前回、子供の習い事のためにGPS Botの購入を検討しているという内容を書きました。
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その後もキャリアから販売されている子供ケータイや、格安スマホなどなど悩みに悩んだ結果。まずは、一番気軽に始めやすい「GPS Bot」から試してみることにしました。
GPS Botは、端末代が約5千円。月額500円。2年縛りなど無いので「契約しちゃったから続けなきゃいけない・・」っていう心配が無いことが、一番始めやすい理由だと思います^^
我が家のように子供にGPS Botを検討しているけど、購入を迷っていらっしゃるご家庭は少なくないと思います。そんな方のために、購入から使用してみての感想をまとめたので、是非読んでください^^
目次
GPS Bot子供用が届いた!!
我が家が購入したのは、これ↓↓↓↓
どこじゃー ここっちゃ ここにおるよ GPS BoT
https://www.bsize.com/bot/dokojya/
ネットで注文したのは、8月中旬。到着は1週間ほどでした。タイミングによっては到着まで2週間~3週間ほどかかる場合もあるようです。
ポスト投函でしたので、共働きで平日自宅にいない我が家にとっては、ちょっと嬉しかった。
サイズは縦12.5センチ 横16.5センチ 厚さ2.5。箱を持ったときにあまりの軽さに一瞬「中身入っている?」と思ったほどでした。
箱に入っていたのは、GPS BoT本体と台紙のみ。台紙の裏には簡単な説明書きがあって、それ以外は何も入っていませんでした。そりゃ軽いはずだ(笑)
GPS BoT本体の大きさは、縦5センチ、横5センチ、厚さ2センチ。家にあった乳酸ドリンクと比べると、いかに小さいかがわかります。これだけコンパクトで軽ければ、子供に持たせるのに負担にならずにすみますね^^
配送の衝撃から、本体のため親切にスポンジのクッションも上下に付いていました。こういう細かい気遣いまでしてくれるのは嬉しいですよね。
使用方法は簡単。Micro USBケーブルで充電するだけ。充電は数時間で完了しました。充電完了のサインは、充電ランプが赤から緑になっていればOK!!
あっ!!1点だけ注意があります。充電ケーブルは付属されていませんので、自宅にあるものを使用するか、購入する必要があります。
説明書きには「MicroUSBケーブルは、一般的なAndroidスマホ用の充電ケーブルです」とだけ記載されていますが、旦那によるとUSBケーブルにも種類があって、GPS BoTの充電で使えるのはUSB-Bタイプとのことです。
USB-Bタイプは、画像のような差し込み口になっているものなので、
USB-Bタイプは、画像のような台形の差し込み口になっているものです。それとは別に、USB-Cタイプというものもあって、USB-Cタイプとは接続口の上下の区別がないもので、最新のスマホでは主流となってきているUSBらしいです。差込口は楕円形になっているものです。
私は機械に詳しくないのでUSBケーブルに種類があるとは知らなかったのです。私のように、特に女性の方には詳しくない方も多いと思うので、差込口が台形のUSBが必要とだけ覚えておいてくださいね^^
充電できたらあとは、親のスマホに専用のアプリをインストールして、購入時に登録したメールアドレスとパスワードでログインすると、GPS Botの位置情報を見ることができるようになります。
朝、子供のランドセルに入れて持たせてみた
翌朝、早速子供のランドセルに入れてGPSの精度を試してみました。
自宅を出発し、小学校の手前付近まで位置情報が取得できています。小学校の手前で位置情報が切れているのは、位置情報の取得は数分単位のため、手前で位置情報を取得し、次の位置情報を取得するまでに校舎に入ったためだと考えられます。学校の中までは位置情報が取得できないようですね。
ただ、朝は集団登校ということもあり、子供が一人で通学しているわけではないので、学校手前で位置情報が途切れていても、大きな心配は感じません。位置情報を取得する間隔は親のスマホのアプリで切り替えができ、
頻繁優先(最短1~2分間隔)
バッテリー優先(最短3分間隔)
機内モード(電波OFF)
と、あります。
GPS BoTの精度はどのくらい?
で、肝心のGPS BoTの精度ですが、私の自宅近辺では小学校の建物以外ではスーパーや3階建てのショッピングモールでも位置情報は取得できているようでした。
ただ1つ、位置情報の移動履歴を確認する場合、地点、地点を線で結んで表示してくれるのですが、その線が実際に子供の移動した道ではないということです。つまり、自転車などで移動した場合、道路や建物を横切って移動したかのように表示されてしまいます。
なので、移動履歴はあくまでも、地点Aの次は地点Bにいた。地点Bの次は地点Cにいたとうことを時系列に分かりやすく表示するためのものだと考える必要があります。
またGPS Bot電池が切れない限りは基本的には位置情報をサーチしますが、GPS BoTは揺れを検知して自動的に子供の現在地をサーチするため、夜間自宅にランドセルを置いたままにしている時間などは、位置情報の更新をお休みしてバッテリーを温存するようです。
我が家の場合18時ごろに帰宅し、22時過ぎまでは位置情報が更新されていましたが、それ以降は更新されず、次に位置情報の更新があったのが翌日朝4時でした。
なので、動きが止まってもしばらくは位置情報の更新は行われるようですが、他の利用者の声で「自動車の車内において移動している間は位置情報を発信できなかった」といった内容もあったので、もし車による連れ去りなどがあった場合に位置情報が追えるのかは少し心配になりました。
我が家は、自家用車を持っておらず自転車での検証しかできておりません。自転車では問題なく位置情報が発信されていたので、来月レンタカーを借りて遠出するときに検証してみようと思っています。
2018/12/20追記
実際に車と自転車、徒歩のときでGPSの精度に違いがあるのか?を確認しました。
GPSBotの精度は?車、自転車、徒歩で違う?電池持ちはどのくらい?
バッテリーの持ちは?
電池の持ちは、大体3~4日だと思います。日曜の夜充電し金曜の朝8時ごろに電池がきれました。バッテリー残量が少なくなると親のスマホアプリにプッシュ通知されますが、プッシュ通知から30ほどで電池が切れたようで、それ以後は位置情報が更新されませんでした。通知が来ない限り、残量が分からないため、電池の持ち時間を予め考えて、充電する曜日を確実に決めておく必要があるなと思いました。
でも、最初のうちは平日はきっと充電をし忘れるか、充電したまま持っていくのを忘れるかのどちらかになりそうです。平日の夜って忙しいんですよねぇ・・・
買ってよかった点、不満な点
まだ、使用して1週間ですが、買ってよかった点と不満な点がありました。
買ってよかった点
リアルタイムで子供が歩いたルートを正確に取得はできないのですが、子供が徒歩で歩く分には、数分間隔で位置情報がわかるのは親として安心できます。朝は集団である程度安心ですが、それでも、通知が来てくれるので、「あぁ今日も無事に学校着いたんだな」という安心感があります。
やはり、大丈夫と分かっていても、実際に位置が送られてきて通知があると安心感は増します。また私の場合、会社でその通知を受け取ることが多いため、「私も今日も仕事頑張ろう」という気持ちにもなります。
また、我が家がGPS BoTを購入した一番の目的である、放課後の習い事ですが、習い事に着いたときもプッシュ通知がくため、子供が何時ごろ習い事に向かったのか?どんなルートを歩いたのか?確認できて安心です。
私も子供の頃そうだったのですが、習い事まで少し距離がある場合、親に「絶対に裏道は人が少なくて危険だから通っちゃダメよ」と言われていても、近道だと「バレないから良いや」って裏道を歩いて習い事に行っていた記憶があります。
親になると、たとえ5分遠回りでも安全な道を歩いて欲しいと思うのですが、子供はどの道が安全で、どの道が危険かまだ判断できないですよね?そういう意味でも安心ですね。
不満な点
まず、バッテリー優先モードの位置情報更新の時間間隔がバラバラすぎると思います。バッテリー優先モードは「最短3分間隔」とだけありますが、実際に使用してみると5分間隔だったり15分間隔だったりと、かなりのバラツキがありました。GPS BoTは現在地を特定できない場合、数分後に再度サーチするようですが、流石に15分間隔は長い気がします。
同じ場所にいて15分間隔ならまだしも、歩いているときの15分は距離にして2キロほど移動できてしまう気がします。我が家の場合、自宅から習い事まで2キロもないため、一気にワープしたことになりそうです。
また、位置情報が誤動作することがあります。GPS BoTは特定の場所を登録しておけるため、自宅と小学校、習い事の他に下の子の保育園などを登録しています。お互いの距離が近すぎると、どちらの位置として通知したらいいのか分からないことがあるようで、間違って通知が送られてくることがありました。
ホームページには使いながら進化する学習機能が付いているとあり、使っているうちに精度が高まって行くのかもしれませんが「習い事に出発し、到着したはずの子供が再度帰宅し、数分後にはまた習い事にいる」というのは、親として心配してしまいます。
最後に、ケースがない点も少し使いにくいです。サイズも大きくなく軽量なため持ち運びには便利ですが、子供のポケットに直接入れて持たせると、ポケットから落としても気づかなそうです。そのため少し大きめの小銭入れのような袋に入れて持たせています。
本体にキーホルダーなどの穴があれば直接ランドセルなどに吊るせそうですが、防水機能はないため鞄の中に入れざるを得ないことを考えると、穴が無いほうが良いのかもとも思いました。
ただ、オプションでプラス500円とかで専用カバーなどを販売してくれたら、ちょうど良いサイズの袋を探す手間が省けたのになと感じました。
専用のケースは販売されているようです。ただ、価格がちょっと高い。我が家は雑貨屋さんで見つけた300円のケースに入れて持たせています。ジャストサイズではありませんが、ハダカで持たせるのに比べて失くしにくいようで、まだ一回も紛失していません。
ケースにキーホルダーを付ける穴もあるし、生地がフワフワしているのでちょっとしたクッション性も期待して選びました。キーホルダーの変わりにストラップを付けると首からも下げることが出来ますが、普段はカバンの中に入れているため、我が家ではストラップにはしていません。
本体サイズも小さく軽いので、専用ケースを買わなくとも代替えできるケースは沢山あると思います。
まとめ
まだ、使用し始めて1週間ですが、いまのところ買ってよかった点が、不満を大きく上回っています。
また小学1年生で、習い事も自宅に近い一箇所のみのため、十分に検証ができたわけではありませんが、本体価格5000円、月480円でこの安心が買えると思ったら、とても良い買い物ができたと感じます。
私の周りには、小学生になって習い事を始めたいけど共働きのため、子供の習い事を送迎できないと仰るご家庭が沢山います。特に冬場は暗くなる時間帯も早く、習い事が終わるころには薄暗くなっている場合も多いと思います。
例え僅か5分、10分でも子供の位置がわかれば、不安は軽減されますよね。子供携帯を買うほどじゃないけど、子供の位置情報が知りたいというご家庭にはピッタリな製品だなと思いました。
2019/02/26追記
GPS botを購入して約半年が過ぎました。今ではGPS Botがある生活が当たり前となっており、安心につながっております。特に、我が家は共働きのため、子どもがちゃんと習い事に行ったのか?どのルートで、どのぐらいの時間をかけていったのか?が子どもに聞かなくとも分かるのは、とても助かっています。
充電の持ちも購入時と変わっていないように思います。我が子にはあと1年はスマホを持たせるつもりはないので、これからもGPS Botにはお世話になると思います。