子供を保育園にあずけてお仕事をされていると、帰宅時刻が毎日18時近くで帰宅後は、夕食作りやお風呂、洗濯などの家事に追われ、子供と一緒に遊んであげる時間が少なく悩んでいらっしゃるママも少なくないと思います。
私も以前は、子供にテレビを見てもらっていたり、一人で遊んでもらったりと、子供に一人で過ごしてもらうことが多かったです。
しかし、あることを実践するようになってからは、子供に「ちょっと待っててね」「一人で遊んでて」と言うことが少なくなりました。
この記事を見つけてくださったアナタも同じように悩んでいるかと思いますので、是非最後まで読んで参考にしてくださいね^^
保育園から帰宅後の遊び【以前】
以前の私は16時に会社を出て、走って電車に乗り込み、17時前に保育園にお迎えに行くという毎日でした。
それから長女と家に帰り、夕食を準備し、子供をお風呂に入れ、夕食の食器を片付け、洗濯機を回し、洗濯物を干し、取り込んだ洗濯物をたたむ。
家事を終わらせると、ようやく長女と遊ぶ時間です。長女と遊ぶ頃には、大体19時になっていました。
一緒に夕食を食べ、一緒にお風呂に入ってから、他の家事が終わるまでの約1時間は長女に録画したアニメを見せていることが多かったです。テレビを見ている間の長女は、騒ぐことなくジーッとテレビを見つめていました。
長女がテレビを見ている間が、私が家事に集中できる唯一の時間なので、その間は長女に我慢してもらっていました。
長女のアニメが終わっても家事が終わっていないこともありましたが、そんなときは家事を中断して1度長女とおままごとをしたり、絵本を読んであげたりしていました。
私の性格がメリハリを付けたいタイプなので、家事をするときには集中して家事を、子供と遊ぶときには家事はやらない。という考えで、家事の時間と子供と遊ぶ時間を分けていました。
この方法だと、子供と遊ぶ時間は1時間半。1時間半もあるのでブロック遊びも、おままごとも、絵本もガッツリ遊ぶことができました。
旦那の帰宅は毎日22時を過ぎていたので、平日はほぼ私一人で家事も育児もやっていましたので、帰宅後に長女と遊ぶ時間を1時間半も確保できていたのは、我ながら偉いと思います(笑)
でも、この方法、すっごくシンドいのです。
だって、毎日帰宅してもゆっくり過ごす時間もなく、常に時計を意識しながら行動して、長女が夕食をゆっくり食べていたり、お風呂に時間がかかっていると「夜遊ぶ時間なくなるよ」って急かしたりすることも多かったです。
今思えば、私一人で「家事もやらなきゃ」「子供と遊ばなきゃ」「夜20時半には絶対消灯しなきゃ」というタスクを自分で作り、それを忠実に実行することにこだわりすぎていた気がします。
まさに、一人で全てを完璧にしなきゃというプレッシャーかけていました。
当時は、始めての子育てで力の抜き方が分かっていなかったんだと思います。帰宅してから寝るまでが本当に分刻みで、全く余裕がありませんでした。
少しでも長女と一緒に遊んであげたかったし、日中一緒にいられない代わりを必死で埋めようとしていたんだと思います。
でも、その必死な様子って、子供に伝わってしまうんですよね。
多分、長女からしたら毎日ピリピリした雰囲気だったと思います。
それに、帰宅後も気を抜けない生活をしていたため私自身、風邪をひいたり体調を崩すことが多く、毎月必ず発熱をして寝込んでいました。
長女が3歳ごろまでは、こうした生活リズムを続けていましたが、長男を出産したことをきっかけに、それまでのリズムを見直す必要がありました。
保育園から帰宅後の遊び 【いま】
以前は、子供も長女一人だけだったので、長女のこと、家のこと、自分のことという3つだけを考えれば良かったのですが、そこに長男も加わったため、長女優先というわけにはいかなくなりました。
長男が生まれた時には長女は4歳になっていたこともあって、長女には申し訳ないが、遊びの時間を減らしてもらって家事を手伝ってもらうことにしました。
家事といっても、難しいことはできないので、私が洗濯物をたたむ横で、靴下やタオルを畳んでもらったり、掃除機かけをするときには、フローリングモップを持ってもらって掃除をお願いしたりしました。
最初の頃は、「すぐに飽きちゃうかな?」「イヤイヤやってないかな?」と思っていたのですが、長女は毎日楽しそうにお手伝いを続けてくれました。
特に洗濯物を畳むことが楽しいようで、タオルを畳む終えると「もっと無いの?」と聞いてきて、「じゃあ、つぎは洗濯物の中からセットになる靴下をそれぞれ探してごらん」というと、まるで宝探しのように笑顔で洗濯物の山の中から靴下を探していました。
夕食後の食器洗いでも、長女が使ったコップやお箸、お皿など割れないものは自分で洗ってもらうこともありました。
私が毎日「あー面倒くさいな。嫌だな」と思いながらやっていた家事も、長女はとても楽しそうなんですよね。
このことは、結構衝撃でした。
「楽しいの???」って何度も長女に聞いたほどです(笑)
長女からしたら「おままごとのようで楽しい」「ママと一緒で楽しい」そんな気分だったのかもしれません。
玩具で遊ぶことが全てではない
この経験から気づいたことは
「遊ぶ」よりも「一緒に過ごす」ことの大切さです。
子供は一人で玩具で遊ぶよりも、ママと一緒に何かをする方が嬉しいということです。大人からしたら家事は単なる労働ですが、子供からすると、おままごとやお絵かきと同じように楽しめるものなのです。
長女は、女の子だったからママのお手伝いが好きなのかな?と思うかもしれませんが、今3歳となった長男は長女以上にお手伝い大好きです。
いろいろな家事を手伝ってくれるのですが、長男は掃除が好きなようで、掃除機かけもやりたがりますし、お風呂に入ると夢中で浴槽をスポンジで洗ってくれます。
家事を手伝って褒めてもらうことが嬉しいようで、「すごいでしょ?」「じょうず?」とおねだりします。
長男は2歳ごろからお手伝いを始めていて、最初は洗濯物を持ち主別に分けることからスタートし、畳んだものを片付ける、保育園のハンカチを畳むとレベルアップしていきました。
今年から長女が小学生となり、帰宅後は長女の宿題をみたり、次の日の準備をしたりと、長男と遊んであげる時間は平日では30分もありません。長男が大好きな戦いごっこもパパが帰宅後に15分ほど付き合ってあげるだけです。
長女の3歳のときには1時間半もみっちり一緒に玩具で遊んでいたことを思うと、長男ごめん!!という気持ちも、親としてはありますが、それでも、毎日「あー今日も楽しかった」と満足そうにお布団に入っています。
まとめ
仕事をしながら子育てもしていると、子供との時間を十分に確保できているか?子供と遊んであげなきゃいけないのではないか?と不安に感じますよね。
でも、ママが一人で頑張りすぎるよりは、子供にも家事を手伝ってもらう等、ママと子供が一緒に何かすることで互いにWin-Winの関係を築くことが大事だと思います。
子供のために私が我慢するのが正しい。って思いながら、子育てをしていましたが、ママ一人が我慢するというのは、時には必要の無いことなのかなと気付くことができました。
ついこのあいだ「家族はチーム」という言葉を聞きました。
本当にそうだと思います。
子供に合わせて頑張ることが必要な時ももちろんありますが、頑張りすぎるのはダメです。続かないです。
子供と遊ぶ時間ないなー。と悩むかもしれませんが、玩具で遊ぶことだけが全てではないと思うので、一緒に家事をしたりと、玩具で遊ぶ以外の時間を子供と共有する方法がママも子供も笑顔でいられると思います。
「一人でやった方が早く片付く」と思うかもしれませんが、最初はそうでも、意外とすぐに戦力になりますし、一人で集中してやってくれるので、その間に他の家事をパパっと片付けてしまうこともできます。
タオルだって最初はグチャっとした畳み方でキレイじゃなくても、使うときに「ぐちゃっとなっているから1枚引っ張ったら3枚出てきたよ(笑)」と笑い話にしてしまえばいいのです。そして「こんど一緒に練習しようね。長男くんが手伝ってくれていつも助かるよ」と、声をかけると、次はもっと張り切ってタオルを畳んでくれるはずです。
子供のちょっとした自尊心くすぐってあげるのがポイントかもしれません。親としても子供の成長を感じられるので楽しいです。
そういうやり取りが出来るのも、自宅ならではだと思うので、親子のコミュニケーション、ふれあいを大事に過ごす方が、子供にとっては良いのかなと、長女と長男を見ていると感じます。
とにかく頑張りすぎず、肩の力を抜いて自然体で大丈夫。ママも笑顔になれるように過ごしてくださいね^^