共働き離婚したい!!けど、離婚しない理由は?

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小さい子供を保育園に預けながらお仕事されている共働き世帯の女性の多くは、本当に毎日忙しく、日々過ごしていますよね。

我が家にも小学1年6歳の子と、保育園に通う3歳の子の2人子供がいます。私は上の子の妊娠、出産から現在まで1度も仕事を辞めることなく現在まで過ごしてきました。なので今の会社はもうすぐ勤続10年。育休も子供2人分それぞれ取得しました。

週5日朝9時から働き、延長保育にならない18時ギリギリに保育園に駆け込む日々です。仕事は好きだけど、あまりに過酷な毎日に「あー。仕事やめたいな」と思うことも少なくありません。

そして、それと同じくらいに思うのが「あー。離婚したい・・・」です・・・

共働き離婚したい理由

ちょっとショックでもあり、みんな同じなんだと思った経験がありました。それは同じ保育園に子供を預けるママ達が集まってママ会を開いたときのことです。集まったのは12人ほどのママたち。お酒が入っていたこともありママ会は盛り上がり次第に、愚痴大会の様相になってきました。

まずは、子供のこと。子どもが言うことを聞かないとか、習い事についての相談とか、成長面についてとか、保育園でのこととか色々な話が出てきました。

でも1番盛り上がるのは、やはり旦那の愚痴(笑)

最初は軽い愚痴からスタートしていき、あるママの言葉をきっかけに大いに盛り上がりました。そのママの言い放った言葉がまさに

「あー。離婚したい・・・」

その一言をきっかけに、その場にいたママたちの多くが

わかる!!わかる!!

の共感の嵐。

あー。私だけじゃなかったんだと安堵したのとともに、やっぱり共働き家庭で夫婦仲が良いのって本当に少ないんだなと少しショックを受けました。だって、賛同者が少なかったら「共働きでも夫婦仲がいい秘訣」とか聞けるけど、こうもみんなが同じ気持ちだと「我が家も頑張っても仕方ないな。無理だな」という気持ちになりました。

その後は当然、旦那の愚痴しか出てこない暴露合戦になったのですが、ママたちが離婚を考える大きな要因は3つあるように感じました。

共働きなのに育児はワンオペ

平日朝起きて、自分の準備をして、子供を起こして、朝食を食べさせ、着替えや歯磨きさせて保育園に連れていき、自身は会社に向かう。

これを全てママ一人で行っている共働き家庭は少なくないと思います。しかも、会社の出社時刻は決まっているため毎日時間との戦いです。

我が家でも朝の行動は全て分単位で決まっています。数分の遅れも他に影響するため完全に時間厳守です。

朝から、ちょっとコーヒータイムなんて夢のまた夢。現実は自分の食パンを口に押し込め麦茶で流し込み、急いで子供を起こしに行きます。

夕方の帰宅後も流れはほぼ同じですね。自分の夕食も10分から15分で食べて、急いで子どもたちとお風呂に行ってカラスの行水。

それに対して、旦那は夜20時過ぎに帰宅し、のんびり夕食を30分かけてダラダラ食べて、お風呂も夏のシャワーだけでも何故か20分以上。

いやいや。分かりますよ。別に遊んでいた訳ではなく仕事だって・・・

でも、あまりにも違うこの差って・・・

声に出さなくても「ふざけんなよ。この野郎!!!」って思っている女性は多いと思います。

家事を主体的にやらない

で、夕食を食べた食器を自分で洗ってくれればいいのですが、それすらやらない。しかも最悪なことにテーブルの上には、使ったティッシュのゴミ・・・

あ、ゴミがゴミを生み出している・・・

という声を胸にしまい、無言で片付ける女性も少なくないですよね。

共働きで毎月の給与はほぼ同じなのに、家事分担は女性の方が圧倒的に多いのです。最近だと「名前のない家事」などと呼ばれているようですが、こういった細かいことをやってくれる男性は、余程の家事好きでない限りいないと思います。

在宅時は子供の世話と、家事だけでも手一杯なのにそこに旦那の世話まで入ってくると、嫌悪感を抱くのは当然のことかなと思います。

夫婦間で会話がない

共働き夫婦は、男性側も女性側も日々忙しいですから夫婦間で会話がないというご家庭も少なくないと思います。

我が家も夫婦の会話1日5分もないと思います。会話のほとんどは子供の学校関係の行事の報告、持ち物確認ぐらいで、私個人の出来事を話したりということはゼロに近いです。

私も仕事に関することなら会社の人に話すし、子供のことなら保育園のママ友に相談するし、地域のことなら近所のママにお話します。そうなると、あえて旦那に話をすることって無いんですよね。それに、話したってどうせ興味ない態度で逆に嫌な気分になることも多いです。それなら会話するメリット無いですよね。

それに旦那から出る会社の愚痴とか本当に聞きたくないですし。そんなこと言われたら、「どの口がそんな偉そうに」って言ってしまいそうなので、やっぱり会話はなくなります。

我が家は「だんだん旦那と話したい」という欲求が薄れ、業務連絡のみになってしまいました。

そして、それを寂しいとも悲しいとも思わないという事実・・・(笑)

旦那が子供を理解しようとしない

これ、結構致命的です。

普段、子供と接する機会も少ない父親は子供と遊ぶときも、どう接していいか?どう遊んでいいか?分からないパパも多いと思います。

子供は半年、1年であっという間に成長しますが、日々子供と接する機会が少ないので、今現在の子供のできること、できないこと、やりたいと思っていること等が理解できません。

我が家では以前こんなことがありました。

それは上の子の4歳の誕生日間近、近所の雑貨屋を通りがかったとき、あるキャラクターの目覚まし時計売られていました。上の子は朝が苦手なようで毎朝起こすが大変でした。そのため娘用の目覚まし時計を購入してあげようと考えたのかもしれませんが、そのときある約束をしていました。

それは「明日から目覚ましで一人で起きれるなら、目覚ましを買ってあげる」というもの。

当然、子供は何のことか全く理解せず、ただ目覚まし時計が欲しいがために「うん!わかった!」と返事をしていました。

これ完全に悪魔の契約ですよね?

現実的に考えて、もうすぐ4歳になる3歳の子が目覚ましで朝自分で起きれるようになると思いますか?100パー無理でしょ。というか、目覚ましで起きれる子なら、毎朝親の呼びかけでも起きれていると思います。

でも、旦那はこの一方的にした約束を本当の約束だと考えていたようで翌朝、目覚ましがなっても起きない子供を最終的には怒鳴りつけて起こし、朝から子供を泣かせていました。

この光景を見たとき「あっ、この人。父親向いてない」って直感的に思いました。完全に諦めた瞬間でした。

なぜ離婚しないのか?

様々な要因があると思いますが、共働きでお互いのことを思っていなくても離婚しない理由は2つしかないと思います。

それは、子供とお金。

離婚したい理由はいっぱいありますが、離婚しない理由はこの2つしかないと思います。

子供がどちらの親にも懐いている場合、子供への影響を考え「いずれは離婚したいけど、今はそのタイミングではない」と考えている働く女性は多いと思います。子供が大きくなるまで無の感情で耐える。

育児のワンオペも、家事をやらない夫も、夫婦間に会話がなくなっても、子供のことを理解しようとしない夫でも、子供にとっては大好きなパパです。

それを取り上げてしまうのは、可哀想なので家庭内別居のように過ごすパターンです。多分、半数近くの共働き家庭は家庭内別か、それに近いパターンだと思います。少なくとも私の周りでは。共働きで本当に夫婦仲が良いことは全体の3割に満たないと思います。

週末、近所の公園やスーパーに我が子を連れて出かけることが多いのですが、夫婦ともに揃っているご家庭に出会うのは稀です。保育園の行事も、夏休みの帰省もママと子供のみというケースも全く珍しくありません。

我が家はそうなので、そうでない場合もあるかもしれませんが、今後これ以上子供を作る気がなくて1番下の子が3歳を過ぎ、手がかからなくなっているのであれば、ママ+子供だけで日常は回ります。ワンオペ育児でも大丈夫。

1番下の子が5歳にもなれば、ママと子供だけで1時間以上電車に乗って遊びに行くことも余裕です。子供も家族みんなで出かけるよりは、お友達と遊ぶほうが楽しいと思うようになるので、ママ友同士で誘い合って子供を遊ばせた方が、子供も喜ぶに、ママも楽です。それにテーマパークなどの入場料金を考えると、大人は少ない方が経済的です。

そうやって、徐々にママと子供の楽しい時間が増えていけば「亭主元気で留守が良い」の出来上がり^^

離婚して金銭的に困窮するかもしれない可能性を考えると、あと数年我慢して子供の教育費や、進学資金を溜めることを優先するのが得策だと考えるんですね。

まとめ

よく聞く離婚の原因となる「価値観の違い」。結婚する前は「価値観の違いなんて一人一人違うんだから当たり前でしょ。それに価値観の違いなんて結婚する前にわかるでしょ」って思っていました。

しかし結婚して、子供が産まれると夫婦2人だけの生活とは180度違う生活になり、物の考え方や将来感、または人生観などありとあらゆるモノの捉え方を夫婦で擦り合わせる必要があることを実感しました。

それは、結婚前後の2人だけの「ただ毎日楽しければいい」「将来のこともゆっくりお互いに考えていけばいい」といった漠然としたものではなく、親としての責任とか立場など様々な物事が複雑に絡み合ってくるように思いました。

子供を一人の人間としてしっかり育てなければいけない

という、プレッシャーは想像を遥かに超えるもので、親が一人で抱えて生活していくのはとても大変なことに思えます。

夫婦で協力し合い支え合っていくのが理想ではなりますが、お互いに余裕がなく疲弊しきっているのであれば、その関係を維持するのに注力するよりは、外部に目を向けてみてもいいのかもしれません。

子供をかかえながら働くのは女性にとっては、苦労も多いかと思いますが、毎月収入があるというのは働くママ強みでもありますよね^^

答えは急ぎすぎることなく、準備だけはね・・・(笑)

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