無理なく過ごしてください。