毎日、子どもを朝保育園に送り届けているママさん、パパさんお疲れ様です。
皆さん、保育園の送り迎え憂鬱じゃないですか?
私は毎日、朝が嫌で嫌で仕方ありませんでした。毎日、憂鬱になりながら子どもを起こし、着替えを済ませ、朝食を食べさせ保育園に連れて行っていました。
きっと私と同じように、遅刻しそうになりながら毎日保育園に駆け込んでいるママや、パパも多いはずです。
そこで、我が家が朝遅刻しないようにしていた工夫をお伝えします。
以前書いた、保育園に朝間に合わない5歳児が変わった方法も一緒に読んでください。
目次
保育園朝間に合わない原因は?
きっと、子どもによって朝の準備がスムーズに行かない理由があるはずです。
たとえば、
- 朝起きてくれない
- 朝ごはんを食べない
- テレビをみて準備が進まない
- おもちゃで遊んでしまう
- 機嫌が悪くグズる
- 全部自分でやりたがるため時間がかかる
などなどです。中でも1番多いのが「朝起きてくれない」だと思います。
朝起きてくれないときの対処法
子どもが朝起きれないのは、夜寝るのが遅いということも理由の一つかもしれませんが、我が家の長女の場合、夜20時に寝ようが、夜21時半に寝ようが朝は起きてくれません。
毎朝、私か旦那が5分起きに声をかけようやく起きます。目覚ましなんて全く役に立ちません。現在は小学1年ですが、未だに朝は起こすのに苦労します。
しかし長女、休日は朝起きるのが早いのです。理由は、見たいアニメがあるから。
そうなんです。平日は石のように動かない長女も、休日は自発的に起きれるのです!!
これって結局、何のために朝起きる必要があるのか。朝早く起きることでどんなメリットがあるのか。が本人が分かっていないために、「朝起きよう」と気持ちが持てずに、朝起きれないに繋がっているですよね。
大人だって、会社に行くのが嫌な日は布団から出たくない気持ちになりますよね。それと同じなんです。
なので、我が家は朝も子ども番組を見せるようにしました。朝、子どもの枕元に行き「もうすぐ、長女ちゃんが好きなアニメが始めるよ~」というだけです。
そうすると、布団からガバっと起きてきて、急いでテレビの前に走り出します。もし、ちょっと起きるのが遅れてしまったときには番組は始まって途中から見るか、完全に終わっているかのどちらかですので、子どもは自然と「次の日はもっと早く起きたい」と思ってくれるようになります。
これに慣れてきたら我が家では、声掛けの回数を減らすようにしていきました。
その理由は、朝起きれなかったとき「ママが朝起こしてくれなかったから」と、親の責任であるかのような発言をしたからです。
子どもに、親が起こしてくれるのが当然だと思われると、子どもが「親が起こすのは当たり前。私は朝起きてあげている」といった勘違いをしているのではないか。と思ったからです。
私は、朝起きるのはあくまで自分のためであって、人に起こされたから起きるというのは、子どものうちから無くすべきだと考えています。
なので子どもには「なぜ朝起きなければ行けないのか?」「朝起きることでどんなメリットがあるのか?」の2点は何度も言い聞かせるように心がけています。
ただ、この方法が通じるのは3歳過ぎからだと思います。2歳でも好きな番組で早起きを促して朝起こすことはできると思いますが、2歳だと丁度イヤイヤ期ですよね。「もうおしまいね」と言ったときに、グズらすに終えることが出来ないようなら、テレビでは釣らない方がいいでしょう。
朝ごはんを食べないときの対処法
朝はやく起きてくれても、準備に時間がかかってしまっては元も子もありません。我が家の場合、長女も長男も「朝ごはんを食べてくれない」「朝ごはんを食べるのが遅い」というのが1番の悩みでした。
長女はもともと食が細かったこともあって、毎朝30分かけてバナナ半分だけということも多かったです。2歳のときです。
食べさせてあげないと食べないとかであれば、手伝ってスピードアップを狙えるのですが、長女の場合、口に物を入れても口を動かさないんです。だから、バナナも1口食べてはその1口が5分も口の中に残っているんです。
最初は付きっきりで「はい。もぐもぐして~。1,2,3、4」と一緒にやっていたのですが、毎日それをやるのもシンドくなり、もう固形物を食べさせるのは止めました。
代わりに用意したのが、ヨーグルトと赤ちゃん用のせんべい。ヨーグルトはほとんど噛む必要はないし、赤ちゃん用せんべいも口に入れると溶けます。まずは、その2つを食べさせ、時間があればバナナかおにぎりを食べさせました。それでも時間がかかるときは、ヨーグルトも飲むヨーグルトにしていました。
完全に、栄養面は無視!!とにかく、何か食べさせることだけに気を使いました。
それに、一人で食べてくれないと、私も自分の時間が間に合わないので、一人で食べれる、こぼしても掃除が楽、といった基準で朝食は用意してくれました。
夏はコーンフレークなども重宝しましたよ。
保育園なのに朝ごはん食べない子はコーンフレークや菓子パンでも良い?
そんな長女も小学生になった今は、朝10分で食パン1枚を完食して学校に行きます。
あんなに「早く食べて」「早く食べて」と言っても、全く食べてなかった面影は少しもありません。
なので、朝はとにかく時間が限られているので、「限られた時間内に食べれるもの、食べてくれるもの」を優先に食べさせるのが良いと思います。
成長とともに、いろんなものも食べてくれるようになりますし、食べるスピードも早くなります。
テレビをみて準備が進まない
朝、起こすのに有効なテレビですが、テレビに夢中になって準備が全然進んでいなかったということもあります。
朝のN●Kの子ども番組の良い点は、1つの番組の時間が短いというところです。
そのお陰で「この番組が終わったらご飯終わりね」「このアニメのうちに着替えてね」といった指示が出しやすくなります。
しかし、悪い点はCMがない為に、見ている番組と次の番組の切り替わりが分かりにくいことです。民放なら番組と番組の間にCMが入るので、そのタイミングでテレビを消したり、トイレに行ったり、着替えたり、歯を磨いたりと、次の行動をするきっかけになりますが、それがないので、目線は常にテレビに向いたままということも少なくありませんでした。
一つの番組が終わった瞬間にテレビを消せればいいのですが、そのためには私もテレビの前にスタンバっておく必要があり、テレビを消すためだけに数分ロスするのは地味にストレスでした。
そんなときは、スマホのタイマーを使って、事前にテレビ番組が終わるタイミングに合わせてアラームをセットしていました。
わざわざテレビを消すだけに・・・と、私も思いましたが、アラームがなることで、子どもたちも「時間が来た!」と分かるので、グズることはほとんどありませんでした。
なぜだか、私が「時間だよー。テレビ消すよー」というと、「えー。嫌だ」と返す子どもたちも、アラームがなると「仕方ないなー」ってなるんですよね。なぜですかね。機械的な方が諦めが付くのかな。
おもちゃで遊んでしまう
おもちゃで遊んでしまうというのは、長男の場合によくみられます。
長男は長女と違って、朝はスムーズに起きてくれるし、朝食もよく食べてくれます。
そうです。準備が終わるのが早すぎて時間を持て余すのです。
長女は朝弱いタイプ、長男は朝強いタイプなので必ず長女を先に起こすようにしているのですが、長女が起を起こしていると、なぜか長男が先に起きてしまうんですよね。
そのため、長男は登園するまでに家で待機する時間が長いのです。そのため、出るまでおもちゃで遊んでていいよ。となるのですが、おもちゃで遊びだすと、今度はこちらの準備が終わってもまだ遊んでいて、結局家を出るのが遅くなる。ということが多いです。
3歳を過ぎてからは、ようやく一人で絵本を読んだり、パズルをして待ってくれるようになり、お互いにタイミングが合わないということが少なくなりました。
機嫌が悪くグズる
なぜか機嫌が悪い日ってありますよね。熱を計っても平熱だし、食欲もある。鼻が詰まっている感じもしないし、便秘や下痢でもない。睡眠もしっかり取れている。原因はよく分からないけど、とにかく機嫌が悪い。
そんな日ありますよね。
そういうときの対処法は・・・。とにかく機嫌を取って準備をしてもらうことが多いのですが、それでも難しい場合は、もう遅刻覚悟で出社を30分遅らせます!!
朝30分遅れてもいいやって思うと、親も精神的にすごく楽になるので、イライラが減ります。
不機嫌な子に対して強く当たっても、火に油なので、とにかくこちらが冷静になる必要があります。
親である私達が1番イライラしてしまう理由、それは「会社に遅刻するかもしれない」というものです。しかし、子どもは自分のことに精一杯なので、親が会社に遅刻するかは問題ではありません。
どちらかが折れるしか無い状況であるならば、親が折れるしか無いのかなと思います。親のほうが大人ですからね。
そんなことしていたら、会社に遅刻してばかり!!と心配になるかもしれませんが、遅刻しても良いやってこっちが開き直ると、結構その後はスムーズにことは進み、意外と間に合うことが多いのです。
私は、この方法で実際に会社に遅れて行ったのは数回ほどしかありません。なので、とても重要な会議がある日意外は、「遅刻してもいいや」という気分で子どもたちのグズりに付き合っています。
全部自分でやりたがるため時間がかかる
全部自分でやりたがるため時間がかかるというのは、子どもが2歳ぐらいになって「何でも自分でやりたい。でも出来ない。なんで出来ないんだ!!ムキーッ!!!!」ってなるイヤイヤ期に多かったです。
靴を履くのにも時間がかかるし、保育園まで徒歩5分なのに、20分以上かかる。
この時期が1番コントロールが効かず大変でした。
このときの対処法は・・・ありません!!!!
とにかく早めに行動して、余裕を持って行動するのみです!!!!!
私は、こういったとき「この子も早く自立しようと頑張っている。きっとここで苦労かけている分、来年の今頃は自ら動いてくれる子になっているはずだ」と、とにかく前向きに前向きに物事を考えるようにしていました。そうでないと「ムキーッ!!!!」ってなってしまいますからね。
イヤイヤ期で1番大変なのは半年ぐらいでしょうか?緩やかに始まって、緩やかに終わるといったイメージです。イヤイヤ期が終わると格段と手がかからなくなるので、そのときの辛抱だと思って耐えてください。
雨の日の対処法
徒歩か自転車で登園しているご家庭にとって、雨の日の朝はとても憂鬱ですよね。我が家は雨の日は、普段より10分~15分は早く家を出るようにしていました。
ただでさえ荷物が多いのに、子どもにレインコートを着せて、長靴を用意し、傘を持たせる。
子どもは雨の日が大好きなので、テンションが上がり、傘をくるくる回しながら、長靴で水たまりにダイブ。
水たまりを見つけると、無我夢中で走り出してしまうので、道路を歩いているときは常に車、自転車、歩行者を気にしながら登園していました。
まだ、子どもが小さいうちは、抱っこ紐か、ベビーカーにカバーをして登園していました。早く歩けるのは抱っこ紐ですが、荷物が多いときに助かるのはベビーカーでした。ベビーカーは坂道がない地形であればとても便利だと思います。
まとめ
- 朝起きてくれない
- 朝ごはんを食べない
- テレビをみて準備が進まない
- おもちゃで遊んでしまう
- 機嫌が悪くグズる
- 全部自分でやりたがるため時間がかかる
朝の準備がスムーズに行かない6つの理由の場合の対処法を紹介しました。きっと、ご家庭によって合う合わないがあるとは思いますが、どれが親と子どもに合うかは試してみないと分からない部分も大きいと思います。
色々試してみて、どうしようもないというときは、モノで釣ってもいいと思います。
「夜帰ったらゼリー食べよう」とか、「早く準備が出来たらトマトに水あげよう」など、何か子どもが前向きになる言葉であれば、モノで釣ってもいいと思っています。
よく、子供をモノで釣るのはダメだって聞きますが、要はさじ加減だと思います。
毎回だと子供も学習して味をしめますが、たまに頑張ったときのご褒美感覚で出してあげるのは問題ないと思います。
あくまで個人的な感想ですが、親がイライラ、ピリピリして子供と接するよりは多少、ゆるくても度を越さなければ、その方がいいと思います。
ママもその方が楽でしょ?
私は出来る限り楽しく子供と過ごしたいので「朝大変だった」と感じたときには、お迎え後はゆっくり過ごすようにしています。