共働きの有給は、子供の体調不良と妻の体調不良で無くなる?

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結婚をする前や、子供を出産する前なら仕事のスケジュールと自分の都合だけを考えて取得できていた有給休暇。

もちろん、会社によって有給を全て使い切れない場合や、お盆休み、年末年始など有給休暇を使用する日が決められている場合もありますが、基本的には各人が自由に有給を消化できるようになっていると思います。

私は、独身時代自分に与えられた有給休暇を1年で消化しきれずに余ってしまうこともあり、

土日休みに加えて年間10日近くも有給を使用する必要もないんだけどなぁ

ってずっと思っていました。しかし、子供を出産して仕事復帰すると、あんなに「十分足りていた」と思っていた有給休暇が足りなくて、足りなくて・・・。

本当に有給休暇のありがたみを実感する日々です。

共働きの有給はいつ使うの?

我が家は共働きで仕事をしております。私は今の会社に新卒で入社したため勤続年数はもうすぐ10年。毎年の有給休暇は20日加算され、その年に使い切れなくても次の年までは引き継げます。

さらに、私の会社では年間10日間看護休暇の取得が認められているため、私が1年間に使用できる休暇は30日。もちろん、仕事のタイミングや時期は考慮しますが、仕事に大きく影響しない限りは好きな日にいつでも有給休暇を使用することができます。

毎年与えられる有給+看護休暇の30日ですが、生後9ヶ月で認可保育園の0歳児クラスに長男を入園させた4月から翌年3月までの1年間。私が会社を休んだ日数は

40日!!!!

月平均3.3日は休んだ計算です。簡単に言えば、週5日働くべきところ週4日で働いているのが1年間続いたぐらい休んでいるんです。

毎週必ず休んでいるって・・・ちょっとビックリですよね。

ただ、必ず毎週休んでいるわけではなく、3日連続で休んだり、半休だけだったり、1週間以上だったりとまちまちです。

なぜこんなに休暇が必要だったのか?0歳児、1歳児、2歳児の未満児など幼いお子さんを保育園に預けていらっしゃるママなら、もうお気づきだと思いますが、それくらい多くの回数風邪や感染症にかかるのです!!!!

そうなんですよね。長期休暇もまともに取得できないくらい、子供の体調不良で有給休暇は全てなくなってしまうんです・・・

共働き子供が体調不良になったとき

子供が朝、検温をして37.5度以上発熱していたときや、保育園に預けて昼休み前に検温したら37.5度を超えていたとき、会社を休んでお迎えに行き病院に連れていくのは7割以上ママが担当するご家庭が多いと思います。そもそも、朝検温する時間帯に旦那さんは既に出勤済みというご家庭もあると思います。

我が家も数年前までは、子供が体調不良のとき面倒を見るのは約9割以上が私の担当でした。保育園に提出してある連絡先には私の電話番号だけでなく、旦那の電話番号も記載してあるのに、必ず電話がかかってくるのは私が先で、私がどうしても会議等で長時間連絡が取れない場合のみ旦那にも連絡がいきました。

そのため、保育園からお迎えの連絡を受けた私が、旦那に状況報告も兼ねて連絡し「どうする?」と聞くと、ほぼ即答で「今日は無理!!!」と返事が返ってきました。

もちろん、仕事が忙しいときや急ぎの対応があるときは仕方ないかなと思うのですが、旦那さんの仕事はいつも忙しいらしく「早退や急な休暇がとれる状態なことはほぼ無い」職場環境だったようです。事実、ほぼ毎日帰宅が22時ごろだったので忙しかったのは間違いないと思いますが・・・

それに比べて、私の仕事は受け持っている案件によってスケジュールも違ってきますし、他部署と連携して作業を行うことも多いため、人手を増やしてもらったり作業手順を変更したりと、比較的スケジュールの調整がしやすい環境でもありました。他部署の作業が遅れて私のスケジュールが後ろ倒しになったりすると、待機で時間に余裕が出ることもありました。

そういった、仕事の休みやすさや早退のしやすさなどの職場環境の違いの他に、もう1点私が子供の体調不良のときに看病することが多かった理由があります。

それは旦那が子供の体調不良で会社を休むことで職場からの評価が下がったりしないのか?

といった点も気になって、私も「子供の風邪は私が面倒を見なきゃいけない」という気持ちになっていました。

我が家は互いの実家が遠方で、子育てを手助けしてくれる人がいなかったため、夫婦のうちどちらかが休む必要がありましたが、もし実家からのサポートが得られる環境であれば、それをフルに利用することができれば、負担軽減になりますね^^

共働き妻が体調不良になったとき

子供の体調不良よりも大変さったのが、ママの体調不良です。妻が体調不良だからって旦那が仕事を早く切り上げて帰ってきてくれることはほとんど無く、どんなに体温が38度を超えていようと、子供に夕食を食べさせ、お風呂を入れ翌日の準備をしなければいけません。

でも、1番大変だったのは保育園の送迎でした。知り合いのママ友はは子供がインフルエンザにかかったあと、自身もインフルエンザになってしまい、自身のインフルエンザ期間中は子供は保育園に通わせていたのですが、感染中のため送迎で保育園に入ることができず徒歩5分の距離も車で送迎して、保育園の前に付いたら保育園に電話して園長先生が園前に停まった車まで行き、そこで子供の引き渡しを行っていました。

多少の熱であれば、子供も一緒に休ませて自宅で一緒に過ごすという選択肢もあると思いますが、症状が重いとせめて日中は一人でゆっくり休みたいって思いますよね。

ママが体調不良のときも、ママが一人で子供の面倒を見てるというご家庭は少なくないと思います。

子供の看病をして、子供から風邪を移される場合もママが圧倒的に多いですよね。家庭内感染は軽く見ると本当に後悔します。

ただでさえ、子供の病気で有給を使用するのに自分の風邪でも有給が必要になるなんて出来れば避けたいところですね。

私の経験からいうと、ママの風邪予防にはマスクと睡眠が必須です。ちょっとでも喉が痛くなっったら就寝時にもマスクを着用し、たっぷり寝る!!!

子供の体調は思ったようにコントロール出来ないことも多いですが、大人はある程度自身でコントロール出来る部分も多いと思います。

まとめ

せっかく会社の有給休暇を使用するなら、子供の風邪や自分の風邪看病のためではなく夏休みや年末年始休暇、その他にも保育園の行事など、楽しい予定のために使いたいですね。

子供の体調不良は予測が難しく、免疫力も低いためコントロールがしづらい部分も多いと思いますが、ママやパパの体調は予め予防対策を行うことで、ある程度防げる部分も多いと思います。

独身時代や、出産前であればちょっとの無理でも難なく乗り越えられた方も、出産後は体調を崩しやすくなったという話もよく聞くので、早めの休息、早めの対策を心がけて過ごしていただければなと思います。

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