共働き 小学生の勉強どうする?勉強時間の確保と成績は大丈夫?

スポンサーリンク
Pocket
LINEで送る

長女が小学生になり約半年。右も左も分からない状態で入学式を迎えた日が遠い昔のように感じられるほど濃い半年間でした。それでも、長女も小学校での生活に慣れ、学校を嫌がることもなく、これまで毎日楽しく学校に通えています。

ただ、学校に慣れることが目標だった1学期と比べ、2学期は宿題の量も増え、担任の先生(学校)が子供に求めるレベルも徐々に感じ取れるようになってきました。

我が家は共働きのため、平日に子供に充てる時間は限られています。色々と子どものためにやってあげたいという気持ちもあるのですが、使える時間も体力も限られていて、「もっとサポートしてあげられれば」と思うことも多いです。

そういった葛藤の末、我が家はある結論に辿り着きました。私のように共働きで「もっと子供のために時間を使えたら」と悩んでいる方に是非読んでいただければと思います^^

共働き 小学生の勉強どうする?

低学年のうちは親の熱心さと、子供の勉強の出来は完全に比例すると思います。毎日、つきっきりで子供の勉強をみているご家庭の子と、我が子を比べてしまうと、子供の出来不出来に関わらず「やばい。子供のために費やしている時間が圧倒的に違う」という現実に打ちのめされることがあります。

たとえば、長女と同じクラスの女の子は上に3歳年上のお兄さんがいることも影響しているかもしれませんが、勉強、音楽、スポーツすべてに関して優秀なように感じます。習い事をいくつかされていることと、宿題以外の勉強も取り入れているようで、ママの熱心さと子供自身の意欲もとても高いように感じます。

それに比べて、我が家は毎日学校から出された宿題をさせるだけで手一杯・・・プリントやドリル類は必ずさせるようにしていますが、私も疲れていて、子供も気分が乗らないときは、「音読はやらなくていいからプリントとドリルだけはお願いやって」と、なぜか私が長女に宿題をやることをお願いする始末・・・

そういったこともあって、長女が学校で勉強ができる方なのか、勉強が出来ない方なのかすら検討が付きません。これは国語や算数だけではなく、生活や音楽、体育といった科目でも同じです。とても心配です。

共働き 勉強時間はどうやって確保する?

もうね。国語も算数も、音楽も体育もって全ての教科を親がフォローするのは無理だと思うんです。

平日だと特に宿題をやらせて、丸付けをするだけで精一杯です。それに加えて全てを家庭学習で強化するのには限界があると思います。

はい。そうです。サポートする教科を限定してしまいましょう。理想は国語も、算数も音楽も体育も全て出来る子であって欲しいのですが、それは現実的でないので、せめて国語とか、算数だけでもとか、走ることだけはとか。なにか一つだけでも良いのです。

子供が好きで苦に感じないこと

それだけをサポートしてあげると良いと思います。だって、「やりたくない」「イヤ」という子供を強制的に頑張らせるって相当疲れますよ。それよりは、好きなことだけをとことん頑張ってもらって、親もそれをサポートする方が精神的にも肉体的にも楽です。

もし、子供が「どうしてもイヤ」と言うけれど、親として「ここだけは頑張って欲しい」ということがあったら、例えば小学2年の掛け算九九の暗記などは、一緒に頑張った方がいいかもしれませんが、大半のことは少し出来なくてもリカバリがきくものだと思います。

幸いなことに私達親は、義務教育を昔受けて大人になっています。教科書の内容は多少変わってはいますが、概ね同じことも多いのです。

ということは、この先、我が子が小学校でどんなことを学び、どんなことで躓くのか?など予想が立てやすいと思います。それは、子供にとって大きなメリットになります。

他所のうちと比べると「どの親でも同じでしょ?」と感じるかもしれませんが、それは我が子の成長には関係のないことです。他所の家でもメリットであるし、我が家でもメリットでもあるのです。

そして家庭でもフォローできない部分は、習い事をしてみてもいいかもしれません。まだ入学したての小学1年生は、一人で習い事に通うことに不安を感じるかもしれませんが、学年があがるごとに一人で通えるようになると思うので、安心して通えると判断できるようになったら習い事で子供の学びをフォローしてあげられる環境を作ってあげると良いと思います。

大事なのは、親が焦りすぎないこと

だと思います。

共働き 将来の子供の成績は?

これは、個人的な経験から思うことですが、

低学年の勉強ができる出来ないと、その後の進路に大きな差はない

と、思います。

なぜなら、私の両親も共働きでした。母は毎朝7時半には家を出てしまうため、私達兄弟は朝7時15分には母の車で近くに住む祖母宅まで行き、そこから小学校に通っていました。放課後も祖母宅に帰っていました。母が祖母宅に迎えに来てくれるのは18時半。それより遅いこともあって、祖母宅で夕食を食べることも多かったです。

そんな母の職業は、小学校の先生でした。

共働きで忙しい母でしたので、毎日つきっきりで勉強を見てもらった記憶はありません。毎日の勉強は宿題のみだったと思いますし、宿題の量もプリント1枚などと少なかかったのでほとんど遊んで過ごしていたように思います。宿題以外の勉強は週末、テストの丸付けをする母の隣で、学校で余ったプリントを少しやるくらいでした。

その代わりに習い事は毎日のようにしていて、小学1年のときの習い事は、水泳、習字、ピアノ、英会話です。数ヶ月だけそろばんを習っていたこともあります。

そんな私は、小学生時代に勉強が苦手だと感じたことはほとんど無かったです。唯一苦手だったのは体育ぐらい。

勉強に関して大きなコンプレックスを抱えることなく過ごしてきた私ですが、未だに悔やまれる大きなターニングポイントは高校時代だったと思います。

小学校でやっていた習い事も小4のときに全て辞め、中学から初めた部活を高校でも続けた結果、毎日部活するためだけに高校に通う毎日で、授業中は睡魔と戦う日々を過ごしました。

そんな生活を約2年半続けた結果、高校の授業には全く付いていくことができないほど周りとの差が出来てしまい、高校2年の夏から塾に入ったのですが、勉強する強い意思を持つことが出来ずに、浪人生活も経験しました。

なので結局はいずれ訪れる、親の手が離れたときに学べる環境を親がサポート出来るか?で変わってくると思います。

「1年生なのに、習い事で2年生の勉強を先取りしてやっている」と聞くと、「凄い進んでいる」と感じるかもしれませんが、それは、赤ちゃんが生後10ヶ月で歩き始めたか、1歳を過ぎてようやく歩き始めたか、の違いに過ぎないと思います。

実際に、私には1つ下のいとこがいます。彼とは家が近く、ともに共働き家庭だったため週末の度によく遊んだ思い出があります。夏休みなどの長期休暇も一緒に過ごすことが何度もあり一緒に夏休みの宿題などもしたのですが、勉強が出来るイメージは全くありませんでした。

それでも彼は高校生になってある目標を持ち、その目標に向かって努力した結果、現役合格で国立大学に行き、その後大学院では京大で2年間勉強するまでになりました。

それを思うと小学低学年の平仮名を間違えるとか、2桁の足し算引き算が苦手とか、そういった問題は勉強を続けていれば、いずれ無くなる問題です。

今日出来なくても、1ヶ月後にできればいいし、2ヶ月後、3ヶ月後でも良いと思います。早い、遅いに大きな意味は無いのです。

まとめ

共働きで仕事をしていると、どうしても子供との時間が限られてしまうと思います。「もっと色々やってあげたい」という気持ちはあるものの、お仕事をされていない教育熱心なママのいるお子さんと比べると、落ち込んでしまうこともあると思います。

子供が低学年のうちは、そういったご家庭の子に追いつかなければいけないと思ってしまうかもしれません。

しかし例え、クラスで1番になれなくても我が子の人生が決まったわけではありません。今、クラスで平均だからといって中学生になっても真ん中の成績と決まったわけでは無いですよね。

そうです。身長が伸びるスピードが違うのと同じように個体差があるのです。

なので、私は「好きでいてくれるのであればそれで良い」と思うようにしています。好きであれば苦なく続けてくれると思うし、その方が子供のためにもなると思っています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする