共働き家庭の小学生の1日のタイムスケジュール。帰宅後のタスク公開!

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つい先日、会社の同僚とランチをしているときに「子供が小学生になったけど、学校で疲れるせいか夜20時半には寝てしまって毎日大変」と、話していました。

我が家も昨年度は長女が小学校に入学し、慣れるまでの数か月間は、新しい生活リズムに慣れず、毎日大忙しでした。特に、帰宅してから寝るまでの時間の使い方は本当に大事で、私も帰宅後は、夕食の準備、下の子の世話、家事、長女の宿題、長女の明日の準備と、慌ただしく生活しておりました。

ゆとり教育が終わり、私たちが子どものころに比べて現在の小学生は学校で過ごし時間も長くなっています。それに加え毎日の宿題と、習い事、学童があり、自宅で過ごす時間は限られています。

今日は、そんな小学1年生、2年生といった低学年の1日のタイムスケジュールを紹介します。
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共働き家庭の小学生の1日のタイムスケジュール

1年生、2年生の1日のタイムスケジュールです。

7:00 起床

長女の起床時刻は朝7時です。保育園時代は7時15分だったので15分早くなりました。でも、入学したばかりの新1年生1学期の頃の起床時刻は6:45でした。

最初は親の指示がなければ、次に何をしたらいいのか?何分までに終わらせるべきなのか?普段より準備が早めなのか、遅めなのか?といったことが分かっていませんでしたが、次第に親の指示がなくても、自分で考え行動するようになりました。

私の周りだと、子どもが小学生になり、起床時間が早くなったというご家庭は約7割でした。中でも、保育園時代は9時に登園させていたご家庭は、8時起床だったのが6時半起床となり朝がとても辛いとおっしゃっていたママもいました。

7:30~7:45 登校

長女の小学校は、登校時刻が7時45分~8時00分の間に登校するように通学班の集合時刻が設定されています。

自宅から小学校までは、大人で徒歩10分の距離です。入学直後の1年生のころは片道20分ほどかかっていたようですが、上級生のスピードに付いていくうちに、入学から1年たった今では徒歩13分ほどで学校に着いているようです。

登校班は6人前後の児童が1班となり、上級生が班長となり、毎朝所定の場所に集まって登校します。集合時間に遅れると、置いていかれるため集合時間に遅れずに行くことは大切です。

もし万が一、寝坊してしまった場合は、親が校門まで連れて行ってあげると安心ですね。

8:30~14:40 授業

長女の5時間目授業が始まったのは1年生の5月の連休明けからでした。

5時間目授業は月曜から金曜までのすべてです。火曜日と水曜日は、授業の開始が少し早まるため、下校は14時25分。

通常授業のとき、午前中で授業が終わるのは、終業式前の1週間、2学期と3学期の始業式後の3日間のみでした。

15:00前後 帰宅

1年生は授業終了後にグラウンドに集まり家が近い子同士で帰る決まりがあったので、結局、帰宅するのは15時前後でした。

もし、放課後に習い事を検討される場合は、16時以降の習い事がおすすめです。15時台の習い事は1年生のうちは通えたとしても、2年生になるとクラス変更や曜日変更ができる習い事でないと通うのが難しくなります。

運動会、遠足、校外学習の日は、内容によって帰宅時間が変わりました。

1番早い帰宅時間は、朝9時15分。小学校の卒業式の日です。朝6年生を各教室の廊下で見送ったら下校でした。

15:10~15:30 宿題

1学期が始まった直後は宿題が少ないですが次第に増えていき、漢字ドリル1ページ、計算ドリル1ページ、音読、算数音読が基本でした。3学期になると、縄跳びも加わりました。

宿題の量は小学校によって変わってくるので、少ない場合はプリント1枚という学校もあるようです。

長女の小学校は、漢字の「とめ」「はね」「はらい」を厳しく見る先生が多く、最初のうちは何度も書き直すことが多く、漢字ドリル1Pであっても苦戦していました。

宿題の時間は、1年生1学期のうちは1日15分。2学期からは1日25分程度かかると思っていたほうがいいです。

16:30~17:30 習い事

学校の宿題が終わって、おやつを食べると習い事の時間になります。

長女の周りでは、長女と同じようにほぼ毎日習い事をしている子がほとんどです。英会話や公文などの学習系に通う子、サッカー、水泳、体操、ダンスなどの体育系に通う子、ピアに通う子など様々です。

長女は現在

習い事スケジュール月曜日:そろばん
火曜日:そろばん
水曜日:体操
木曜日:剣道
金曜日:そろばん
土曜日:なし
日曜日:剣道

というように、土曜日以外はすべて習い事があります。1年生の2学期からこのスケジュールです。

種類としては、そろばん、体操、剣道の3つですが、そろばんが週3日、剣道が週2日となっています。その他にもタブレット学習のスマイルゼミを受講しています。

そろばんは特に曜日が決まっているわけではなく「月、火、木、金のうち好きな曜日に最低週2日は通うように」となっているので、行ける週は週3日、行けない週は週2日というように臨機応変に通うようにしています。

剣道も低学年のうちは、「来れる日だけでも来てください」ということだったので、長女の気分が乗らない日、家族でお出かけが予定している日はお休みしています。

体操も休みたいときは振り替えることができるので、他の予定と調整しながら続けています。

習い事は、詰込みすぎたり、強制すると、学年が上がるにつれ嫌がって辞めてしまう子が多いと聞いたので、細く長く続けてもらうことを最優先に考えて、毎朝「今日はそろばんだけど、行けそう?」というように、本人の希望を聞くようにしています。

17:50 習い事から帰宅

習い事から帰ってくるのは18時前後になります。

学校から帰宅後に長女はおやつを食べていますが、ちょうど小腹が空く時間帯なので、習い事から帰ると、ジュースを1杯飲んで、一息ついています。

18:00~18:30 宿題チェック・音読・プリントチェック・持ち物準備

長女が習い事から帰ってくると、宿題をチェックし間違いがあれば修正させます。宿題のやり直しにかかる時間は5分~10分です。

宿題のチェックが終わると、音読タイムです。1年生の音読は詩を一つ1回読む程度なので、数分で終わります。2年生になると音読の量が増え、1日10分かかるようになりました。

最初のうちは、持ち物のチェックも親子で行っていました。曜日によって時間割も変わり、それに伴う持ち物も変わります。

長女には保育園時代から、自分の準備は自分でさせるようにしていましたが、保育園は毎日同じものを同じ数だけ準備すればよかったのが、小学校は違います。1教科ごとに教科書、ノートをランドセルに入れ、鉛筆を削ったり、体操着を用意したりと、慣れるまでは毎日20分ほどかかって学校の準備をしていました。

親がやってしまった方が早いように思いますが、親が手を出してしまうと、自分で責任を持たなくなると思ったので、たとえ忘れ物をしたとしても自分で準備させるように心がけていました。親が準備を手伝うのは、折り紙、モール、サインペン、雑巾など特別な持ち物があるときだけです。

2年生になった今では、もう親が持ち物チェックすることもなくなり、自分で考えて用意できるようになりました。

18:30~19:30 夕食とお風呂

長女が習い事に行っている間に夕食は準備するようにしています。

まだ保育園に通う3歳の長男がいるため、私は仕事帰りに保育園により長男をお迎えをし、帰宅します。帰宅したら、長男がおやつを食べている約20分の間に夕食を準備します。

日によって多少のばらつきはありますが、7時半までに全てのことを終わらせることを目標としていました。

19:30~21:00 自由な時間

なぜ7時半までか?というと、長女がお布団に入るのが21時過ぎなので、19時半までに全てを終わらせることができたら、残りの1時間半は好きなことをしていい時間としていました。

好きなことをしていいので、テレビを見てもいいし、トランプやブロックで遊んでもいいです。私は、自宅で親子で過ごす時間も大事だと思うので、なるべくこの時間は一緒に過ごすようにしていました。

旦那の帰宅が早いときは、家族みんなで神経衰弱をしたりウノをしたり、寝室で倒立の練習をしたり、相撲対決をしたりします。

長女も、親子で遊ぶことを楽しいと感じてくれているようで、大事な親子のコミュニケーションの場となっていると思います。

21:00~21:20 就寝

保育園と比べ、起床も早く、授業に集中力して学習に取り組み、体育などで体を動かしているため、21時過ぎには寝かせるようにしていました。

特に入学直後は、とても疲れていることが多く早いときには20時半には寝ていました。

「まだ眠くない。遊びたい」と言っている日でも、布団に入ると5分もかからずに寝てしまうので、小学校生活は保育園と比べものにならないほど疲れるといえます。

子どもが「まだ眠くない」と言っていても、早めに布団に入るようにしましょう。

親ができる、共働き家庭の小学生の1日のタイムスケジュール

他のママと話しをしていても「最近の小学生って忙しいよね」「帰宅してランドセルを玄関に置いたまま遊びに出るなんて考えられないよね」と話すことがほとんどです。

そうなんです。長女を見ていても、小学1年生ってこんなに忙しかったっけ??と思うほどです。

そこで、子どもの負担を軽減させる親ができるサポート方法を教えます。

常に時間を意識させる

紹介したように、1年生からかなり時間を意識した行動が求められるようになります。

特に、朝の起床時間、登校時間、習い事の開始時間は遅れが許されない部分なため、早いうちから時計を意識した行動ができると良いですね。

休み時間も、1時間目と2時間目の間は5分とかなり短いです。図工の授業で絵具を使っても休み時間が短く片付けに時間がかかるため、絵具道具は学校では洗いません。汚れたまま袋に入れ、自宅に持って帰って洗うのです。休み時間は、あくまでトイレに行く時間と次の授業の準備をする時間になります。

でも1年生1学期の授業参観に行くと、休み時間にトイレに行かず遊んでいたために授業中トイレに行きたくなり、担任の先生に注意されている子がいました。

入学直後から、時間を意識して行動することが求めらるので、時計を見る癖をつけるといいでしょう。

時計の授業は1年生3学期になるので、それまでは細かい「分」が分からないかもしれませんが。時計を見て行動する意識があるだけでも子供は変わります。

自分で考えて行動する

文字の読み書きができて、計算ができるようになるのも大事ですが『自分で考えて行動できる子になる』というのは、もっと大事なことだと思います。

指示があれば動ける子よりも、自分で判断し行動できる子の方が、要領もいいですし、時間短縮にもなります。

最初は、子どもに考えさせるより、親が指示した方が早く終わるということも多いですが、

〇〇だから△△する

この、△△の部分だけが分かっても〇〇という理由が分からなければ、ずっと親の指示が必要となってしまいます。

最初は、親が指示した方が早く終わったとしても長い目で考えると、間違えたとしても子供自身が〇〇に気づき、行動に移すということが大切になると思います。

それを心掛けたおかげか、我が家では「宿題しなさい!」「明日の準備しなさい!」と親が子供に指示することはありません。子供が自分で考え、自分で宿題も明日の準備もやります。

最初は時間がかかってしまうと思いますが、いちいち指示を出すストレスがないので、とても助かっています。

頑張りすぎないように親がコントロールする

長女が小学校に入学するときに先輩ママから言われた言葉があります。

低学年で優秀な子ほど高学年で挫折するよ

これは入学直後は、それまでの幼稚園や保育園の特色の違いから、勉強ができる子、運動ができる子など個人差が大きいですが、それが同じ学校で過ごすうちに差が埋まってきます。

また、親の意思よりも本人の意思が強くなるため「低学年のうちは嫌だけど親がいうから頑張っていた」ことも「上の学年になってくると子供が嫌なことは親が何を言ってもやらなくなる」と教えてもらいました。

低学年のうちは親に褒められたいが根底にあって頑張るけど、次第に興味がないことには頑張れなくなるそうです。確かに周りの子でも、小学2年生、3年生になること子供ごとの好みがはっきりしてきて個性が強まるように感じます。

最初は、手を抜いていい場合と、真面目にやらなきゃいけない場合の区別がつかず何事も全力投球してしまいがちですが、徐々に、一生懸命頑張ること、ほどほどに頑張ること、まあまあ頑張ることと、力の使い分けがうまくできるように、サポートしてあげましょう。

入学直後は、自分の子供が平均なのか?平均より上なのか?平均より下なのか?と、気になってしまうことも多いと思いますが、得意なこと、苦手なことがあるのは当たり前なので、苦手な部分にだけ注目して追い詰めないようにしてあげることも大切ですね。

まとめ

小学校に入学して、それまでの1日の流れとの違いに戸惑うことも多いと思います。

親もサポートが多く、頭いっぱいになることもありました。

子どもも最初は上手くいかず、予想以上に時間がかかってしまったり、間違えてしまうこともあります。親心からついつい口を出してしまったり、手を貸したいと思うことも少なくありませんが、誰でも最初からうまくできる子はいません。

学校に慣れ、1日のタイムスケジュールに慣れるにつれ、子どもが一人でできることも増えていきます。頼りなく見えても「子供に任せてみたら案外大丈夫だった」という経験も増えていきます。

学校生活に慣れてきたら、徐々に子供が自立できるように、まずは口出しを止めてみる、その後、手を貸すのを止めると、サポート範囲を減らしていきましょう。

我が家では、2年生の長女に声をかけるのは

  • 朝起こすとき
  • 学校に行く準備
  • 夜寝る時間を教える

この3つだけです。それ以外は、子どもが自分で時計を見て行動しています。自分で考え行動すると、自分のやってことに責任が出てくるため「やらされている」のではなく「やっている」という感覚になると思います。

同じタイムスケジュールで行動しても、人から指示されて行動するのと、自分で判断して行動するのとでは、気持ちの持ち方が違うので長期的にみると、後者のほうが子供の成長につながると思います。

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