妊娠中の満員電車での通勤

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東京のような大都市へ通勤されている多くの方は

毎朝例外なく満員電車を利用されていると思います。

満員電車のすさまじさというのは

普段利用しない方からすると想像を絶するほど過酷です。

私も大学時代上京し

入学式が行われる武道館まで父親と

電車に乗るまでこんなにも大変だとは思わないくらいでした。

よく言われているのですが

まさに人と人に挟まれて地面から足が浮くぐらい

身動き一つとれなかったです。

幸い、今利用している路線は女性専用車両があり

会社まで20分ほど。

ラッシュのピーク後のため普段はそこまで苦痛には感じませんが、

妊娠期はそれなりに大変な思いで通勤していました。

妊娠初期の満員電車

まだお腹が目立たない時期ですが

つわりが酷かったため、20分の通勤でも地獄のようでした。

一人目のつわりは常に二日酔いのよう。

20分間電車に乗っていられず、途中駅で降り

数分休みまた電車に乗っていました。

また多くの人の記憶に残っていると思うのですが

2011年の冬、そう3.11と私のつわり時期はぴったり重なっていました。

関東も震度5強(弱)の揺れを感じました。

その影響でしばらくは電車の本数が減らされ、とても電車に乗れる状態ではなく

震災から1週間は会社を休まざるをえませんでした。

いくら胎児に影響がないと言っても

身体が浮くほどの満員電車には怖くて乗れませんでした。

妊娠中期の電車通勤

ようやくつわりも落ち着き

触ればお腹のふくらみが分かるようになってきました。

でも、まだ腰に負担がかかるほどお腹は目立っていないため

大きな負担なく過ごせました。

また、安定期に入ったという安心感や

胎動も少しずつ感じることが出来てきた

という精神的に安定していたため、

ストレスは少なく、妊娠前と近い状態で通勤していました。

妊娠後期の電車通勤

だんだんお腹が大きくなっていき

服の上からも目立つようになってきました。

この頃の通勤で辛かったのは

周りからの視線でした。

ラッシュほど混んでいないとはいえ席は全て埋まっていて、

つり革につかまって通勤することが多かったのですが

私が前に立つと、あからさまに嫌な顔をしたり

寝たふりをする方も多かったです。

もちろん、席を譲ってほしいとは思っていません。

ただ電車が急停車したときに危険なので

つり革に捕まっているだけなのですが

やはり、お腹の大きい人が目の前に立たれると

座っている方は気まずいですよね。

その方の気持ちも分かります。

朝の通勤時間ぐらい座りたいですよね。

みんな夜遅くまで頑張っていますからね。

でも、お腹が目立つようになると

悪いことばかりではありません。

当然、だれが見ても妊婦!!ですから

優しく席を譲ってくれた方もいらっしゃいました。

席を譲ってくれる人は大抵、若い男性。

既婚者と思われる方ばかり(さりげなく左手の指輪チェックしてました)。

同年代の20代女性はほぼ無かったです(笑)

ただでさえ妊娠期はとてもデリケートな時期。

出来る限りストレスなく仕事も続けたいですよね。

出勤時間を変更したり、旦那さんが同じ電車だと安心ですね。

でも、そう上手くいく方ばかりでないのも事実。

そうなると、できる限りすいてる車両に乗る等

自分ひとりで頑張らなきゃいけなくて

とても大変です。

本当に仕事に行くだけでも、つらいですよね。

私もこの業務が終わったら辞めよう。辞めよう。

と思っているうちに産前休暇を迎えていました。

でも、改めて仕事を続けていて良かったと心から思います。

だから、

仕事はいつでも辞められる。

続けられる間は1日でも長く。

本当に女性が、仕事も子供も諦めないでいられる社会になるといいな。

無理は禁物ですけど。

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