小1フルタイム続けられる?子供の勉強時間はどのくらい?

スポンサーリンク
Pocket
LINEで送る

長女が小学生になり約半年。先日、2学期の授業参観があったのでお仕事を半休いただいて、長女の授業参観に行ってきました。

小学校の授業参観には毎回欠かさず行くようにしており、その度に「長女の成長」と、「周りとの学力の差」をチェックするようにしています。

なぜなら我が家は共働き家庭で、長女のクラスでは専業主婦家庭が大半です。子供がママと過ごす時間が長い専業主婦家庭と共働き家庭では、子供の学力を考えても不利になることが多いです。

そして、授業も一人の子のために待ってはくれません。

そんな環境のなかで、フルタイムの共働き家庭ができる子供の学習サポートを紹介したいと思います。

小1でフルタイムを続けるには

以前、「お受験をされるご家庭はほぼ専業主婦家庭だ」という話を聞いたことがあります。ここでいうお受験とは、小学校受験や中学校受験のことです。

我が家は、お受験をする予定はないですが、同じ小学校に通っている子の中には中学校受験を考えていらっしゃるご家庭もあると思います。

そうした子と同じクラスで授業を受けるのですから、「学力に差があっても、うちは受験しないから全く気にしない」ってことにはならないですよね。多少なりとも気になるし、出来れば大きな差はあって欲しくないと思いますよね。

長女はまだ小1で、授業内容も平仮名からスタートし、算数もようやく繰り上がり足し算、引き算の段階でクラス全体では個人差は少ないように思います。

それでも、気を抜くと「あっと言う間に置いていかれるんじゃないか?」という不安はいつも感じています。1日約4時間(45分×5)。1週間で約20時間の授業ですからね。

子供の勉強時間はどのくらい?毎日子供の学力を見てあげられるか?

ちょうど長女が入学して数ヶ月が経った6月から、私が担当している仕事が忙しくなり、長女の宿題の様子をほとんど見てあげれれなかった時期がありました。

4月に入学して学校にも慣れ、宿題をすることも日課となっていて、長女も毎日欠かさずに宿題をするので、私は長女の宿題に丸付けをし採点するだけで、授業でどんなことを習っているのか?どんなところを苦手としているのか?これからどんな学びをするのか?などを考える余裕もなく、夏休みに突入しました。

ただ親子ともに毎日の宿題をこなすのに精一杯で、宿題をただのノルマのように考え、とりあえず「やる」「終わらせる」「提出する」という部分だけを意識していたように思います。

宿題の内容も、平仮名2文字と簡単な算数プリントといった量で、親からしたら「サラリと流す内容で大丈夫」「付きっきりで見なくても大丈夫」という考えが無意識にあったのかもしれません。

しかし、この時期に大事だったのは「子供の勉強を親がサポートする慣らし期間」だったのかもしれません。保育園に通い始めた子が最初にやる慣らし保育と同じ感覚です。

ただ、慣らし期間を過ごすだけではなく、慣らし期間が終わった後のことも親が想定してしっかり対応できるようにしなければいかなかったと後から反省しました。

なぜなら、2学期になって一気に宿題の量が増えたからです。

最初の頃は、10分もかからずに終わっていたのに、2学期になると、算数プリント2枚、漢字ドリル2ページ、音読、算数音読が基本で、そこに発表会前になるとピアニカに加わり、秋になると縄跳びが追加されました。

算数も答えが10を超えるようになると、10の塊を意識させるように「さくらんぼ計算」というのがはじまり、必ず式の下にある余白部分に「さくらんぼの式」をかかされるようになりました。この式を書き忘れたことがあったのですが「さくらんぼ書いてないからやり直しさせられた」と長女が帰宅後に話していました。そのためプリント1枚やるのに5分はかかります。

漢字ドリルも1ページの量は多くないのですが、「字をきれいに書いてないと三角になる」ようで、何度も書いては消し、書いては消しをしています。

なので、算数プリントと漢字ドリルだけで20分~30分かかることも珍しくありません。そこから、採点と丸付けをし、間違いがあればやり直しをさせ・・・で、結局1時間ぐらいかかります。

子供が学童に行く日は、学童で宿題を済ませてくるので帰宅後は丸付けと、間違いをやり直させるだけで良いのですが、長女の場合、自宅で宿題をし、その場でやり直しするのは嫌がらないのですが、学童で終わらせた宿題を直させようとすると「学童でもう終わったからイヤ!!」と、拒否するんですよね。

確かに、問題を説いて直ぐのやり直しの方が、気持ち的にも負担が少ないと思いますが、だからといって間違えをそのままにしておくことも出来ないので、「5分もかからないよ」「宿題が終わらないと遊べないよ」などと言って、どうにか最後まで宿題を終わらせるようにはしていますが、親も大変・・・

ピアニカの練習も、縄跳びも本当は毎日やらせた方がいいとは分かっていますが、週末にしか練習しない日も多かったです。

仕事が落ち着いたら「ゆっくり宿題見てあげるから」と思っているうちに、自主学習がスタートし、宿題とは別に自主学習ノートが渡され、週1回の月曜日に宿題と一緒に提出するようになりました。

自主学習の内容は、それぞれ自由に決めて良くて、算数をしてもいいし、漢字でも平仮名でも日記でも良いのです。

最初のうち「子供に好きな勉強していいよ」と、完全に子供に任せていました。でも、子供に「好きに勉強していいよ」ったら、自分が好きなもの、自分が出来るものからしか選んで来ないことが次第に分かり、本来の自主学習の意図からはズレているのではないかと感じ、今では長女が「苦手なこと」を自主学習で勉強させるようにしています。

でも、苦手なことを勉強させるとどうなると思いますか?

はい。親がほぼ付きっきりで側で見ておく必要があるのです・・・。まさに家庭教師。

1問1問、躓きがないか?しっかり理解しているか?を確認しつつ、子供のレベルに合わせて問題を出してあげたり、間違いを教えてあげたりする必要があるのです・・・

これ、本当に大変!!

ただでさえ、平日忙しくてバタバタなのに、週末も自主学習だけで最低でも1時間は確保しなくてはいけません。家事もたまっているし、子供と週末ぐらいは一緒に遊んだり、お出かけしたりしたいのに、週末も宿題から離れられないのは、ちょっと可哀想に思います。

小1家庭学習のポイント!!

小学校の教科は、国語、算数、生活、音楽、体育、図工とあって、親のサポートが必要なのは主に、国語と算数が中心となります。一緒に練習したものとしては、ピアニカ、鉄棒、縄跳びがあります。授業以外の部分で週末取り組んだものは、運動会前のかけっこ、ダンスの練習、持久走大会前のマラソン練習、発表会前の歌の練習などです。

子供によって得意、不得意、好き、嫌いというのは当然あると思いますが、

全体的には平均を目指しつつ、得意な分野がある

という状態を目標にしています。全ての教科で上を目指そうとは考えていません。なので、「苦手を無くせるようにサポートし、得意なことはそのまま伸ばしてあげる」と、心がけてサポートするようにしています。

フルタイムで働くママは、本当に忙しいですから、「苦手を無くせるようにサポートし、得意なことはそのまま伸ばしてあげる」という目標はとても現実的ではないかなと思います。

なによりも大事なのは「苦手をそのまま」にしない。ということです。

不得意でもいつか出来るようになる場合もあると思います。しかし、あまりにも苦手意識を持ちすぎると拒否反応を示すことも考えられます。親は「ちょっと苦手かも」って周りとの差が少ない段階で気づいてあげられますが、子供自身が気づくころには周りからは大きく差が付いてしまっていることが多いと思います。

なので、少しの遅れの段階で親が早くサポートしてあげるかどうか?で、その子の出来る、出来ないは変わってくると思います。

ただ毎日、子供の宿題や家庭学習といった勉強をしっかり見てあげれる共働き家庭は少ないと思います。そういった場合には

  • 習い事に通わせる
  • ママだけでなくパパも子供の勉強をみてあげる
  • 通信教育を取り入れる

ママ一人の使える時間は限られているので、少ない時間で効率的に学習させるか?他の人の手を借りるか?お金を払って解決するか?になると思います。

共働き家庭では、塾などの学習系の習い事に子供を通わせているご家庭も多いです。塾であれば送り迎えだけしてあげれば、あとは塾にお任せできる点がメリットですよね。

送り迎えもそれぞれの環境によって違うと思いますが、一人で通えない場合はファミサポを利用するのも手だと思います。慣れてきたら一人で通うようにすれば、大きな負担にはならないと思います。

また、パパが週末だけでも子供の勉強を見てくれたらママ助かりますよね。ママが気づかなかった子供の苦手部分や、躓きが見つかることもあるでしょうし、教える人が変わることによって、色々な意見を聞く機会にもなると思います。教え方が違うと子供が混乱する原因になるかもしれませんが、色んな大人が多面的に子供をサポートするのは有効だと思います。

習い事に行かせたいけど近所にない場合や、時間的に難しい場合もあると思います。そういうときは通信教育でも良いと思います。我が家も通信教育を取り入れています。授業の復習は宿題でもすると思いますが、「習ったときには理解したつもりでも、時間が経つと忘れている」ということも多いので、決められた時期にワークが終わらなくても、復習という観点からも有効だと思います。

まとめ

子供が小学1年生になり毎日授業が5時間目まであり、宿題も毎日あり、習い事にも行く。そんな長女を身近で見ていると

小学生大変!!毎日忙しそう!!

って素直に感じます。毎日、疲れていないか?心配になります。

せめて、習い事だけでも少なくして負担を軽くしてあげたいとも思いますが、長女は私や旦那が間違いを指摘するのを嫌がることも多いので、そのことが親子喧嘩に繋がるぐらいなら、習い事で教えてもらった方がお互いのためにもいいと考え、極力、家では何も言わないようにしています。

ただ、どうしても習い事でカバーしきれない部分はあるので、そこだけは親が気をつけてみてあげるようにしています。1~10まで全てを親が管理しなくてはいけないというプレッシャーがないので私も気が楽です。でも、全ておまかせで良いとも思っていません。

フルタイム勤務であっても、それぞれの環境に合わせて子供の勉強をサポートしてあげることは可能だと思います。専業主婦家庭と同じように1~10までサポートすることは難しいかもしれませんが、他者の力を借りながら、1~4を家庭で、5~10を習い事でといった分担は出来ると思います。家庭でも1~3をママ、4はパパといった分担ができれば尚良いですよね^^

最初は戸惑うことも多く、ちょうどいい分担が見つかるまでは負担も大きいかもしれませんが、うまい具合に分担できるようになると、負担も軽くなるので、焦らずゆっくりといいバランスを探していただければなと思います^^

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする