日経デュアル創刊5周年の歴史は私のワーママ7年の歩みとリンクする

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子供が産まれて読む本、雑誌といえば子供の育児書か、子供の月刊誌ぐらい。子供が産まれる前は、月に2冊ほど読んでいたファッション雑誌も今は購入することもなければ、立ち読みすらしなくなった。本屋に寄っても絵本コーナー意外は足を踏み入れることもない。

そんな私がWebで定期的に記事を読ませていただいている唯一の有料情報サイトが、日経デュアル。

日経デュアルは「働くママ&パパに役立つノウハウ情報サイト」をコンセプトに共働き家庭を対象とした記事を中心に扱ってくれています。無料会員でも読める記事が多くオススメです。

普段よく参考にさせていただいているサイトですが、まだ創刊5年なんですね。ってことは、我が家の長女が2歳のときに創刊されたんですね。まさに、日経デュアルの創刊から5年の歴史は、私のワーママとしての7年間の歩みと重なる部分が多いように感じます。勝手に親近感(笑)

今日は、その日経デュアルが私にとってどんな存在なのか、勝手に紹介しちゃいます^^

日経デュアルのサイトURL
https://dual.nikkei.co.jp/

日経デュアルは、共働き家庭に有益が情報がそろっているのか?

ここ数年で共働き家庭へ向けた情報は多くなってきていますが、それでも未就学児をもつ子供を育てているご家庭でみると、共働き世帯はマイノリティーとなることも多いのが現状です。

そんな中、誰もに相談できない。誰に相談していいか分からない悩みを抱えながらも「子育ても諦めたくないし、仕事も諦めたくない」という思いを抱えながら、両立を頑張っているママも多いと思います。

「悩みは身近な人に相談するといい」というのは、身近に同じような悩みを抱えている人がいる、もしくは近い立場の人がいる環境でないと成り立たないですよね。そして、お互いに話し合う時間を確保する必要があります。

今はママ友ともラインでやりとりすることが多いけど、悩み相談となると直接会って話したいと考えますよね?それじゃ、1歳児を抱えたママが気軽にママ友に悩み相談する機会って??仕事をされていないママなら平日のお昼にランチでもってなるかもしれませんが、保育園に子供を預けて仕事をしているママの使える時間は限られています。

それを分かっている上で、相談に乗って欲しいって・・・私は言えなかった・・・。

でも、そういう人少なくないと思う。

悩みを聞いて欲しい人はいるけど、時間がない。相手に時間を作ってもらうのが申し訳ない。そう思ってしまうと、家族意外の人に相談するって難しいと思います。

自分の兄弟、姉妹、実の母親で相談に乗ってくれる人がいればいいですが、そういう方ばかりじゃないですよね。

そういった相談できない状況になったときに、Web上に自分と同じ経験をしている人の存在を感じるだけで、安心すると思います。特に、その悩みを乗り越えた人の体験談や意見は、とても勇気になります。

また、まだ自分んが経験していない、これから経験するであろう事柄も事前に想定できれば心の準備もできるし、今から対処法を考えることもできます。

自分ひとりで、その都度その都度、情報を検索してかき集める作業は大変なので、日経デュアルのように、総合的に情報を扱ってくれているのは助かります。ほんと、長女の妊娠期に読みたかったよ。

ちなみに、日経デュアルのように働くママへの情報が少なかった時代は、以下ような状況でした。

日経デュアルが創刊される前のこと

長女が今年で7歳になりました。つまり、長女を妊娠したとき、長女を出産したときにはまだ日経デュアルは創刊されていなかったということですね。

今はスマホが普及しTwitterやSNSが当然のように浸透していますが、長女を出産した7年前はまだiphone4が出てきたばかりで、ほとんどの人はガラケー(当時はまだガラケーなんて読んでいなかったけど)を使っていました。

だから、何か情報を手に入れたいと思ったときのツールは本屋に置かれた雑誌かAll About(オールアバウト)みたいな生活総合情報サイト。今みたいにWeb版の新聞すらなかった。

浅く広く知識として知るためにはとても有益だったけど、狭く深く知りたいと思ってもそれを調べる術はなかった。

当時から待機児童のニュースは盛んだったけど、共働きに関する記事はとても少なく特に「仕事を持つ女性が妊娠したとき、仕事を続けながら出産をし、育休を経て職場復帰する」情報は皆無に近かった。

だから長女を妊娠したとき、仕事帰りに駅前の本屋に立ち寄り妊婦用の雑誌を読むけど、どの雑誌も好きじゃなかった。

なぜなら、妊娠したから出産までの女性を紹介している記事があっても、どの女性も平日仕事をしていたら食べられないような作りたての昼食を食べ、「眠いときには無理せず横になりましょう」「つわりのときは食べれるものだけでも大丈夫」みたいなことしか書いていなかった。

でも私が知りたかったのは妊娠中のつわりで「白米やおかずが食べれず食べれるものがスイカやトマトだけだったときに、会社での昼食をどう乗り切るか?」といったこと。そんな私からしたら、「いつでも好きなときに自宅の冷蔵庫からトマトを取り出してゆっくり自分のペースで食べたら良い」なんていうアドバイスは、全く為にならなかった。

切迫流産になったときも「出産のためには仕事を辞めるしかないのか?」「仕事と子育て、どちらか1つしか選べないのか?」といった不安を抱えていたときに、私の不安に寄り添ってくれるような記事に出会うことはなかった。

そのほかにも、妊娠報告を会社にするタイミングや、産前休暇や産後休暇、出産一時金、育休中の健康保険料、年金、住民税、復帰の時期、保活といったありとあらゆる情報が不足していた。会社の同じ部署に育休から職場復帰した女性がいなかった私にとって、1番知りたい情報を提供してくれる媒体は皆無だった。

どんなに調べても、私と同じような境遇の人に出会うことがないって想像以上に孤独です。茨の道をたった一人で歩き続けているような感覚です。前を見ても、後ろを見ても、右を見ても、左を見ても誰もいないのです。

どこを目指して歩けばゴールに辿りつけるのか、どのをゴールとすれば私は幸せになるのか。

まさに、そんな状態のまま私は長女を出産し、育休を1年取得し職場復帰しました。

ますますの発展に期待すること

今はその当時の経験、思いが原動力になって、未就学児を育てる共働き家庭の悩みや、ママの不安に共感してもらえる記事を書きたいとの思いから、このブログを運営しています。

私がワーママとなって7年が経ちます。長女が今年小学校に入学して実感しているのは、「フルタイムで仕事をしているママの少なさ」です。

長女の習い事でお会いするママと会話してても「下が3歳で今は保育園の2歳児クラスなんです」と話すと、「えーーーー!!まだ年少さんでもないんだ。大変だね」と驚かれます。

私としては「3歳になってオムツも外れたし、ご飯も一人で食べてれ手がかからなくなって楽になった」と思っているのですが、世の中的には「とても大変そう」とみえるようです。

この経験もそうですが、未就学児を育てながら働くことは「とても大変」という、先入観というか既成概念がまだまだ強いような気がします。

確かに、長女も長男も1歳児クラスまでは大変でした。言葉も満足に通じないし、イヤイヤ期もあるし、風邪もいっぱいもらって来るし、親も余裕無いし。

でも、期間で言えば1年ちょっとです。我が家は2人とも0歳児クラスから預けたので長くても2年です。

ご家庭によって感じ方は違うと思いますが、個人的には「この2年さえ乗り切れればあとは何とかなる」という感覚です。

なので「この2年のためだけに仕事辞めるの?」「毎日残業、重労働は無理かもしれないけど、ある程度許容範囲がある仕事なら続けた方が、子供の将来を思うと続けた方がいいのでは?」と思ってしまいます。

みんな、最初から「子育てと仕事の両立は無理」って決めつけて、選択肢から外しているのではないかな?と感じます。

でも、それって勿体ない。

だから私もこのブログを通して、共働き家庭の現状をもっと知って欲しいなと思っています。子育てが大変なのは、きっと子供が社会人になるまで続くし、もしかしたら一生続くかもしれません。

だから子育ての大変さを理由に、女性が仕事を諦めるという選択はなるべくして欲しくないと私は思います。

なので今後も働くママ、働くパパの様々な悩みや現状に合わせた記事、ちょっとホッコリするような記事をたくさん載せていただければなと思います^^

まとめ

私には、小学校の教諭を昨年3月で定年退職した母というワーママの先輩ママがいます。仕事が大好きだった母はとても輝いていたし、私にとって自慢の母でした。

母は私の理想なので、私も妊娠、出産が理由で仕事を辞めるという考えは最初から無かったし、どうしたら仕事を続けられるのか?を常に考えてきました。

確かに、寂しい思いもしたときもあります。友人関係に悩んでいたときにもっと話を聞いて欲しいと思ったこともありました。学校から帰ると家に母親がいる友人を羨ましいと思ったこともあります。

それでも、母が仕事をしてくれて良かった。「仕事辞めてよ」って言わなくて良かったと、今は心から思います。

Aという選択をしなければ幸せになれないというのではなく、Aという選択で得られる幸せのカタチと、Bという選択で得られる幸せのカタチが少し違うだけで、どちらを選択しても幸せになる方法はある。と、思っています。

例えが正しいかどうかは分かりませんが、ハンバーグランチも美味しいし、エビフライランチも美味しい、ハンバーグ&エビフライランチ(ハンバーグ半分の量、エビフライ半分の量)も美味しいのです。

「人によって好きなものを自由に選べる環境」こそが、1番の幸せだと思うので、そういった社会の実現に向けて、より一層、日経DUALが発展していってくれると良いなと、一読者として願っています。

最後になりましたが、創刊5週年おめでとうございます^^

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