前回、認可保育園に妊娠中から見学に行き、出産後に申し込み手続きをした。
という保活のお話しをしました。
今回はその続きです。
認可保育園申し込みの結果が届きました
年が明けた1月6日、役所から封書が届きました。
入っていたのは不承諾通知
まさか落ちるとは思っていなかったので
目の前が真っ暗になりました。
10園近くも書いてまさか落ちるとは…。
就職活動で希望の会社に落ちたときよりもショックでした。
後日、役所の保育課に理由を聞きに行きました。
結果が通知された直後ということもあり
我が家と同じように不承諾理由を聞きにきたであろう
ご家族が何組もいらっしゃいました。
そして皆さんご存知かと思いますが
認可保育園に入園するためには各家庭の点数の高さで
優先度が決まります。
もちろん優先度が高い家庭の子供が認可保育園に入りやすいということです。
点数の付け方は各自治体によって少し違いますが
特に点数が高いのが
- 一人親家庭
- 単身赴任家庭
- 生活保護家庭
など、子供を育てるだけで大変であろうご家庭です。
両親ともに健康で共働きの場合は、
- 保育を必要とする時間が長いこと
- 兄弟が保育園に通っていること
- 障害をもっていること
- 現在すでに認可外保育園に通っていること
などが加算ポイントとなります。
あとは、子供の年齢によって保育枠数が違うので
0歳ほど枠が少なく入りにくく
3歳を超えると枠が多く入りやすくなります。
で、我が家の場合ですが
私は時短勤務で申請したため9時~16時。
旦那の会社はフレックス制ということもあって10~18時。
そのため書類上では、
保育が必要な時間は通勤時間を合わせても
8時~17時となってしまいました。
時短勤務を使用しても、実際の雇用契約の時間で見てくれる自治体も多いと思うのですが
私たちの地域は長女のとき(2011年)は実際の勤務時間でしかみてくれませんでした。
(第二子のとき2015年は雇用契約の時間に変わっていました)。
また勤務地が電車で20分程度(自宅からは40分)だったことも理由にされました。
(首都圏なので電車のみ時間1時間(合計1時間半)は珍しくない)
旦那の勤務時間も契約書では10~18時ですが
これは実際には朝は7時半に出て、夜は10時を過ぎるという毎日でしたが
残業時間は考慮しないと言われました。
私が実際の勤務時間で計算されたことを考えると
とても不平等に感じました。
また私たちの地域では親族が近くに住んでいるか遠くに住んでいるかは
選考理由には関係なく、
近くに両親(おじいちゃん、おばあちゃん)が住んでいて
両親の助けをかりながら長時間勤務できる人が選考に有利だと強く感じました。
認可保育園の不承諾通知に私は強い敗北感を味わいました。
月並みかもしれないけど高校は、まあまあの進学学校に行って
関東の大学出て、学生時代は遊んだけどそれなりに勉強して
学生時代に旦那に出合って
結婚してからも長く働けるようなキャリアではなく
家庭に重心を置けるような就職先を探して
勤務地に近い場所に引越して
その会社が女性が働きやすいように時短勤務という制度を導入してくれているのに
その制度のせいで、認可保育園不承諾とは
簡単には納得できませんでした。
近所に住む子供が同じ学年のご家庭は無事に認可保育園が決まったとのこと。
夫婦の旦那さんは肉体労働系のお仕事。
奥様は短大卒の保険会社勤務。
あー。これが学歴社会の崩壊なのかと…
いわゆる「学歴社会の崩壊」とは全く違います。あくまで個人の感想です。
また職業差別をしているわけでもありません。
完全に私の一方的な妬みです。
認可保育園に落ちたので
9月に出産して4月に復帰する予定でしたが
娘は1歳になるまで育児休暇をフルで取得することになりました。
保活を甘く見ていたわけではなかったけど
20代の夫婦にとって現実はとても厳しかったです。
保育園探しまた一から出直しです。