共働き世帯にとって、夏休み休暇や年末年始の長期休暇は、年に何度もない長期休暇だと思います。その長期休暇を利用して家族で旅行に行ったり、お出かけを予定されるご家庭も少なくないですよね。
でも、夫婦それぞれが考える長期休暇の過ごし方が一致するとは限りませんよね。特に、お盆や正月の帰省問題。そうです。夫婦ともに実家が遠方の場合、どっちの実家に帰省するかで意見が分かれることも・・・
共働きの義実家への帰省する?
共働き家庭ということは、男性もフルタイムで勤務し、女性もフルタイムに近い勤務環境で働いていることも少なくないと思います。また、子供が小さい場合、保育園に通っていたり、小学校に通っていたりしますよね。そうなると、平日は朝も晩も忙しく、休日も子供の習い事への送迎があったり、平日できない家事を片付けたりと休む暇もないほどだと思います。
そういう共働き世帯であれば、お盆休み、正月休みなどは長期休暇とはいっても、アクティブに動き回る休暇ではなく、ゆとりを持ちつつ、日々の疲れを取ることができる休暇にしたいと考える方も少なくないと思います。
特に女性の場合、平日は家事、子育て、仕事に追われる日々、「長期休暇ぐらい休ませてよ」というのが本音だと思います。
そんな女性の長期休暇の1番のプレッシャーは義実家への帰省ですね。
いや、これ、別に義実家がイヤとか、義両親と仲が悪いというわけではないんです。でも遠方の場合、移動だけでも大変だし、義実家に到着してもただ単純に気を使うし、子供がまだオムツも外れない月齢だと更に気を使いますよね。
これは、義実家との仲がいくら良くても、女性側からしたら食事時間もただ座って食事が出てくるのを待っていれば良いというわけにもいかず、料理の手伝いをしたり、買い出しを手伝ったりと、休むどころかヘトヘトに疲れてしまうこともあると思います。
私の結婚した当初や長女が産まれたばかりの頃、お盆や正月には自分の実家ではなく、義実家に帰省するのは当たり前のことだと思っていたし、結婚したからには仕方がないことだと思っていました。
でも、結婚後数年経ったころ会社の先輩たちと話していると、
義実家への帰省?子供が小さいころは毎年帰っていたけど、今じゃ数年に1回かな?さすがに毎年は無理
せっかくの長期休暇なのに義実家に行って疲れること絶対にしたくない
旦那とは夏休みを被せないように調整して、旦那の夏休み期間は旦那と子供だけで義実家へ行き、私の夏休み期間は私と子供で私の実家に行く
という声が意外と多く、ビックリしました。
特に、家族全員で帰省せずに、パパと子供のみ、ママと子供のみでそれぞれの実家に帰省するというのは新鮮でした。
でも、よくよく考えると、義実家に家族皆で帰省しても、旦那は実の親なので歓迎され、孫にあたる子供たちは大歓迎され、ママは子供たちの世話係という立ち位置になる場合が多いですよね・・・
それを思うと、子供が小学生以降になるとお世話係もほぼ必要でなくなり、無理してママも義実家に行く必要性はないかもしれません。
それよりも、旦那と休暇を分けて、それぞれの実家に子供と一緒に帰省するというのは、互いにとって1番ストレスのない解決策にように感じました。
しかし、地域によっては嫁が来ないことに対して批判の出る可能性もあるため、事前に「仕事の都合で行けないかもしれない」というのを義実家に伝えておく必要はありそうですよね。
直前になって「急に行けなくなった」では角が立ちそうですが、それとなく行けないことを匂わせておくと相手も受け入れてもらいやすいかと思います。
あとは、旦那さんの対応次第ですね(笑)子供の世話になれたパパであれば、自身と子供だけの帰省に異論は出ないかもしれませんが、「嫁も来るのが当たり前」といった考え方の旦那さんであれば、説得に苦労するかもしれません。
しかし、共働きで働いている以上、どちらか一方に負担を強いいる関係は良くないと思いますので、しっかりと話し合い互いの納得する結論が出ると良いですね。
共働きの正月の帰省はどっちに行く?
お盆休みと同じ長期休暇として正月前後の年末年始休暇というのもありますね。会社の業態や、業種によっては年末年始休暇の期間もまちまちだと思いますが、この正月休みを利用して帰省されるという方もいらっしゃると思います。
この正月休暇もどちらの家に帰省するか?で頭を悩ませる方もいらっしゃいますよね?
私の周りだと、
夏に義実家に帰省されたご家庭は正月はママの実家に帰省
というのが1番多いように感じます。つまりお盆休みは旦那の実家を優先して帰省するけど、その代り正月はママの実家でのんびり過ごすというパターンですね。
お盆と違って、お正月は昔からのしきたり等が少ないご家庭も多いため、義実家への新年の挨拶は正月が過ぎた後というご家庭もありますよね。
逆に、子供が遊べる時期を重視して、東北に義実家があるご家庭はスキーをするために夏は帰省せず、お正月に家族皆で帰省されたり、ママの実家が九州の場合は、夏はママの実家の花火大会に合わせて帰省したりと、意外と柔軟に対応しているご家庭もありました。
ただ、ママ友や会社の先輩と話していて概ね共通していたのが
どっちか一方の実家にだけ行くのではなく、両方を同じぐらいの頻度で規制する
というものでした。
ただ、それぞれの田舎によって子供に帰ってきてもらいたい時期というのが義両親にある場合は、できるだけそちらを優先して、あとは自分たちの仕事の都合で決めるというものでした。
ちなみに、私達夫婦の場合、子供が産まれた年は、お正月もお盆も義実家に帰省しました。理由は、そうする方があとあと問題にならないのかな?と考えたことと、義実家の方が近場で、私の実家が遠方だったためお盆や正月など混雑している時期に、私の実家に帰省するよりも、少しズラした時期に私の実家に帰省する方が負担が少ないと考えたからです。
当時は育休中で土日関わらず平日も家にいたから出来たことでもありますね。
まとめ
長期休暇が近づくたびに「あー。今年も義実家かぁ。ちょっと気が進まないな」と思われている子育て中のママ、もし、義両親が共働きに理解のある方であれば一度、旦那さんを通して「旦那と子供だけの帰省でもいいか?」打診してみて反応をみてみることをオススメします。
もし、好感触な反応が帰ってきたら、パパに子供を任せられるか確認し、パパと子供の了解が取れれば是非、パパと子供だけで義実家に帰省してもらいましょう^^
ただ、子供には「ママはお仕事だから行けないの」と伝えておくほうが無難かも。子供は正直なので、つい義実家で本当のことを漏らしてしまうかも。今後のことを考えると、それだけは避けた方がいいので、旦那さんには本音を伝えたとしても、子供には建前を伝えてくださいね。
子供に嘘を付くのが抵抗があるママもいると思いますが、これは必要悪です!!
子供の通う保育園のママ友は毎年、この方法で旦那さんと子供たちだけで義実家に帰省してもらっているようで、子供も旦那もいない週末を謳歌している様子は、とても羨ましく感じます。
そのたった数日間でママもリフレッシュできるなら、WinWinな関係に思えるので、我が家も下の子が5歳を過ぎたら、そういうふうにパパと子供だけで帰省してもらえないかなぁなんて今から淡い期待を抱いています(笑)