共働きフルタイムで限界になる前に。子育てで辛いのはいつ?

スポンサーリンク
Pocket
LINEで送る

我が家は共働き家庭で、小学1年生の長女と、保育園2歳児クラスに通う長男の2人の子供がいます。これまで2回の育休からの仕事復帰を経験し、約5年間ワーキングマザーとして子育て、家事、仕事を両立するべく日々試行錯誤しています。

共働きをしてみて初めて気づいたことの一つに、

女性がフルタイムで働きながら、子育て、家事を一人でこなすのは無理

ということです。

残念ながら、正社員の時短勤務なし、旦那さんの子育て、家事のサポートほぼ無しの状態で仕事を続けているママさんを私は知りません。

我が家と同じ保育園で仲良くなったママさんの中には、最初は正社員時短勤務なしであっても、正社員からパートになったり、転職して勤務時間や通勤時間を短くしたり、実家のサポートを受けているなど、様々な工夫をしながら、仕事を子育てを両立されています。

なぜ共働きフルタイムは限界なのか?

共働きで夫婦ともに働いていると、

  • 家に帰ってもゆっくり休むことが出来ない
  • 自分の時間を持つことができない
  • 子供と遊ぶ時間が少ない

といったことが想像できると思います。

旦那さんしか仕事をしていないご家庭と比べると、当然ですが、家事にかける時間は少なくなります。平日は子供とも1日中、一緒にいてあげることは出来ません。限られた時間の中で、より多くのことをするのは、とてもエネルギーがかかることです。

普通の人が仕事から帰宅してゆっくり休んでいる時間に、共働きのママは、帰宅後にもう1段階、2段階ギアを上げて日中できなかった家事や子供との時間に費やす必要が出てきます。

そして、さらにエネルギーを消費する理由として全てのことに成果を求められるという部分だと思います。

仕事をしていたら、業務で成果を上げることはもちろんのこと、子育てにおいても、トイレトレーニングをしたり、お箸の使い方を教えたり、小学校入学前にはひらがなの読み書きも教えなくてはいけません。

仕事も子育ても成果を達成できなくても、誰も責めたりはしないかもしれません。しかし、周りが結果を残していくなかで、自分だけ残されるのは辛いですよね。

でも、そんな仕事も子育ても完璧にこなし、家事まで片付けるエネルギーないですよね?

1日だけなら何とか頑張れるかもしれませんが、そんな生活が365日毎日なんてとても無理だと思います。

今でこそ、我が家も旦那さんが平日でも19時過ぎ帰宅してくれ、夕食の食器洗い、洗濯物片付けなど家事分担してくれますが、長女が4歳になるまでは完全なるワンオペ育児でした。

私はその当時のことを暗黒時代と呼んでいますが、このままじゃ本当に自分が壊れるんじゃないかという日々でした。

世の中に私の味方は誰もいないって本気で思っていました。

共働きフルタイムがしんどい時代はいつ?

子育てって正解がないといわれるくらい、子供の性格や親の性格によって様々だと思います。つまり、色々なことを試し、失敗し、学習し、またチャレンジするというトライアンドエラーを永遠に繰り返しながら、親も子供も少しづつ進んでいくものですよね。

当たり前ですが、トランアンドエラーを繰り返すということは、とても時間がかかるということです。今日試したことが正しい方法なのかは、時間が経ってみなければ分かりません。少しづつ新しいことを取り入れながら、子供の反応をみながら軌道修正したりと進んでいくのです。

子育てを経験したことのあるママならわかると思いますが、この過程がとても大変なんです。それが子育ての全てとも言えるかもしれません。

子どもが0歳児、1歳児、2歳児の保育園時代

自分のことであれば、自分で目標を立ててそれに向かって努力するだけですが、子供は親の思い通りに動いてはくれません。

衣食住を与えてあげて、身の回りの世話をしてあげるだけでいいのは、子供が0歳児、1歳児ぐらいまでだと思います。2歳児を過ぎると子供自身も自己主張するようになります。

この未満児クラスのときに大変なのは

  • 子どもの風邪
  • イヤイヤ期

この2つです。

たった2つなんですが、子供は頻繁に風邪をひきます。我が家の長男の場合は2週間に1回は必ず発熱していて、1歳児のときに会社を休んだ回数は40日近くにもなりました。

風邪で大変なのは、保育園に行けないこともありますが、定期的な通院が必要になることです。1回発熱すると、もれなく鼻水や咳も付いてきます。熱は数日で治まったとしても鼻水や咳は1週間、2週間かかることも珍しくありません。

鼻水が酷くなると中耳炎になる恐れもあるため、小児科と耳鼻科をハシゴして通うこともありました。それが毎週のように続くのです・・・

これ本当に大変。季節の変わり目は体調を崩す子も多いので、待ち時間も長引くことが多く子どもがグズり出すこともありました。

そして1番大変だったのがイヤイヤ期。この頃は毎日が憂鬱で、まさに暗黒時代(笑)

自己主張するようになった子どもに頭を悩ますことばかり。

母:「お風呂入るよー」

長女:「イヤ!!」

母:「それじゃあ、先にご飯にしようー」

長女:「イヤ!!お菓子食べる!!」

母:「お菓子食べると夕食食べれなくなるよー」

長女:「イヤァァァァァァァ!!!!!!!」

何を呼びかけても一言目には必ず「イヤ」が付く・・・。仕事を急いで終わらせて、走るように保育園にお迎え行ったのに、「イヤ」「イヤ」ばかりで本当に精神的に辛かったです。まるで、全てを否定されているかのような感覚になりました。

長女のイヤイヤ期は、1歳後半から始まり2歳前半まで約半年ほど続きました。長男は2歳過ぎから徐々に始まり、3歳直前まで続きました。子どもによってイヤイヤ期の程度は違うと思いますが、長女、長男ともに大変だったことに変わりありませんでした。

子どもが3歳児、4歳児、5歳児の保育園時代

イヤイヤ期が終わると、少しづつこの生活も楽しいと感じるようになりました。帰宅してお風呂や夕食を食べ終えると、寝る前に一緒に遊ぶ時間を毎日1時間半~2時間ほど確保できるようになりました。

3歳を過ぎると一人でご飯も食べれるようになるし、お風呂も身体は自分で洗ってくれます。会話もそれなりに出来るようになるので、ようやくコミュニケーションがとれるようになり意思の疎通がしっかりと出来るようになりました。

この頃に大変だったのは、

  • トイレトレーニング
  • 保育園での友達トラブル
  • 習い事

まずは、トイレトレーニング。ありがたいことに長女も長男もトイレトレーニングの大半は保育園で行ってくれ、家庭では保育園の延長で少しづつ働きかける程度で良かったので、仕事をされていないママに比べるととても楽だったかもしれません。

それでも、夕食の準備をしているときにのおもらし、夕食やお風呂も入りようやく椅子に座ってゆっくりしていた時におもらし等、平日の夜はちょっと大変・・・

取り込んだ洗濯物のタオルのうえでおもらしされたときは、そのまま家出したくなりました(笑)って、今だから笑えるけどね!!

保育園でも、友達とのトラブルが出てくるのも3歳ごろからでした。子どもは正直なので友達同士で嫌なことをしたり、されたり。特に長女は身長がクラスで1番高かったこともあり、男の子たちの戦いごっこに巻き込まれたりしました。

習い事を検討するようになるのも、この頃です。保育園に子どもを通わせていると、習い事への送迎も大変ですので、送迎できる時間帯、曜日に合わせた習い事選びをする必要が出てきますね。

小学校入学前になると、ひらがなや簡単な足し算も教えてあげる時間も必要になります。

我が家の長女は、机学習が好きじゃなかったので文字を書くのも興味を示さないし、椅子に座っても10分も持ちませんでした。

子どもが6歳、7歳の小学校低学年時代

保育園時代は、毎日親が送り迎えをし担任の先生と話す時間もあって、クラスの子ども全ての性格や特徴も把握できていましたが、小学生になると登校は子どもだけだし、親が学校に行くのも多くても月に1回。担任の先生と話す機会はほぼありません。

この頃に大変だったのは、

  • 勉強のサポート
  • 学童
  • 習い事

宿題は毎日出ます。宿題の丸付けや、出来ていない箇所を教えて直させてというのが保育園時代とは大きく違う点でした。低学年のうちに学習に躓いてしまうと、あとからの挽回が難しくなるので最初のうちは細かいサポートが必要になります。

学童に馴染めるかも大きな問題になります。スムーズに馴染むことができれば良いのですが、馴染めずに学童に行くことを拒否する子も出てきます。

保育園時代は夕方18時までが保育時間で、最大で20時まで預かってもらえたのですが小学校が終わるのは早い日だと午前中、通常でも2時半過ぎです。親の仕事が終わるまで何処かで過ごすことになりますが、学童以外に居場所があればいいのですが、学童しかないのに学童を嫌がるようになれば、とても難しいと思います。

学童の代わりとなるのが習い事に通わせることだと思いますが、そのとき悩むのが習い事が終わる時刻です。

習い事に行けても、お迎えに行ける人がいないと一人で帰って自宅で留守番することになると思います。しっかりした性格の子なら可能かもしれませんが、親としては心配ですよね。

私もそうですが、子どもが小学生になったタイミングで時短勤務に切り替えるママもいます。小学生のママは、思っていた以上に大変でした。

子どもが小学1年生以降

我が家は長女がまだ小学1年生なので、それ以降のことは経験していないのですが、高学年になってくると学習塾に通いだしたり、クラブ活動も始まるので、そのサポートも大変だと聞きました。

「でも、お金も益々かかるようになってくるので仕事辞められない」って職場の先輩が話していたのが印象的でした。

まとめ

お仕事をするママは子どもが何歳になっても大変なのは変わりないと思います。

しかし、精神的にも肉体的にも一番大変なのは、やはり子どもが3歳になるまでだと思います。我が家も長女が産まれ、仕事復帰してから毎日大変な日々ですが、それでも長男がようやく3歳を過ぎ少しづつ、自分の時間が持てるようになってきたし、余裕も生まれてきました。

辛い時は、出口のないトンネルを彷徨っている感覚で毎日が辛くしんどい日々かもしれませんが、子どもの成長とともにママの負担も軽くなってくると思うので、

あーもう。限界。

と少しでも感じたときには、1度仕事をセーブすすなり、子育てを誰かに助けてもらうと良いと思います。あまりにも全てを一人で抱えすぎてしまうと、自分で自分の首を締めてしまうことになりますので、長い子育てなので、長いスパンで物事を考え、辛い時には誰かに甘えたり、自分を褒めてあげて、のんびり過ごす時間を確保してほしいなと思います。

毎日緊張した日々だと、いつかパンッと割れてしまうかもしれません。それよりは日々の生活の中で少しずつガス抜きを忘れずに、なが~く、ゆる~くで良いので、子育ても仕事も家事もやり続けていくことが大事なのかなと思います^^

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする