育休に資格取得するための4つの条件とオススメの時期!!挫折しないために必要なこと

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最近テレビで目にする「育休のうちに資格を取っておこう」というCMをみて、「そういえば私も長女の育休中にファイナンシャルプランナーの資格と基本情報処理の試験合格を目標にしていたこともあったな」と思い出しました。

そうです。私は、育休中の資格取得に挫折した側の人間なんです。

そんな資格取得に挫折した私が思う、育休中の資格取得に必要な条件をお伝えします!!

育休に資格を取得するための4つの条件!!

育休中の資格取得に挫折した私が思う、育休中の資格取得に必要な条件は

  • 出産までトラブル無く順調に働いてきた
  • 保活が厳しくない
  • 近くに実家がある
  • 育休の切り上げをしない

以上4つです。もちろん本人の意思というのも大事ですが、意思は自分でコントロールできますが、この4つは自分ではコントルールが難しい条件と考えています。

出産までトラブル無く順調に働いてきた

これは、私の経験から言えることですが、妊娠中に切迫流産、つわり、切迫早産などのトラブルを抱えながら仕事を続けてきた場合、出産というのは一つのゴールになります。

もちろん、子育ては出産してから始まるので出産はスタートと考えるのが正しいかもしれませんが、「無事に出産する」というのは私の中では大きな目標のひとつでした。

そのため、出産後の生活というのは出産準備や、赤ちゃんグッズを揃えたりするなかでイメージをしているのですが、「無事に出産もしていないのに、出産後をイメージして準備するのは難しい」というのが本音でした。

それに、それまで仕事に追われ育児書も全く読めていなかったため、資格の参考書を読むよりも育児書を読む時間を優先していました。

なので育休中にしっかり資格の勉強ができる人というのは、出産まで大きなトラブルがなく気持ちに余裕のある人が向いていると思います。

保活が厳しくない

認可保育園の待機児童の数は、住んでいる自治体によって大きく変わってくると思います。待機児童の少ない地域では、希望園にすんなり決まることもあると思いますが、待機児童の多い地域では、希望園どころかどの保育園にも入れないということもあります。

私が住む地域でも、数年前までは0歳児、1歳児、2歳児の待機児童がとても多く、夫婦ともにフルタイム勤務でも保育園に入れない場合もありました。

そのため、妊娠中から保育園探しをすることも珍しくなく、私も長女のときは産前休暇に入った2日後から約1週間かけて認可保育園4園、認可外保育園3ヶ所を見学に回りました。

市が毎年10月下旬に市内の全認可保育園の公開保育を行っているのですが、長女の出産予定日が10月上旬だったため、その見学会には参加できないことが予め予想できたからです。

出産してからも、首のすわらない長女を抱っこしたまま市役所の窓口に相談にいったり、市の育児相談会に行って、周りのママと保育園の情報を交換し合ったりと、「長女の育休はまさに保育園を探すための時間」が大半を占めていました。

申し込みを終えたあとも、「〇〇園が人気だったらしいよ」とか、「昨年だとこのあたりの点数がボーダーラインだったみたいだよ」という情報に一喜一憂して、とても資格のために勉強しよう!!という気持ちになれませんでした。

なのでママの気持ちの面でも保活が厳しくないというのは大事だと思います。

近くに実家がある

資格の勉強は、育児の合間を縫って少しずつ時間を作ることはできますが、試験当日や試験間近の追い込み時期になるとどうしてもまとまった時間が必要になると思います。

そんなときに、もし赤ちゃんが体調を崩してしまったら一時保育なども使えなくなります。それに、赤ちゃんの月齢によっては一時保育の利用ができないこともあります。

私の住む地域では、認可保育園の一時保育の利用条件は、保護者の就労、病気、冠婚葬祭、その他、家庭での保育が一時的に困難となった場合となっておりますが、最終的な預かり判断は各保育所が行いますし、事前予約はできないので、当日の申し込みとなります。

市内に一時預かり保育をしている認可保育園は16ヶ所ありますが、1歳未満を預かってくれる保育所は僅か3ヶ所のみです。

他の地域では、もしかするともっと多いのかもしれませんが、ママ以外に赤ちゃんを預かってくれる人を確保するのは必須になります。

育休の切り上げをしない

これも保育園の問題と関わってきますが、子供をいつから保育園に預けるのか?というのは大きいです。

生後半年で仕事復帰するのと、1歳の誕生日から復帰するのと、1歳半から復帰するのと、2歳の誕生日から復帰するのかでは、全く違ってくるのは明白ですよね。

もし育休中に資格を取得したいと考える場合は、最低でも1歳の誕生日までは育休を取得する方がいいと思います。

子供を出産してからの生後半年って本当にあっという間です。「あれ?もう1週間たった」「あれ?もう1ヶ月たった」というくらいのスピードで過ぎていきます。

もし、育休の切り上げを考えていて、その上で資格の取得もしたいと思っているとしたら、本当に無理のない程度にね。

復帰してしまうと子供と一緒にお昼寝をする時間もなければ、毎日時間に追われる日々で余裕なんて無くなります。週末も平日にたまった家事を片付けるので、ゆっくり赤ちゃんとの時間を持てることも本当に少ないです。

そう思うと、無理して育休中に資格を取りたい!!と考えるよりも、今しかない赤ちゃんとの時間を大事にしてほしいなと私は思います^^

育休の資格取得に最適な時期はいつ?

育児休暇が1年あったとして、育休を切り上げて復帰しない場合を想定して、資格の勉強に最適な時期を考えてみました。

オススメ時期1位:出産前

出産前に集中して資格の勉強をしてしまうのが1番オススメです。

出産前は自宅で過ごす時間も長いので自分のペースで勉強ができます。それに、つい最近まで仕事をしていたこともあって、勉強を苦に感じることも少ないはずです。

資格取得に関して1番モチベーションが高い時期かもしれません。

ただ、出産は人によって予定日通りだったり、予定日より早かったり、遅かったりと様々なので、出産前にどのくらい勉強時間を確保出来るかが個人差は大きいと思います。

それに、産前休暇前は仕事が忙しくて出産準備や、赤ちゃん用品の準備が終わっていないママもいると思います。

私の場合は、妊娠36週から産前休暇に入りましたが、長女は妊娠38週目0日、長男は妊娠38週目6日と2人とも予定日より早く産まれてきました。妊娠中は切迫流産、つわり、切迫早産になったりとトラブルもあり、お休みに入ったときには「ようやくゆっくりできる~」との安心の方が強く、すぐに「資格勉強しよう」という気持ちには切り替えられませんでした。

この時期は、まず出産に備えることが1番なので、無理の無い程度で資格の勉強をすると良いと思います。

オススメ時期2位:生後3ヶ月~生後半年

赤ちゃんが生後3ヶ月を過ぎると首もすわってきて、抱っこが楽になってきます。私はこの時期に1番勉強ができました。

朝と昼のお昼寝のときに抱っこひもで抱っこしながら、身体をゆらゆらしながら参考書を読む、赤ちゃんが完全に寝たなと思ったら、お布団に下ろし、机に向かって勉強していました。

赤ちゃんを連れての外出も多くなってくるので、参考書を探しながら本屋さんまでベビーカーで散歩したりもしていました。

オススメ時期3位:生後半年~1歳

生後半年を過ぎると、徐々に離乳食がはじまります。預けたいと思っている保育園によっては哺乳瓶によるミルクを飲ませる練習も必要となってきます。

そして、それまでできていた抱っこひもでの寝かしつけが辛くなってきて、お布団に寝かしたまま寝かしつけをしていると、自分も一緒にお昼寝をしてしまうことが多かったです。

赤ちゃんの体力もついてきて、行動範囲も広がっていく時期なので、生後3ヶ月のときのようにママ自身の時間を確保するのが難しかったです。

1歳に近づくにつれ、朝のお昼寝がなくなって、昼のお昼寝がなくなって活動時間も長くなっていきます。

一人遊びが上手な赤ちゃんであれば、一人で30分ほどおとなしく遊んでくれると思いますが、そのときにならないと分からないので、勉強する時間が確保できればラッキーぐらいに考えておくほうが良いと思います。

オススメ時期4位:出産直後~生後3ヶ月

私は2人とも里帰りせずに出産したので、里帰りされる場合とはまた違うかもしれませんが、出産後の数ヶ月は、ほぼ赤ちゃんの世話だけで1日が過ぎていきました。まさに、1日中授乳していたと思います。

赤ちゃんの抱っこも慣れず、毎日肩こりと腰痛、便秘に悩む日々でした。

食事も栄養に気をつけてはいましたが、昼食にキッチンで立ちながら菓子パンを食べたり、旦那の帰宅を待って、抱っこを変わってもらってから夕食をとる(抱っこしていないと泣くため)ことも多かったです。

なので、私の場合はとてもじゃないけど、出産直後~生後3ヶ月の時期に資格の勉強はできませんでした。

出産直後から生後3ヶ月の間は、あまりオススメしませんが、実家に里帰りして上げ膳据え膳の生活が数ヶ月できる場合は、勉強に適した時期かもしれません。

ママ以外に赤ちゃんの世話をしてくれる人がいれば、赤ちゃんも寝ている時間も長いため、勉強時間は確保しやすいかもしれませんね。

まとめ

会社に勤めていると、育休ほど長期間のお休みを取ることは無いと思います。そのため、「せっかく会社を休むんだから、その間に資格でも撮取ろうかな」と考えるママは少なくないと思います。

育休中の資格取得に挫折した私が思う、育休中に資格を取得するための条件は

  • 出産までトラブル無く順調に働いてきた
  • 保活が厳しくない
  • 近くに実家がある
  • 育休の切り上げをしない

の4つでした。これは全てが揃っていなければ資格の勉強ができないというわけではありませんが、子育てと両立するためには、揃っていた方が良い条件だと思います。

また、資格の勉強に適した時期は

資格の勉強に適した時期

  • 1位:出産前
  • 2位:生後3ヶ月~生後半年
  • 3位:生後半年~1歳
  • 4位:出産直後~生後3ヶ月

だと思います。

そして、挫折した私が言うのも変かもしれませんが、

復帰してからでも資格をとるチャンスはある!!

ということを忘れないでください。育休は、それまでの休暇と同じではなく赤ちゃんとママのための休暇です。

それぞれの職場環境、保育園、ご家庭によっても復帰後の生活は違いますが、職場復帰した後の生活は「大変」の一言です。

復帰前にスキルアップをという考えも分かりますが、子育てはまだ始まったばかりです。あまり焦らずに、無理のない程度に取り組むことをオススメします^^

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