0歳から保育園を後悔しない4つの心構えと不安を乗り超えたきっかけ

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まだしっかり歩くこともできない0歳児を保育園に預けるのは不安もあると思います。

私自身、長女を1歳の誕生日から、長男を生後9ヶ月で保育園に預け仕事復帰しました。その中で様々な葛藤や悩みを抱えたこともあります。

その中で、事前に知りたかったな、もっと準備をしておけばよかったなと感じることがあったので、これから0歳児を保育園に預けて仕事復帰をしようと考えているママの役に立てる情報をお伝えします。

0歳から保育園を後悔しない4つの心構え

0歳から保育園を後悔したいために大切なことは、

  • かわいそうだと思わないこと
  • 子供が月に1回は風邪をひくことを覚悟すること
  • 通院できる小児科、耳鼻科、皮膚科をリストアップしておくこと
  • 辛いときには我慢せずに「辛い」と言おう

この4つだと思います。

かわいそうだと思わないこと

まずは、かわいそうだと思わないことです。

これは、子供に対してもそうですし、自分に対してもです。

かわいそうだと思い始めると、どんどんマイナス思考になるので、できるだけそう思わないようにすることが大切です。

それには「なぜ子供を保育園に預けて働くのか?」という部分をしっかり自分の中で考える必要があると思います。目的さえしっかりしていれば、かわいそうという気持ちは減ると思います。

それに0歳から保育園って、子供自身はかわいそうだって思っていないと思います。まだ物事を深く理解出来ていないこともあると思いますが、子供からしたら自宅と保育園は同じような環境だと思っているはずです。

それは、我が家の長女と長男を見てても思うことですが、私自身が生後10ヶ月から保育園に預けられていたという経験から思うことです。

長女も長男も保育園が大好きですし、私も保育園に嫌な思い出は一つもありません。

確かに、最初は慣れるまで泣くかもしれません。ママと保育士さんは一緒ではないので、関係性が築くまでは少し時間が必要かもしれません。

ママも産まれてからずーっと一緒だった赤ちゃんを、プロの保育士さんと言えども他人には変わりないですから不安もあると思います。

しかし、一生子供の側にいるわけではありません。その不安は、子供が0歳児でも3歳児でも変わらないと思います。

もし、どうしても働く意義や、不安が解消されないのであれば、無理して働き続ける必要はないのかもしれません。やっぱりママが笑顔で過ごすことが赤ちゃんにとっての幸せにもつながると思うので、どうやったら、笑顔で過ごせるのか?といった点も考えてみるといいですね。

子供が月に1回は風邪をひくことを覚悟すること

働くことの意義や、不安を乗り越える決意を持つことができたら、次は、子供を抱えながら働くことの覚悟が必要です。

まず長女、長男ともに0歳児のころの1番の悩みは、頻繁に風邪をひくことでした。

保育園に通うようになって、それまで1度も熱も鼻水も出したことが無かったのに、2週間おきに発熱していました。

長女の場合は週末熱を出すことが多く、休日診療をしている病院を探すのに苦労しました。長男は月曜や火曜といった週明けに発熱することが多く、病院探しには苦労しませんでしたが、会社を休むことが多かったです。

風邪の頻度は月齢が上がるに連れ減ってはいきますが、2歳から3歳までは頻繁に風邪をひいていたと思います。

また、風邪の他にも様々な感染症が保育園では流行ります。主なものだけでもアデノウイルス(プール熱)、ヘルパンギーナ、はしか、水疱瘡、りんご病、インフルエンザ、胃腸炎があります。これらに感染すると1週間は保育園を休みことになります。

1週間も休み感染症なんて、大人ならインフルエンザぐらいですよね。でも子供の場合は、こんなにあるんです。

本当にパンデミック並に急激に流行ります。

保育園側も色々と対策をしてくださっていますが、同じ空間で過ごす時間も長いので、どうしても避けられないと考えたほうがいいです。

そういった状況を覚悟しておくだけでも、精神的にもいいと思います。

通院できる小児科、耳鼻科、皮膚科をリストアップしておくこと

子供の突発的な風邪や、発熱などの症状を診てもらうための病院をいくつかリストアップすることもオススメです。

これまでも予防接種などで普段利用している小児科はあると思いますが、子供の発熱時にかかりつけ病院が定休日ということもあります。

そうしたときに、事前に他の病院の情報を持っているだけで選択肢の数は増えますね。

子どもが風邪のときって親も気持ちに余裕がないことも多いので、どこにどんな病院があるのか?だけでもしっかりと確認しておきましょう。

特に、普段利用することが少ない耳鼻科や皮膚科もチェックしておいてください。

子どもが風邪をひいて鼻が出るとき、鼻水が長引くと中耳炎になりやすくなります。軽い中耳炎は小児科でも診てもらえますが、早く治したいというときは耳鼻科が確実です。

また多くはありませんが、皮膚トラブルに悩むこともあります。

長男は1歳児クラスのとき突然足に蕁麻疹ができ、急いで皮膚科に連れて行った経験があります。蕁麻疹からとびひにもなりました。その後も通院が続いており、なかなか合う薬がなく現在のところで2階病院を変えています。

皮膚科といっても様々で、薬の合う合わないが1番多いのが皮膚科だと思います。

なので、実際に通院したことがなくても、どんな病院なのか?診察時間はどうなのか?定休日は何曜日なのか?

といったことだけでもチェックしておくと良いです。

0歳児を病院に連れていくのって本当に疲れますから、少しでも負担を軽くしておくと良いですね。

辛いときには我慢せずに「辛い」と言おう

仕事、子育て、家事に疲れ果てることもあるでしょう。

そんなときは、我慢せずに「大変」「つらい」「助けて欲しい」などと、周りの人に弱音をはいてください。

私も会社や保育園では笑顔でニコニコしていても、心の中で何度も「もう限界!」と思ったことがあります。

「もう限界!」と思ったということは、もう限界なんですよ。休まなきゃダメです。

ただ、弱音をはける相手がいなかったり、弱音をはいても何も変わらないってことが分かっている場合は躊躇してしまうかもしれません。

そんなときは、色々とサボりましょう。

夕食を作るのを止めて、お惣菜で済ませてもいいし、普段9時までには寝かしつけをしてても、その日だけは10時でも良いし、11時でもいい。仕事を半休とって自分だけゆっくり過ごしてもいいです。

だって、そうじゃないと続かないです。まだ子育ても始まったばかりです。最初から完璧にはできません。最初は40点ぐらいでもいいんです。

最初から完璧を目指すのではなく、細くとも長く続く方法を考えた方がラクになると思います。

また、相談できるママ友を作るのも大切です。特に自分の子よりも年上のお子さんを育てているママと仲良くなれれば、いろんなことを教えてもらえるので、とても心強いです。

0歳のうちは子どもの発育に関する悩み、2歳になればトイレトレーニングの悩み、4歳になれば運動能力や学習面での悩みと、子育てに関わる色々な悩みが出てくると思います。そんなときにも先輩ママが近くにいると、アドバイスをもらえるので、一人で悩みを抱え込むことが少なくなります。

なので、横のつながりだけでなく、縦のつながりを持っておくと良いと思います。

0歳から保育園の不安を乗り超えたきっかけ

私は0歳児から保育園に通っていて、母は昨年定年退職するまでずっと働いていたのですが、そんな母に、長女の仕事復帰前に「不安だ」と相談したことがあります。

そんなとき母に言われた言葉が

「本当に仕事を辞めたいと思った時はいつでも辞められる」

です。

私が住んでいる地域は待機児童も多く希望者全員が保育園に入れるわけではありません。そうした環境で、「不安だからやめる」という決断をするのは安易だと言われました。

そう言われれば、確かにそうなんですよね。

会社は私がいると助かることもあるかもしれない。でも、私じゃなきゃダメということは無いんですよね。私が辞めたら、最初は不都合があるかもしれないけれど、新しい人材が入り、またしばらくするとそれまでと変わらない状態に戻る

そう思ったら「とりあえずやってみてから考えよう」という前向な考えに変わりました。悩みながら進むより「まずは試してみよう」とポジティブに考えを変えることができたのは良かったと思います。

それに我が家の場合、子どもは2人以上欲しかったので、もしも仕事を辞めてしまったら次に働けるのは下の子が3歳になって幼稚園に通うようになってから。たとえ2歳差だったとしても最低5年は働けません。

5年間のブランクって大きいですよね。仕事を選ばなければ仕事は見つかるかもしれませんが、まだ小学生以下の子どもを育ててるとなると難しいですよね。

私は仕事は好きでしたし、育休も取って戻れる場所があるのであれば、それを選択しないことの方が勿体無いと最終的には判断しました。

保育園に預けたことを後悔したこと

長女が1歳の誕生日から保育園に入り現在は、長男が2歳児クラスに在籍しています。子どもたちを保育園に通わせながら働くこと7年。

色々なことを経験しましたが、保育園に預けたことを後悔したことはありません。

それは、保育園の先生方が子どもたちを温かく熱心に見てくださっていることと、日々の子どもの保育園での様子や笑顔を間近で見てきたからこそそう感じるんだと思います。

本当に長女も長男も保育園大好きなんですよね。特に長男は若い先生と遊べるのが嬉しいようでお迎えに行くと、いつもニコニコというか、デレデレしてます。

ただ、仕事との両立が大変だと感じたことは何度もあります。

仕事が忙しいときに子どもが風邪をひいてしまったときに「仕事休めないのに!」と思ってしまったこともあります。

思い入れのある仕事の場合、どうしても自分の手で最後まで完成させたいという気持ちが強くなり「同じ親なのにどうしていつも私だけが休まなきゃいけないの!」と不公平に感じたことは何度もあります。

特に、我が家は夫婦だけで子育てをしているので余計にそう思うことはあったと思います。

でも、それは私の問題で、子どもの問題ではありません。子どもたちのことを心配して保育園に預けたことを後悔したことはありません。

でも、それは私がそうだっただけで全ての人が同じように思うとは限りません。

私の実家は遠方で母も父も仕事をしていたので長女のときも、長男のときも里帰り出産もしませんでした。長女のときには1週間母が手伝いにきてくれましたが、長男のときには母の仕事も忙しい時期でしたのでファミサポなどの手を借りながら、どうにか自分たちだけで子育てをしました。

旦那の仕事も忙しかったため、毎日毎日子どもと2人っきりで過ごすことが多かったです。子どもは可愛かったのですが、正直息が詰まりそうな日々でした。

保育園が決まって仕事復帰が決まると「ようやく自分の時間が持てる」と、開放された気分になりました。

たぶん、私は専業主婦に向いていなかったんだと思います。だから、仕事は私にとって子どもとの距離感を保つためにも必要なものだと、今は考えています。だからこそ、今も仕事をセーブしたいと思うことはありますが、仕事をやりたくないとはなりません。

同級生で仕事を辞めて家庭に入った子も何人かいますが、本当に子どもといるのが楽しくて仕方がないという考えの子ばかりなので、尊敬してしまいます。

まとめ

最初は不安だった0歳児保育ですが、気づけば長女は小学生となり、長男はもうすぐ年少クラスです。

私が子どもを保育園に預けて後悔しなかった要因は

0歳から保育園を後悔しなかった理由

  • かわいそうだと思わないこと
  • 子供が月に1回は風邪をひくことを覚悟すること
  • 通院できる小児科、耳鼻科、皮膚科をリストアップしておくこと
  • 辛いときには我慢せずに「辛い」と言おう

の4つだと考えています。

もちろん優しい保育園の先生、相談できるママ友、理解ある職場環境など沢山の人に支えられてきたということもあります。

子どもたちにとって保育園は、もう一つの家族で、0歳児から一緒に育ってきたクラスの子は友達でもあり兄弟のような関係です。大家族みたいなものです。

保育園に通うようになって、朝から夕方まで保育園で過ごしても、お迎えに行くと「ママー」と笑顔で駆け寄ってくれますし、家に帰るとそれまでと変わらない親子の時間です。

仕事で離れていたぶん、こどもは可愛いいですし、また明日も頑張ろうと思えます。

まだまだ、0歳児保育に対して不安なことはあるかもしれませんが、いっぱい考えて、いっぱい悩んで出した結果であれば、それが正しいと思いますので、後悔しない選択をしてくださいね。

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