パパが育休を取得することで気を付けたことがあります。
それは、「長女にはパパが会社に行っていない」ことは伝えない。
ということです。
難しい問題だとは思うのですが、
パパの育休は2か月という限定的です。
そのため、長女が「私も保育園行かない!」と言い出したとき
うまく説得できるか、
パパが仕事復帰したあと、もとの生活リズムに戻れるのか。
いろいろ悩んだ結果。娘には伝えないという結論になりました。
それに、保育園を親の都合で長期休ませると、
「家庭での保育が可能」と判断され、退園にでもなったら大変です。
私の住む地域では、2か月以上親の都合で保育園を休んだ場合、退園となる可能性があるのです。
そのため、周りのママさんも2人目出産のときは
里帰りを諦めた方や、
1か月検診を待たずに自宅に帰ってきた方、
子供だけパパと自宅に戻り、1か月健診後にママも自宅に戻る方など
みなさん苦労されていました。
さて、パパが育休中と知らない長女ですが
赤ちゃんが産まれて、少し赤ちゃん返りをしていた長女にも変化があらわれました。
長女の変化
娘はパパが育休中は、
朝8時半に保育園に登園し、
夕方16時にお迎え(その後しばらく同じ育休中のご家庭の保育園友達と公園で遊ぶ)。
夜18時に夕食を食べ、お風呂に入ったら
寝るまでママかパパと遊べる。
という充実ライフを過ごしていたと思います。
私たちも、日中に家事や赤ちゃんの世話を手分けして行えるので
夜は長女のことを第一優先に考えてあげることができました。
実は、パパが育休取得前に仕事が忙しすぎて
ほぼ家にいなかった。という話を以前書いたと思います。
読んでいない方はこちらになります。
パパがいない寂しさ、赤ちゃんが産まれてくる楽しみ、お疲れ気味のママ。
という色々な環境変化もあって、
少し我がまま(甘え?)になっていたのです。
俗にいう、赤ちゃん返りですね。
具体的には、赤ちゃんのミルクを飲みたがったり、
私に隠れて、赤ちゃんにいたずらをしたり、
一人でできていたことも「ママやって。できない」と言うようになったり。
我が家は4歳差なので、そこまで酷くはなかったと思うのですが
赤ちゃんの世話で忙しいタイミングで、長女も我がままを言うんですよね。
きっと、ママをとられると思っていたんですね。
あとは、私一人だと、子供2人を寝かしつけるのが大変だったため
寝かしつけに関しては、どうしても赤ちゃん優先になってしまい
赤ちゃんが寝ないと、長女も寝れないという環境も良くなかったのだと思います。
それが、ママとパパの両方がいることで
赤ちゃんだけでなく、長女の要求にも応えてあげられるようになりました。
私も「ちょっと待って!」と言わなくてもよくなり、
長女に対する罪悪感がなくなりました。
また、たまには平日パパと娘だけで、
普段いけないような場所に遊びに行ったりでき、とても喜んでいました。
長女は3歳までパパと2人でお出かけすることができないくらいママっ子だったのがウソかと思うくらい
この期間で、パパと娘の距離もグーッと縮まったようで、
毎日「パパ、パパ」と言っていました。
2人目が産まれて、神経質になりがちな時期に
家族みんなで笑顔で過ごせたことは本当に良かったなと思います。