子供を保育園に入園させる場合、希望する保育園を決めて入園申し込みを行います。
でも、初めて申し込みをされる場合や引っ越してきたばかりだと分からないことも多いですよね。
私も初めて保育園の申し込みを行った時、どんなことに気を付けた方がいいのか。何をチェックしたら良いのか等。勝手が分からず苦労しました。
保育園の申し込み川口市の場合
まず、保育園と一言で言っても様々ですが、多くの場合「認可保育園」の申し込みを指す場合が多いと思います。
保育園の申し込みは、毎月受け付けているので市役所の窓口が空いている日であれば、いつでも申し込みを行うことができます。川口市の場合、入園を希望する月の前月の10日が締切日となっています。
例えば、9月1日から入園させたいと思ったら、前月8月10日までに保育園に申し込む必要があります。
しかし、年に1回だけ、大規模で保育園申し込みを行う時期があります。それが4月の入園申し込みです。
この前者を途中入園、後者を4月入園と呼ぶことが多く、おそらく保育園に入園する子のほとんどは4月入園となります。
なぜならば、保育園には定員数が決まっており、4月は年度初めのため全ての園児が進級します。進級によって空いた枠を新たに募集して新しい園児を迎え入れます。それに対し、途中入園は希望する保育園の枠が空かない限り入園することはできません。年に1人や2人転園していく子もいますが、かなり少ない割合だと思います。
なので、保育園に入園させたいと思った場合、4月入園を希望するのか、4月入園の申し込みを行う前に途中入園の希望も出すのか?を決める必要があります。
保育園の申し込み方
4月入園の申し込み方と途中入園の申し込み方の違いを説明します。
4月入園の申し込み方
4月入園を希望される方は多くいるため、年に1回まとまった期間に申し込み手続きを行う期間が用意されています。
私が住む埼玉県川口市では、毎年10月2週目あたりに保育園が見学できる公開保育が行われ、その見学で得た情報をもとにご家庭ごとに希望する保育園を絞り込み、希望順位を付け専用の申込み用紙に記入します。
申し込みのてびきは
- 保育入所課
- 川口駅前行政センター
- 各支所及び駅連絡室
- 川口市内の認可保育所・小規模保育事業所
- 子育てサポートプラザ
- 戸塚児童センターあすぱる
- 子育て広場ポッポ
などで配布されており、誰でも自由にもらうことができます。
てびきの中には、認可保育園の一覧表、認証保育園の一覧表が入っており、保育園の住所や電話番号、定員数、保育時間、延長保育時間などが載っているため早めにもらうことをオススメします。市のホームページでもダウンロードできますね^^
https://www.city.kawaguchi.lg.jp/soshiki/01080/050/4/5634.html
保育園を見学し、希望する保育園を決め、申込み用紙に記入したら市役所に書類を提出するのですが、提出する場所と日程も決まっています。
平成30年4月入園の申し込み場所は
芝支所3階多目的ホール
鳩ヶ谷庁舎2階大会議室
東スポーツセンター1階体育館
戸塚公民館3階ホール
市役所本庁舎5階大会議室
と、5箇所で行われていました。ただ同一日に全ての会場というわけではなく、10月25日は芝支所3階多目的ホール、翌日は鳩ヶ谷庁舎2階大会議室といったように日にちによって申し込み場所が違いました。ホームページでも記載されていますが、鳩ヶ谷庁舎受付会場と市役所本庁舎受付会場での受付はとても混雑します。我が家は長女のときは市役所本庁舎で申し込みをしましたが、長男のときは東スポーツセンターまで行き申し込みを行いました。市内に住んでいればどの会場でも申込みができるので、都合の良い日程と場所を選んでくださいね^^
また、申込みに必要な書類として
- 支給認定申請書
- 保育所等利用申込書
- マイナンバーカード
- 就労状況説明書(夫婦それぞれ)
- 在籍証明書
などがあります。就労状況説明書は会社勤めされている場合、事前に会社にお願いして書いてもらう必要があるため1ヶ月ほど余裕を持っていただくほうが良いと思います。在籍証明書は既に認可外保育園に通われている場合は、加点となるために必要な書類なので忘れないようにしましょう。
提出に漏れがあると正式な受付完了とはならないので、十分に注意しましょう。
また、申し込みの一斉受付開場の混雑緩和等のため、現在、保育園を利用中のお子さんの兄弟姉妹がいる場合、利用中の保育所等で申し込み書の提出が行えることになりました。上の子が既に保育園に通っているご家庭にとっては、手続きの負担が軽くなるのはとても良いことですね。
途中入園の申し込み方
先程も書きましたが、途中入園の申し込みは毎月受け付けているので市役所の窓口が空いている日であれば、いつでも申し込みを行うことができます。川口市の場合、入園を希望する月の前月の10日が締切日となっています。例えば、9月1日から入園させたいと思ったら、前月8月10日までに保育園に申し込む必要がありますね。
途中入園の申し込みを行う場合の多くは、4月入園を待たずに保育園入園を希望する方が多いと思います。
他にも、例えば2月産まれの早生まれの子で4月入園を希望しているけれども1歳の誕生日までに育休の延長をしなければなからい場合、不承諾通知書というものの提出を求められると思います。不承諾通知書というのは、簡単にいうと「保育園入園を希望したが定員がいっぱいなどの理由で入園が認められなかった」というものです。
育休延長できる条件に「保育園に入園できなかった場合」などとあると思います。この場合の保育園は認可保育園を指すことが多く、1歳の誕生日までに不承諾通知書がなければ育休延長できないので、もし育休延長する可能性があるのであれば、早めに申し込みをした方が安心ですね。
途中入園も不承諾通知書はお願いしないと貰えない場合も多いので、「育休延長の申請のために不承諾通知書をください」と市役所にお願いすると良いと思います。また、ギリギリに申し込みをしなくても生後半年の時点にもらった不承諾通知書でも育休の延長はできると思いますが、そのあたりもしっかり会社に確認しておくと良いですね^^
申し込みに必要な書類は4月入園で必要な書類と同じです。申し込み場所は保育課の窓口で受け付けてもらえると思います。
入園の可能性が低い途中入園ですが、保活激戦区であっても運が良ければ途中入園できることもあります。
私のママ友だと、2人途中入園された子がいます。一人は生後3ヶ月のとき5月入園。一人は生後半年で11月入園でした。
生後3ヶ月のとき5月入園した子は2月産まれで、秋に行われた認可保育園の1次受付には間に合わず、かろうじて2次受付に申し込めたそうです。しかし、そのときはダメでほぼ諦めていたそうですが、5月になって希望していた保育園に退園希望者が出たということで生後3ヶ月で入園となりました。ただ、そのご家庭は兄弟も多く加点もそれなりにあったと思います。
もう一人のご家庭も、ママが公的の保育施設にお勤めされている方だったため優先順位が高く途中入園できたようです。
このように、夫婦フルタイムの点数プラス、両親どちらかが単身赴任や双子など、加点が多く見込まれる場合は途中入園の可能性も少なくないのかなと思いますので、そういうご家庭は「不承諾通知書狙いの途中入園申し込み」は十分に注意してくださいね。
4月入園までのつなぎの育休延長のつもりで、途中入園希望出したら、想像以上に早く入園決まっちゃったとなると、心の準備も不十分なまま入園生活を送ることになってしまうため注意ですね。
保育園申し込み当日の流れ
途中入園の場合は、保育課の窓口が空いていればいつでも申し込めますので、ここでは4月入園の申し込み当日の流れについて紹介します。
まず、受付時間は朝10時から夕方16時までとなります。その時間帯までに申し込み会場に行き手続きを行うのですが、とても混雑するので早めに会場に行くことをオススメします。早い方だと受付の1時間以上前から並んで待っています。
10時になると受付開始となると同時に整理番号が配布されます。その整理番号でおおよその受付時間がわかるのですが、赤ちゃんを抱えたまま申し込みされるママも多いので、整理番号をもらうだけに並び、その後申し込みのため再度申し込み会場に行き申し込みを行う。これだけでグッタリしてしまうほど疲れました。
なので、申込みだけで半日は確実にかかると思ってください・・・
もし、受付開始前に並ぶ場合や、整理番号が最初の方で会場に残ったまま受付順番を待つ場合、必ず水分補給用の飲み物の持参をオススメします。子供がお腹を空かせた場合のお菓子もあると良いですね。ベンチもありますが、申し込みをする人数も多いので立ったまま順番待ちをされる方も多いです。
まとめ
認可保育園の申し込みは各自治体によって違うとは思いますが、概ね同じ手順で行われることも多いと思います。
まずは、住んでいる自治体の申し込み手順を確認し、必要書類を不足なく準備し、それぞれの提出期限を逃さないようにすることが大切です。必要な書類を提出期限内に提出できなければ、どんなに点数が高くても申し込み完了できないので気を付けてくださいね^^