朝は子供を保育園に預けて仕事に行き、夕方は退社時刻とともにダッシュで保育園にお迎えにいき、帰宅してからも夕食作り、お風呂、洗濯物の片付け、食器洗い。子供の宿題だって見なきゃいけない
帰宅してからゆっくり座る暇もないほど動き続けているのに、一行に片付かない家事に疲れ果てているというママ大勢いると思います。
特に、子供がまだ手のかかる0歳児、1歳児、2歳児だと何をするにも親の助けが必要で、倍以上の時間がかかることもあります。
我が家も2人子供がいるのですが、2人とも0歳児クラスから保育園に通っています。現在、上の子は小学生、下の子は3歳になり、少しづつ子供達だけで出来ることも増えてきました。
そんな経験をもとに、共働きの家事が終わらない!!という悩みの解決法をお話しますね。
共働き 家事が終わらないを解決!!お掃除の場合
まず沢山ある家事の中で、負担を減らしやすいのが掃除と、夕食作り(料理)だと思います。
なぜ、掃除と料理が負担を減らしやすいのかと言うと、自分以外の力を借りることができる家事だからです。
どういうことか説明すると、掃除と一言で言っても「部屋の中を片付ける」「コンロ周りを拭く」「掃除機をかける」「お風呂掃除をする」「トイレ掃除をする」など様々です。
これを全て一人で行おうとすると、時間もかかるし疲れます・・・
でも、もしこれを家族と分担して皆が少しづつ掃除をすることができたら、ママ一人が頑張る必要はなくなります^^
片付けの負担を減らす
我が家では以前まで、我が家の中で片付けを行うのは私だけでした。小学生になった長女でさえ、宿題はテーブルの上に出しっぱなし、畳んだ洗濯物もそのまま、脱いだ寝間着も靴下も全てリビングに置き去り。お菓子の空き袋ですら捨てずにデーブルに放置・・・
3歳の長男も、遊んだおもちゃを次から次に出し、片付けることなくまた新しいおもちゃを出す。片付けをしっかりしないからパズルのピースが何故かラグの下に隠れているということも珍しくなかったです。
旦那は、もともと脱いだ靴下も片付けられない人だったので、自分の片付けさえしてくれればいいレベル。なので戦力になりません。
そのため、私は毎日夕食を準備する前にテーブルの上に置かれたゴミや長女の学習道具を片付ける必要があったし、寝る前は長男の遊んだおもちゃを片付ける必要がありました。
もちろん、それぞれに声はかけますよ。でも、自分が片付けた方が早いし確実と思い、待ちきれず私が片付けることも・・・
でも、これ自分で自分の負担を増やしていますよね?
それまでは「私が片付ければ良いや」って思って片付けていたのですが、あるとき思ったのです。
このままでは、私一人が片付ける生活が続く・・・
テーブルの上の片付けも、おもちゃの片付けも数分で終わります。でも「それがいくつも重なると長い時間、部屋中を片付けているのではないか?」と。そう思った途端、私一人で片付けるのが嫌になってきました。
なぜ、子どもたちが出来ることまで私がやらなきゃいけないのか?
子供達自身が自分で片付けることを意識しない限り、ものを片付ける意識を持たないのではないか?
このままの状態があと何年続くのか?
あなたのお家も同じようなパターンではないですか?もし、そうだとしたら、絶対にダメです。片付けは
使った人が使った場所に片付ける。片付けられないなら使わない。
これを徹底しない限り、家が片付くことはありません。我が家ではこのルールを徹底してからは「子供達には自分で使ったものは自分で片付ける」意識を強く持ってもらうようにしています。
これ、絶対やったほうがいいです。最初は「もう早くしてよ!!」と思うこともあると思います。でも、最初は一緒にやってもいいのです。次第に一人でできるようになったら、徐々に見守るだけにすれば良いのです。
短期的なメリットよりも、長期的なメリットの方が大きいですからね。
掃除機をかける負担を減らす
私か旦那が時間があるときに毎日かける。ただし、忙しい時はキッチン、リビング、脱衣所のみで、普段使用していない部屋と階段は平日は余裕があるときのみ。そのため週末しか掃除機をかけない部屋もあります。
週末の朝、掃除機をかけるときは、3歳の長男にはフローリングモップに使い捨てシートを付けて拭き掃除をしてもらいます(役割を与えると邪魔してこない)。
長女が宿題をしたあとに机の下に落ちた消しゴムのカスはコロコロを使うようにすれば、長女一人でも掃除ができます。
掃除機かけは片づけと違って、子供自身にお願いするのは体格的にも腕力的にも難しいです。でも、フローリングモップやコロコロは子供でも扱えます。部屋の隅に立てかけておけば、自分で持ってきて自分で使って、片付けまで子供一人ができます。
子供が一人で掃除が出来るっていうのは重要です。いちいち親の手助けが必要な道具だと、「ママ~、準備して~」「ママ~片付けてほしい~」と、結局親の労力が大きいです。
でも、子供自身で掃除から片付けまで完結できてしまえば、私は「お願いね」の一言だけで良いのです!!
本当に楽です^^そして、使い捨てだし、どのぐらい汚れていたのか?をお掃除後に、目で確認できるので子供達も達成感があるみたい。
3歳の長男はフローリングモップをしたあとに、必ず私に「こんなに汚れていたんだよ。すっごいね」と嬉しそうに報告してくれます。
共働き 家事が終わらないを解決!!お料理の場合
片付けや掃除は、ママ一人でなくても子供の手を借りながら家の中をキレイに保つことができますが、料理の場合は「ちょっと野菜切って~」「卵割って~」ということを気軽に頼むという訳にはいきませんよね。そんなときに助かるのが
カレーやパスタ、丼ものなど一皿の簡単メニュー
我が家では平日5日のうち水曜か木曜が、こういった一皿メニューです。パスタは麺を茹でているうちに、ミートソースにひき肉や玉ねぎを入れて煮詰めるだけなので、トータル15分程度で完成。
丼ものも親子丼の場合、鶏肉と玉ねぎ、卵のみで出来すので簡単です。
オススメなのが、根菜と肉(牛肉、豚肉、鶏肉)を使った料理です。根菜は前日の夜に切って冷蔵庫に閉まっておいて、料理するときにレンジで加熱することで時短になります。肉も事前に切っておけば焼くだけなので楽です。
一皿の簡単メニューの良い点は片付けが楽ということもあります。楽に家事をするって言うと、手抜きしているみたいで嫌・・・と思うかもしれませんが、毎日毎日毎日フルで頑張るって辛いです。そんな生活が数ヶ月で終わるなら頑張れるかもしれませんが、2年や3年どころでなく、5年、10年続くのです。私なら、楽でなきゃ続かない。いつか爆発してしまいそう(笑)
大変。辛い。って思ったときに少しだけ楽する方法でも良いですが、最初から大変、辛いってならない方法を用意するのも悪くないと思います。
特に料理って手をかけたらかけた分、子供が食べてくれるか?って、そんなことないですよね?1時間も2時間もかけて作った料理でも、一口食べただけで「食べたくない・・・」と言われることだってザラ。
それよりも10分でササッと茹でたパスタの方が食いつきが良いことも多いですよね。
だから、料理に時間をかけるよりパパッと料理して食べてもらって、残った時間は子供と一緒に過ごす時間にした方が良いと思う。
冷食を使うのが嫌なら、下準備を前の日にして夕食は焼くだけでOK。この方法に慣れれば、どんなに楽か実感できるはず。
まとめ
家事が終わらないと思ったときに見直すべき家事は
- 掃除
- 夕食作り(料理)
ですね。この2つはその場の状況に応じて量を減らしたり、質を変えたりできるからです。でも逆に言うと、時間をかけようと思ったらいくらでもかけれるので注意が必要です。
そして、家事をするうえで1番大事なことは
一人は皆のために。皆は一人のために。
という考え方だと思います。これは、まさに共働き家庭の家事のための言葉だと思う。
この精神がなければ共働きの家事は辛いものになってしまいます。しかし、それぞれが誰かのためを考えながら行動できると、家事もはかどるし、何よりも家族みんなで頑張ろうと共通認識がもてます。
そして、お互いに「ありがとう」という気持ちが生まれてくる。
ちょっと前に「家族はチーム」ってフレーズを聞きました。まさに家族はチームだと思います。お互いに支え合いながら生活していくものです。ママ一人が家事に追われる必要はないのです。