子供の花粉症って増えていますよね?我が家は小1の長女がまだ花粉症と診断されたわけではないのですが、毎年この時期になると鼻が出て、時折クシャミも出ます。
昨年まで通っていた保育園でも、約半数近くの子が花粉症らしき症状に悩んでいました。
大人なら自分で、薬を飲んだり、マスクをしたり、目薬をしたりと色々と対策ができますが、まだまだ小さい子どもの花粉症対策って難しいですよね。それが、まして日中保育園で過ごす子どもの場合は大変です。
なので、6歳の長女が自ら行っていた花粉症対策と、保育園が行ってくれた花粉症対策を紹介したいと思います。
花粉症の子が保育園で出来る対策は?
保育園に子供を預けていると、保育園で過ごす時間が長くなるためどうしても子供自身が花粉症の対策が出来るようにしなくてはいけません。
一番簡単なのは、毎日マスクを着用させることです。
最初は嫌がるかもしれませんが、子供自身マスクを着用することでクシャミや鼻詰まりといった症状から開放されると感じることができれば、嫌がらずにマスクを着用してくれるようになります。
朝登園する前に、マスクの上に吹きかけるスプレーをしてあげるとより効果が期待できるかもしれません。
マスクの着用は保育園でも認めている割合が高いのでオススメです。
外遊びから戻ってきたあとの手洗いとうがいも念入りにやるようにと子どもには伝えていました。
マスクの他にも、花粉を防ぐメガネもありますが、メガネは保育園によって判断が分かれる可能性があります。と、いうのも視力矯正のためのメガネとは違って、花粉防止用メガネは視力に影響しません。
まだまだ走り回ることが多い子どもの場合、転倒した拍子にメガネで怪我をする危険があると園が判断することもあるため、購入前にはしっかりと保育園側に相談しましょう。
園によっては、部分部分での着用を認めてくれるかもしれません。
また、花粉症の症状が酷く出ている日は、屋外で遊ぶことを避けるようにお願いすることも出来ると思います。
クラスの子が屋外あそびをするときに、他のクラスに行き屋内で遊ぶようにするか、園長先生室で過ごすことを認めてもらうなどです。
長女の友達も花粉症の症状が重い日は、屋外遊びはせず屋内で過ごしていました。
花粉が付きにくい表面がツルツルした素材の長袖をもたせて、屋外遊びのときに着せる工夫もしていました。
花粉症は、風邪や病気とは違うため、保育園によって対策が変わってくると思います。
長女が年長だったころ、クラスに花粉症の子が多かったことと、担任の先生も花粉症だったこともあって、外遊びから戻ってきたときには玄関で上着と帽子を脱ぎ、教室まで花粉を持ち込まないように配慮してくださったり、なるべく室内で遊ぶ工夫をしてくださっていました。
ただ、自宅と同じような花粉対策はできないことも多いため、子ども自身が花粉症の対策をするのが大切です。
長女の場合は、薬を処方してもらっても鼻水が出るのは止められなかったので、鼻を噛みすぎて、赤くなって、乾燥から切れてしまうこともありました。そのため、保湿性の高いポケットティッシュを毎日持たせるようにして、鼻の乾燥を防ぐようにしていました。
私も花粉症なので花粉症の辛さはわかるのですが、花粉が多い時期は、熱は無くても体調も良くなく、頭がぼーっとしていることも多いです。何かに集中しようと思っても疲れてしまい、集中力が低下してしまうことも多いです。
薬の副作用で眠くなったり、ダルくなったりすることもあります。
それに、鼻が詰まっているときは食欲もなくなりますよね。子どもも同じだと思うので、昼食の時間は長めにとってもらい、しっかりお昼寝の時間を確保してもらえるように保育園側にもお願いしておくと安心ですね。
保育園によっては、花粉対策機能のある空気清浄機をお昼寝のときに設置してくれるようです。
目薬や薬は保育園に持っていける?
目が痒く掻いてしまい目が充血するような子の場合は、医師から処方された目薬に限り保育園で点眼してもらえました。
ただ飲み薬は禁止されているため、自宅での服用に限定されていました。長女の保育園では、飲み薬は以前は保育園でも飲ませてくれていたのですが、管理が大変ということもあって、風邪薬等も禁止されています。
花粉症が原因と思われる肌荒れの場合には、クリームタイプの塗り薬を子ども自身が塗るのであれば、持ってきても良いということになっていました。こちらも医師から処方された塗り薬のみ認められていました。
目薬も塗り薬も毎日、決められた時間にのみ使用することができ、使用した日には必ず担任の先生から保護者に使用した時間が書かれた紙が渡されていました。
薬を保育園でどう扱うのかは、保育園によってルールが決まっていると思うので、病院に行く前に保育園に相談すると良いですね。
もし薬が禁止されている場合でも、目元に白色ワセリンを塗るなどの対策が可能か聞いてみるといいでしょう。白色ワセリンは身体に入っても何の害もないとされているので、認めてもらえるかもしれません。
まとめ
オススメの対策法は
マスク、手洗い、うがい
です。基本中の基本ですが、これが一番確実です。
そして無理せず、睡眠と休息をしっかり取って、ゆっくり過ごすことです。睡眠は本当に大事です。
保育園で薬を預かってもらえるときは、服用時間と量をしっかりと伝え間違いのないようにしましょう。子ども自身が自分で服用する場合は、事前に家でも練習させましょう。
保育園では薬の服用が出来なくても、自宅で朝晩の2回しっかり薬の服用ができていれば症状は軽くなると思います。帰宅後にすぐお風呂に入れさせることもオススメですね。
鼻うがいができるようになると、鼻の詰まりが解消されるので非常にオススメですが、大人でも最初は難しいので、何度か挑戦してみてできそうなら、帰宅後に鼻うがいをする習慣をつくってもいいと思います。でも、子どもが嫌がる場合は無理にさせないでくださいね。
また、花粉症の時期は、朝晩の気温差も大きく、花粉症なのか寒暖差アレルギーなのか見分けが付きにくいので、心配な場合はかかりつけの小児科や耳鼻科に相談に行き、子どもに合った最適な対策方法などをアドバイスしてもらうのも良いと思います。