キャリアと出産とダブルケア。何を優先させますか?

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私にしては、ちょっと踏み込んだタイトルになってしまいましたが
今日はちょっと、女性のキャリアと出産について考えようと思います。

以下の内容は、
あくまで個人的な考えのため
あなたの考えと一致しない内容が含まれているかもしれません。

もし、自分と違う価値観を受け入れるのが苦手な
繊細な方は、読まないでくださいね。

誰かを傷つけるために書いたものではないことを
ご了承ください。




————————————–

なぜ、このテーマを選んだかというと
同じ部署の女性が妊娠したと報告があったかたです!!

彼女は私より5つ上の38歳。
私たちは結婚した時期はほぼ同じですが
私は結婚して1年で妊娠、そして出産。
一度仕事復帰し、4年後に2人目を出産。

そのあいだ彼女は仕事一筋で
部署でもリーダー的存在になりました。

同じ女性ながら、子供作らないのかな?と思ったり
2人目作ろうと思ったときも、まさか被らないよね?と不安になったり。
10人ほどの部署なのでとてもドキドキしました。

そんな彼女の妊娠を知って、
同じ女性として喜ばしい思いと同時に
彼女が休むあいだの仕事の割り振りを考えると、心配な気持ちになりました。

週数から考えると、おそらく秋に出産。
最大1年半の育休をとるとしたら、産前休暇や有給消化などあわせて
約2年いなくなることになります!!


誰があいた穴を埋めるのか

同じ部署の人として誰が彼女の仕事を受け持つのかは
最大の課題です!!
ただでさえ忙しく、子育て中の身としては
正直、引き継ぎたくない・・・

幸いなことに業務内容が少し遠いので
他の方に仕事が回るといいなぁなんて期待していますが
どうなることか。。

人数の少ない部署かつ、技術面の知識も必要なので
他部署から人員を補てんするのは難しいと思います。

経年業務は部署のみんなで仕事を割り振り
新規業務はある程度、制限をかけながらやるんだと思うんですが
会社としてこれから数年で、事業を拡大しようとしているようなので
どの程度、制限をかけれるか・・・。

と、いいますか
既婚女性で30を過ぎていたら
いつ子供を作ってもおかしくない状況なのに
それを想定したチーム作りをしてこなかったのが致命的かと。

人が足りなかった。

時間がなかった。

というのは言い訳ですよね。

キャリア優先?出産優先?

ちょっと愚痴ばかりでごめんなさい。
内容が脱線してしまいましたね。

何が言いたかったのかと言うと、よく
キャリアを築いてから出産したい!!
という話を聞きますよね?

仕事での実績がないまま出産、育休、復帰はできないと。

でも、出産後にも仕事で実績作れますよ。

ワーキングマザーが身近にいないために
子供を産んだらマミートラックに乗せられて・・・。
というイメージがあるのかもしれませんが
そんな職場ばかりではありません。

私は入社して2年目に結婚、3年目に出産。

当時の上司からは、仕事もろくに覚えていないくせに。
と思われたかもしれませんが
専門職の強い職種だったこともあり
早めに子供を産んでも問題ないと判断しました(計画妊娠です)。

1人目出産して1年で復帰。

2年間は時短勤務で働き、4歳差で2人目出産。

技術の発展が早い業界なので
復帰後は大変なこともありましたが
20代で長女を出産して間違っていなかったと感じることも多くあります。


20代出産のメリット

20代出産のメリットはやはり体力がある。

子育てもの体力は使います。
子育てというのは
5分働いて5分休憩してを
子供が起きている間ずーっと繰り返しているようなものです。
ずーっと付っきりでなくとも疲れるものです。

そして、子供はわがままで理不尽です。

その底知れないエネルギーを受け止めるには親にも体力が必要です。
毎日成長、変化していく子供。
それに付いていくだけでも、ものすごく体力が必要です。

20代出産のデメリット

我が家もそうですが
子供にあまりお金をかけれません。
洋服も西松屋やユニクロ、しまむらで十分です。
フリマで高く売れそうな子供服ブランドはたまに購入しますが
汚されるのが怖くて、なかなか着させません!

週末も近所の公園めぐりです。
天気が良ければ、レジャーシートとお弁当を持って
朝から昼まで公園で過ごしています。

周りに気を使うのも嫌なので、外食は極力しません。

でも、それくらいです。

公園では、子どもと一緒に追いかけっこもしますし
むしろ長男が3歳になる2年後には
家族で同じスポーツ(夏はテニスかマラソン、冬はスキー)を
趣味でしたいです。

自分のライフプラン表の作成を!!

働く女性の多くは、自分の仕事に対して
誇りと責任を持つ方が多いように感じます。
特に仕事が楽しいと、ついつい出産を後回しにしてしまいますよね。

わかります。わかります。

私も今、仕事が楽しくて仕方ないと感じることが多いです。
お迎えを旦那に頼んで、残業をしてしまうこともあります。

出産前は1度も参加したことなかった
会社の人との交流会(夜)にも数か月に1回ですが参加します。
人のつながりが出来てくると、仕事はより楽しく感じます。

でも、出産には期限があります。
自分の将来、子供が何人欲しくて
どのような人生を歩みたいのか。

これは本当に早い段階から考えて設計する必要があると思います。

ライフプラン表とは、以下ののようなものです。

これを作成するだけで
子どもにどれだけお金がかかって、毎月いくら貯金してなど
長期で考えることができます。

私はExcelで作成しました。

生活のためにはお金は必要です。
なので、ずっと働くのか。いつまで働くのか。
いつ産むのか。

結婚したら、ちゃんと夫婦で話し合うことをオススメします。
いつか、いつか。
と思っていたら本当に、あっという間に
時間が過ぎてしまうと思います。

子供が欲しいと思ったら仕事での実績ではなく環境つくり

産後も働きやすい職場かの見極めは重要です。

産後はペースを落として働けるか、休みは取りやすいか。
職場に働くママがいれば、絶対仲良くなって話を聞いておいた方がいいです。

職場に働く先輩ママがいるか、いないかは重要です。

職場の子育てへ理解も当然必要ですが、
旦那さんの意識も重要です。

よく、産まれる前は
「子供が産まれたら、家事も子育ても一緒に手伝うよ」

と男性は簡単に口にするんです。

でも、実際産まれてみると

「●●が泣くから、ママだっこして」とか

「仕事で疲れている」とか

しまいには

「子供と過ごす週末より会社で仕事している方が楽」とか(← 我が家の旦那)

2人の子供なのに子育ては8割ママ。
というのが多いと思います。

我が家も失敗したので、どうしたら男性陣の意識を改革できるのか
難しいところですが、旦那さん教育も大切ですね。

高齢出産で出来た一人っ子の現実

最後に、少し。

私は高齢出産(初産が35歳以上)を否定する気持ちはありません。

しかし、少し現実をお話しできればと思います。
こういう可能性もあるということを
知っていただければと思います。

私の旦那さんはお義母さんが35歳のときに産まれました。

その後、お義母さんは子宮の病気になり、旦那さんは一人っ子で育ちました。
30年以上も前の話なので
今より高齢出産、一人っ子というのは珍しかったと思います。
お義父さんの勤務地の関係で家族3人、核家族で育ったそうです。

よく、お義母さんと話をすると
「●●(旦那)は産まれてからずーっと大人しくて手がかからなかった」
「本当にいい子だったわ」

と話されます。

でも、旦那の話を聞くと
「ずっと大人に囲まれて親にも気を使っていた、だから高校卒業と同時に家を出た。
大学も国立の夜間に通い、日中はバイトで学費とひとり暮らしの費用を稼いだ。
親の世話にはなりたくなかった。
それに、周りに比べて親が高齢なのは小さいうちから分かっていた。
だからいつも親に気を使って遠慮していた。」

と、言います。

「簡単に言うと、苦手なんだ。」と。

そして、現在35歳の旦那さん。
お義父さんは2年前に病気のため他界。
お義母さんも70歳。
今後、お義母さんになにかあれば一人で面倒をみなきゃいけないと。

今、高齢出産すると
自身の子育てと親の介護が重なるダブルケアの問題が話題になっていますよね。

でも、それって高齢出産で生まれた子供にとっても
ダブルケアのリスクが高いということです。

自分が高齢出産して、ダブルケアも辛いけど
親が高齢出産したためにダブルケアになるって、とても辛いですよね。

子育てが大変だから、お金がかかるから
そんな理由で高齢出産、一人っ子を選んでいるとしたら
もう一度考え直してみてもいいのではないでしょうか。

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