子どもを保育園に通わせているママさんで、「そろそろ習い事をさせたいな」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
習い事の種類もたくさんあるし、教室もいっぱいあって迷ってしまいますよね。
私には小学2年生の長女と保育園年少の長男の2人の子供がいます。私自身、子どもの習い事に悩んだ経験もあります。お友達がどんな習い事をどの程度やっているか等もたくさん見てきました。
そこで、保育園児のおすすめの習い事と、いくつ習い事をするのが良いのか?等を紹介しますので是非参考にしてくださいね。
保育園児の習い事いくつする?
保育園に通いながら習い事をしている子は2つのタイプに分かれます。
1つ目は、保育園側が習い事教室と提携している場合。もう一つは、保護者が保育園が終わったあとに習い事に連れていく場合です。
前者の場合は、保育料とは別に習い事の月謝を保育園に支払うことで、保育園まで習い事教室の送迎バスが迎えに来てくれたりするため、保護者が仕事を調整して習い事に連れていく必要はありません。体操教室など集団でできる習い事は、習い事の先生が保育園に来て教えてくれるケースもありますね。
こういう保育園に通っている場合は、ほぼ高い確率で習い事に申し込むご家庭がほとんどです。習い事の数も1つではなく、水泳、ピアノ、英会話と多岐にわたることも多いです。
都内の保育園や、民間が運営している保育園では、こういった保育園増えている印象です。
ただ後者のように、保育園側が提携する習い事をしていない場合、保護者が保育園終了後に習い事に連れていくことになります。
お仕事が終わる時間にもよると思いますが、長女が年長のころ周りで1番多くの習い事をしていた子でも、公文、体操、ピアノの3つでした。公文とピアノが平日、体操日曜日で、振り替えが可能な教室でした。
習い事を多くされているご家庭の特徴としては、ママが平日休みというパターンが多かったです。
ママとパパが土日休みのご家庭は、土日の習い事に通われているケースが大半でした。
我が家は、長女が4歳の時に自宅から徒歩5分の体操教室に、土曜日15時半から1時間の習い事をしていました。
習い事を始めたきっかけは、運動が好きな子だったことと、主人が隔週土曜日仕事で不在なこと、下の子が産まれたばかりで遠くまで遊びに行けないこと等が理由で通い始めました。
習い事、いつから通い始める?
長女は4歳年少のときに体操教室に通い始めましたが、その当時はまだ習い事をしているお友達は少なかったです。習い事をしていたとしても1つ。複数の習い事をしている子はいませんでした。
それが年中後半になると、習い事をしている子の数は増え、クラスの8割は何かしらの習い事をしていました。
習い事には、学習系と運動系、音楽系の3種類ありますが、男の子は運動系の習い事、女の子は音楽系の習い事をする子が多かったです。小学校受験を考えているご家庭は学習系がメインでした。
運動系で人気があったのは水泳。音楽系で人気があったのがピアノです。この2つはド定番の習い事でしたので、ママたちの間でも「〇〇教室の評判どう?」「△△教室の先生厳しいって聞いたんだけど実際はどうなの?」といった情報交換も盛んでした。
ほとんどのご家庭では、習い事=遊びの延長。将来何かの役に立つかもしれない。といった漠然としたイメージで、何か特別な目的を持って習い事をされているご家庭は少なかったように思います。
そして、習い事に関する話題が多くなったのは、年長後半のころです。小学校入学を意識し出したころですね。
そのころ話題になった習い事の種類は学習系です。英会話、公文、そろばん、習字を検討するご家庭が多かったです。
新1年生のための体験教室が多かったのも年長の秋以降でした。
習い事、いつまで続ける?
保育園の習い事は、小学校入学のタイミングで1度仕切りなおす必要があると思います。特に1年以上続けている習い事は、小学校入学後以降も続けるのか?ということを親子でしっかり話し合うことをおすすめします。
なぜなら保育園時代は「ただ単純に習い事が楽しい」というレベルから、「楽しい中にも一定の成長が求められる。お遊び感覚が許されない」という教室もあります。学校での授業に加えて毎日の宿題もあるので、習い事が子供の負担になってしまう可能性もあります。
周りを見てみるとバレエやピアノなどは、自宅での練習時間を確保するのに苦労したり、週2日以上のレッスンで指導が厳しくなり「自分で努力しない子」はついていけない印象があります。
ピアノは習い事を始めるときにご自宅にもピアノを用意されることが多いですよね。高いお金を払ってピアノを購入したのに、数年で子供が嫌になり辞めてしまっては、とてももったいないですよね。
習い事を年少で始めて小学校入学直前の約2年間通うのと、小学校1年生から3年生までの2年間通うのとでは、同じ2年間でも違います。保育園時代から習い事を始めるのであれば、小学校入学後も続けられる習い事が良いと思います^^
習い事、長く続けるには?
習い事を長く続けてもらうには、子どもの気持ちが1番ですよね。
まだ低学年のうちは「楽しくなければ続かない」でしょう。なので、1番は子供が楽しいと思える習い事。上手になりたいと思える習い事が良いと思います。
最初は、何に興味を持つかわからないので親が主体となって習い事を決めるケースもあると思いますが、「子供に向いてない」「子供が真面目にやっていない」のであれば、1度辞めさせるか、違う教室に変更するのもいいと思います。
我が家も1度体操教室を変更しています。最初の教室は悪くはなかったのですが、先生の性格と長女の性格が合っておらず、思い切って教室を変更しました。
せっかく通い慣れた教室を変更することに迷いもありましたし、子ども自身も嫌がりました。しかし、子どもは意外とあっさりと新しい教室に慣れ、数回通っただけで「新しい先生好き。教室変えてよかった」と笑顔で言っていました。以前の教室では「体操は好き」とは言っても、「先生が好き」とは1度も聞いたことが無かったので、先生との相性は大切ですね。
「友達から勧められて始めたけど、うちの子には合わなかった」という話はよく聞く話です。周りの評判だけでなく、自分の子供に合った教室を見つけるのが長く続けるコツですね。
まとめ
子どもに習い事をさせたいなと思ったら、まずは子供が楽しく通えそうな習い事を始めてみてください。実際に習い事に通わせてみると、普段の家での様子とは違った一面に気づくこともあります。
そうした中で、どんな習い事が合っていそうなのか、どんな適正があるのかを見極めてあげると良いですね。
周りが習い事を始めだすと、焦ってしまうこともあるかと思いますが、保育園時代の習い事は遊びの延長と考えているご家庭も多いため「可能性を伸ばすきっかけ」と考え、肩ひじ張らずに気長にサポートしてあげると良いですね。