多くの共働き家庭がぶつかると言われている「小1の壁」。我が家も長女が小学生になって多くの「小1の壁」を乗り越えなければいけませんでした。
我が家がぶつかった「小1の壁」の一つに、放課後の習い事の送り迎え問題がありました。保育園時代は朝8時からお迎えの時刻まで、ずーっと保育園という守られた環境に子供を置いておくことができました。
しかし、小学生になるといきなり登校も子供たちだけの集団登校になり、放課後も学童に行かない子はバラバラに帰宅します。学童に行く子も、学童から習い事に行く場合などは一人で習い事まで行けなくてはいけませんよね。
そういったことを考えて、子供にキッズ携帯を持たせるご家庭も多いと思います。
でもキッズ携帯って、親も大手キャリアじゃなきゃいけなかったり、2年縛りがあったりと不自由なことも多く購入を迷っているご家庭も多いと思います。
そんなときにオススメなのが、親が使っていたスマホを子供用として活用するです^^
目次
なぜキッズ携帯を鍵っ子に持たせるのか?
そもそも、キッズ携帯が選ばれる理由は
- 登録した特定の相手と電話ができる
- 登録した特定の相手とメールができる
- GPS機能がある
- 防犯ブザーが付いている
などの理由からだと思います。我が家もそういった特徴に惹かれて検討はしたのですが、様々な理由からGPS Botを購入しました。細かい経緯については以下の記事を呼んでくださいね。
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上記の記事を読んでもらうとわかるのですが、我が家は
- 電話やメールはほとんど必要ない
- 習い事へのルートが分かるGPS機能だけが欲しい
- 今後も後継が出てくる可能性を考えると2年縛りはツライ
- 親が格安スマホへの乗り換えを検討している
といった状態でした。
つまり「キッズ携帯を持たせるほどでもない。でもGPSによる見守りはしたい」ということです。
私の周りでも、「GPS機能はマストで、それに電話やメールもできるとより安心。」という理由からキッズ携帯を選んでいる先輩ママが多くいました。やっぱり、親の一番の心配は「子供が今どこにいるのか知りたい」といった部分だと思います。
そういう意味では、GPS Botはとても優秀でオススメだと思います。
GPS Botの特徴おさらい
- 位置情報からお子さまを見守るAIロボット
- ドコモ3G、FOMAエリアであれば自動接続で子供の現在地が分かる
- 箱を開けて充電を終えたら、ランドセルに入れるだけ
- 接続設定は一切なし
- 屋内や地下での位置特定も可能らしい
- 2年縛りなし
- 複数の保護者で子供を見守れる(追加料金無し)
- 価格が安い
ただ、子供と直接連絡が取りたい・・・と思うこともゼロではありません。それは
- 会社を出るタイミングが普段より遅くなってしまったため、習い事へのお迎えが10分ほど遅れるので教室で待っていて欲しいと伝えたいとき
- 夕方から雨が降りそうなので習い事へは傘を持っていって欲しいとき
- おやつを用意してあるから、自分で食べて欲しいとき
などなどです。言わなくても大きな問題になることはないけど、でも出来れば伝えることができたらなと、もどかしい気持ちがありました。
そこで思い出したのが、使わなくなった親のスマホを子供に使わせる方法です。
simなしiphoneを子供に使わせてみた
親がスマホの機種変してしまって使わなくなったsimなしiphone(スマホ)を子供に使わせるために必要なのは、Wifiが使える環境があることだけです。自宅にPCがありネットが使える環境であればWifiが使えるというご家庭も多いと思います。
しかし、simがないため通常の回線を使った電話やメールは使用できません。
そこで活躍するのが、LINEやSkypeですね^^
我が家も早速WifiにつないだiphoneにLINEのアプリをインストールしてみました。LINEのアカウント作成には電話番号か、Facebookの登録が必要になりますが、娘のスマホには電話番号がないためFacebookで登録しました。会社の先輩は家の固定電話を使ったと後日教えてくれたので、固定電話やIP電話でもいけるようです(ちゃんと調べていません・・・ごめんなさい)。
アカウント作成ができたら、親のアカウントと友達になり準備完了です。ここまで15分ほどで設定完了しました。
設定が完了したら、長女に声をかけアプリの使い方等を説明しました。ちなみに、小学1年6歳の長女には一度もLINEを触らせたことはありません。それまで、長女がスマホ触れたのは動画を視聴するとき、私の実家に電話しているとき、カメラで写真を撮るときだけでした。
そのため、使いこなせるか不安だったのですが、さすが産まれたときからデジタルに囲まれて育っただけはあって、1度の説明でLINEでの電話のかけ方を覚えてしまい、メッセージも「△△らよ」(誤字はご愛嬌)と自分の名前を送ってきました。
今のところ、我が家では家の外にスマホを持ち出すことは禁止しているため使用用途は、習い事行く前、習い事から帰ってきた後の連絡手段と限定しています。
習い事に出発してしまうと、長女とは直接連絡を取ることはできなくなってしまいますが、習い事へはGPS Botを持ってくようにしているので、余程のことが無い限り問題ないかと思っています^^
キッズ携帯を持っていてもsimなしスマホはあると便利!!
さて、そういった話を会社の先輩にしたところ「あー。うちもその方法でスマホ使わせているよ」とのこと。先輩のご家庭には小学3年生のお嬢さんがいます。小1のころからキッズ携帯を持たせていると以前聞いていたので、ちょっとビックリしてしまいました。
だって、キッズ携帯あればsim無しスマホいらない気がしませんか?
しかし、先輩の話によると
- LINEが使えた方が、パパ、ママ、子供のグループでやり取りができて便利
- キッズ携帯はあくまでも出先用
- スマホでLINEを使えば通話料がかからない(1年前に夫婦ともに格安スマホに機種変)
- 小3になって学童に行かなくなったため、放課後は自宅で一人で過ごす時間が長い
などの理由があるそうです。確かに、キッズ携帯は親も同じキャリアでないと通話料が割高になったしますよね。そう考えると、出先の緊急時のみにキッズ携帯を使わせて、自宅ではsimなしスマホを使ってLINEで連絡というのは、とても賢いやり方に思えます^^
習い事の数が少なかったり、我が家のように自宅と習い事の距離が近い場合はキッズ携帯の端末価格を考えると、GPS Botとsimなしスマホの兼用が1番コスパが良さそうです。
まとめ
我が家は子供の習い事の安全を考えGPS Botを購入しました。しかし時折、子供と連絡が取れたら良いなぁと思うこともあり、習い事に行く前に一度帰宅する娘のために、simなしiphoneを使ってLINEで連絡を取るという方法にたどり着きました。
たとえ一瞬であっても、子供の声を聞くことで親も安心できると思いますし、子供も寂しくないと思います。
習い事の道中や休日など、長時間子供が一人で外出する場合にはキッズ携帯があった方が安心かと思いますが、まだ低学年で週に1回、2回の習い事に行くだけであれば、キッズ携帯は勿体無い気もしますよね。
外出先ではBPS Bot、帰宅したらLINE電話。という棲み分けが我が家にとっては最適な選択だったように思います。
もし同じようにキッズ携帯まではちょっと・・・と、思われているご家庭があれば是非、GPS Botとsimなしスマホを子供用にすることを検討してみてください^^