我が家には今年から小学生となった7歳の長女がいます。長女がこどもちゃれんじに入会したのは保育園の年中の冬。もともとはドラゼミを受講していたのですが進みが悪く、保育園のクラスでも、こどもちゃれんじをしている子が多かったこともあって、こどもちゃれんじの「すてっぷ」に入会しました。
それから約2年なんとか継続してきました。
忙しい共働き家庭のママやパパのなかには、チャレンジ1年生の入会を検討されている方もいらっしゃると思います。なので、我が家の経験は参考になると思うので是非参考にしてください^^
共働きでもチャレンジ一年生は続くのか?
先に、結論から言ってしまいますね^^
こどもちゃれんじを続けるには、親、子供ともに努力が必要!!
ということです。
簡単に言ってしまえば、確かに学校の宿題よりもこどもちゃれんじは遊び心もあり、解説も分かりやすく取り組みやすい内容になっています。
しかし、当たり前ですが毎日ワークに取り組むためには、学習時間と子供のやる気を確保する必要があります。
我が家の長女の平日はこのようなタイムスケジュールになっています。
7:00 起床
7:30 家を出る
7:35 集団登校の集合場所につく
7:50 学校到着
毎日5時間目まで授業
15:00 下校
15:15 帰宅
15:20 おやつタイム
15:40 習い事に出発
15:50 習い事
16:50 帰宅
17:00 宿題開始
17:20 宿題の丸付けと音読
17:40 母親と一緒に下の子の保育園お迎え
17:55 帰宅
18:00 翌日の準備とお風呂
18:45 夕食
19:00 まったりテレビを見る
19:30 家族で遊ぶ
20:45 就寝の準備
21:10 絵本タイム
21:30 消灯
長女の小学校では入学直後の5月からほぼ毎日5時間目まで授業があります。4時間目で終わる日は行事のときか、学期の切り替わる前後の数日だけです。
ご家庭によってタイムスケジュールは様々ですが長女の場合は私達が共働きということもあって、ほぼ毎日習い事(そろばん教室)に通っています。そろばんは曜日関係なく毎日通えるのでとても助かっているのですが、下校してすぐ教室があるため、学校の宿題はそろばん教室が終わってからの17時以降となります。
宿題の時間は15~20分程度で終わりますが、それから丸付けをしやり直しがあると30分以上かかることも。間違えがなくすんなり終わる時は10分かからないこともあります。音読も毎日あるし、週末には自主学習で平均5ページは学習します。
なので、長女が平日学校の休み時間以外で遊べるのは夜の19時から20時45分の約1時間45分。これが多いのか少ないのかは分かりませんが、私が時短勤務で17時までに帰宅できていることを考えると少なくはないと思います。
我が家では「遅くとも夜の19時半までに宿題、お風呂、夕食、明日の準備を終えること」を目標とさせており、時間内に終わると「好きなテレビが見れる」約束になっています。
もし、時間内に終わらなければテレビの選択権は親に移ります。好きな番組が見れないときは長女は遊ぶ頻度の少なくなったブロックなどで遊んでいます。
「やるべきことが全て終わると好きなことができる」というのは長女にとって高いモチベーションになっているようで、基本的には親が口出しをしなくても、一人で行動してくれます。
なので朝7時に起床してから夜19時半までの12時間以上、毎日愚痴も言わずに頑張っている長女を見ていると、「じゃあ、こどもちゃれんじやろうか!!」とは言いづらい・・・
習い事をしていなくて習い事の変わりに「こどもちゃれんじ」であれば、少しは親も誘いやすいのですが、習い事も頑張っているのを知っているので、つい「また明日」となり、明日も「また明日」となり、ワークが積読されていく・・・。
我が家の場合は、長女が学童を嫌がるようになったため習い事に通わせていますが、他の共働き家庭の子は学校が終わると学童に行くという子が大半だと思います。親の帰宅が18時近くというご家庭も多いですよね。
宿題は学童で終わらせてくるとしても、丸付けややり直しは学童ではしてくれないので、家でも10分程度学習する時間が必要となります。ここですんなり終わればいいのですが、同じ学年の女の子を持つ会社の先輩は
「間違いを指摘されるのが嫌みたいで、間違っているから直してと言っても。もう学童で終わったからやらない。って毎回言うのよね。だから、それを説得して、やり直させるのが本当に大変。それこそ20分も30分もかかる」
と話していました。
子供としては「学校で頑張って、学童でも頑張った。それなのに、まだ家でも頑張らなきゃいけないの?」という雰囲気らしいです。
毎日、宿題の直しだけで20分もかかっていたら「学童で宿題やらないで家でやればいいのでは?」と思うかもしれませんが、学童のルールとして「宿題が終わってから遊ぶ」というのがあって、そこ子だけ「家で宿題やるから学童ではやりません」というのは認められないのです。
そのあたりも集団生活の難しさですよね。
さて長女が小学校に入学し、こどもちゃれんじのワークが貯まってくようになってもなお、今現在までこどもちゃれんじを解約せずに継続しているのか?その理由をお伝えします。
ちゃれんじ1年生を解約せずに継続している理由
「毎日やらないなら辞めちゃえばいいじゃん」と思うかもしれませんが、そう簡単に切り捨てられないから難しいのです。
長女の場合は、以下のような特徴があります
- 1.やる時は徹底してやる
- 2.ワークはやらないけど毎月の付録はやる
- 3.赤ペン先生は必ず提出する
まず、1つめの「やる時は徹底してやる」について説明します。
学校がある日はほとんどやらない、ちゃれんじのワークですが、子供が「ちゃれんじ嫌い」ということはありません。むしろ好きなほうだと思います。
なぜなら、週末雨が降りお外に遊びにいけない日に「久しぶりにちゃれんじやろうか?」と呼びかけると、最初は「えー。嫌だ」とはいうものの、実際にやり始めると止まらない止まらない。1時間では飽き足らず、2時間半以上も休憩なしで取り組むこともあるのです。
「そろそろおやつにしよー」と呼びかけても「まだもうちょっと!!」と言って、それから1時間。「もうそろそろ終わりにしたら?」「うーん。これだけ!!」といって、それから30分・・・ようやく終了。
という親の想像を超える集中力で取り組むことも多いのです。
その光景を見ていると「毎日はやらなくとも、定期的に集中してやってくれるのなら継続する価値はあるのかな・・・」と思ってしまいます。
そして、夏休みなどの長期休暇のときに学童に持って行かせることができます。
長女は学校がある日は学童に行きませんが、夏休みなど1日学校が休みの日は学童に通っています。学童では1時間ほど学習時間が設けてあり、学校の宿題等をやる時間となります。
今年の夏休みの宿題は
- 国語ドリル1冊
- 算数ドリル1冊
- 1行日記
- あさがお観察日記2枚
- 工作
- 感想文
でした。このうち学童に持っていったのは国語ドリル1冊、算数ドリル1冊、1行日記、あさがお観察日記2枚です。これらは夏休み開始して1週間ほどで終わってしまったため、残りの30日以上は自宅からドリルなどを持参しなければいけません。そうしたときに、紙のこどもちゃれんじを持たせることができました。
さらに、2つめ「ワークはやらないけど毎月の付録はやる」というのも特徴です。
子供は毎月届く付録を楽しみにしているようで、新しい号が届くと必ず付録だけを取り出して遊んでいます。今までに届いた付録で親として良かったなと思ったものは「めざまし こらしょ」「チャレンジ スタートナビ」「くり上がり・くり下がり けいさんマスター」など、実際に子供が躓きやすい学習ポイントをフォローしてくれるような教材が届くことです。
当然、付録は月によって「おっ!!これすごく良い!!」という場合と「うーん。無くても・・・」という場合もありますが、「うーん。無くても」というのも、別に全く使えないという意味ではなく、わざわざ付録にするほどでは無いかな?と私が思うだけで、ご家庭によってヒットする付録は違ってくると思います。
我が家は保育園の年長さんでようやく平仮名に興味を持つようになり、入学後も平仮名の練習が必要でしたが、幼稚園に通っていた同じクラスの子は平仮名、カタカナ、足し算、引き算は完璧にマスターしていたので、そういうご家庭からしたら、入学後に「チャレンジ スタートナビ」が届いても・・・となるかもしれません。
また付録によっては家の人と実験したり、一緒に組み立てたり、一緒に遊ぶものもあるため「忙しいからまた今度ね」と言っていたら、次の号が届くまで忘れていた。そして、そのまま開けずに保管ということもありました。4つ下の長男が小学生になったときに長女の変わりにやるだろうと思って思うと、親の罪悪感も薄れます(笑)
そして3つ目、「赤ペン先生は必ず提出する」というのは長女と話し合った約束です。忙しい月でも「赤ペンだけは提出しよう」と長女に働きかけています。
長女も赤ペンを提出することでもらえる努力ポイントを貯めて、好きな景品と交換したいようなので前向きに取り組んでくれています。
赤ペン先生というシステムは、親である私がとても評価しているポイントでもあって、欲しいものを自分の努力で手に入れられる経験が、やる気に繋がるのではないかと考えています。よく「子供をもので釣るな」と聞きますが、目標が無い中で人間は頑張れないと思います。
大人だって、仕事終わりのビールを楽しみに1日を頑張る方もいらっしゃいます。大人のビールは良くて、子供の玩具はダメだとは思いません。努力したら良いことがある。努力したからこを得られるものがある。という経験は必要だと思います。プロセスも大事ですが結果も大事です。
ただ、赤ペン先生に実際に添削してもらえ返信と先生のコメントが付いてくるというのはメリットだと思いますが、返信が返ってくるまで2週間以上かかってしまいます。たかが2週間ですが、返信が帰ってくる頃には長女は内容を忘れています。
「この前の赤ペン先生の結果が返ってきたよ。一箇所だけ、一緒にとき直そうか?」と言っても「えー。いつ出したっけ?忘れちゃったよ」と、関心が無くなっている様子。
本来であれば、間違っていたポイントをおさらいしてしっかり理解することが大事だと思いますがレスポンスが遅いせいか、赤ペンの内容を忘れてしまっていることが多いのです。
これでは、ちょっと勿体ない気がします。ただ、これは赤ペン先生の問題というよりも、その後のフォローをご家庭でしっかり出来ればクリアする話だと思います。というより、赤ペン先生ってワークをしっかりやっている前提だと思うので、完全に親のサポート不足ですね(反省)
まとめ
我が家の場合「ちゃれんじ1年生を使い倒しているか?」と聞かれたら完全に「No!!!!」です。
しかし、「ちゃれんじ1年生を楽しめているか?」と聞かれたら「Yes」です。
いつまでに、どの基準まで求めるのか?というのはご家庭によって変わってくると思います。
- ワークをしなくとも学校の授業について行けているなら良しとするのか?
- もっと出来るはずだと努力を促すのか?
- ワークは苦手な教科だけで良いとするのか?
ご家庭の価値観や子供のタイプによって評価は変わってくると思います。ただ毎月自宅まで教材が届き、それを子供に手渡せば子供が自主的に取り組んでくれる可能性は高くなく、最低限の声掛けやサポートは必須です。
逆に言ってしまえば、教材自体はとても質の高いものなので、これさえやっていれば他のドリルを購入しなくても良いと言えると思います。必要なものは全て揃っているので、ただそれを忠実に進めていくだけなのです。
また、こどもちゃれんじは入会も退会も簡単です^^
受講してみて「あっ、うちの子に合わない。向いてない」と思ったら直ぐ解約することができます。それに、付録の玩具も壊れにくい作りになっているので、下に兄弟、姉妹がいる場合は使い回せることが多いです。
毎月の費用は一人約3000円かかりますが、下の子にも使えると考えると1500円です。それなら多少サボっても「もう、無駄になった!!」というストレスも少なくなるのかな?と思います。
もし、数ヶ月だけ試してみたいという場合は、ベネッセのホームページから予定されている今後の教材や付録を確認して、どの期間に申し込めばいいのか確認してくださいね。だいたい前月20日が申し込み期限になると思います。
合うか合わないかは、本当に子供によると思うので、気になった方は無料の資料請求だけでもしたほうが良いと思います^^