共働き家庭にとっての悩みは、仕事と育児の両立だと思います。
子供を育てることですら日々、試行錯誤の連続で、そこに仕事という責任のある仕事が追加されるのですから、大変ですよね・・・
では、仕事と育児はどのように両立したらいいのでしょうか?
目次
仕事と育児の両立のコツ!
私には、小学1年の長女と保育園の2歳児クラスに通う長男の2人を子育てしながら、週5日フルタイムで仕事をしている共働き家庭です。
長女は1歳の誕生日から認可外保育園0歳児クラスに通い、長男は生後9ヶ月から認可保育園0歳児クラスに通っています。
仕事と育児の両立を約6年続けてきましたが、その6年通して思うことは、
仕事も子育ても1人で抱え込まないこと!!
私は仕事と育児で悩むときに「どちらも中途半端で結局何一つ出来ていない」と、落ち込むことが多かったです。
そんなことを言うと、出産前はバリバリ仕事していたかのように感じるかもしれませんが、全くそんなことはなく、むしろどうサボろうか、どう手を抜こうかなんてことを考えることが多いタイプでした(笑)
でも、そんな私ですら、仕事と育児に悩む日々なので、出産前に仕事を頑張こられたママであれば、その悩みは一層深いと思います。
実は私、辛い時に他人に素直に「私辛いんです。助けてください」ってなかなか言えないんです。自分の弱い部分を見せたくないし、できないダメな人って見られたくないって気持ちが強くて、他人に「助けて欲しい」「困っている」というSOSを自分から出すことが苦手なんです。
それまでの人生、勉強も運動も自分なりに努力してやってこれたし、頑張った結果というのも受け入れることができました。
でも、育児と仕事の両立は、そういった頑張ればどうにかなるということが少なくて、自分がどんなに頑張ってもどうにもならないことが多くて・・・でも、人に「助けて」とも言えなくて、長いこと苦しみました。
でも、第二子である長男を出産して、もうどうにもならなくなったとき初めて、人に頼ることができました。
人に頼ることは、私にとってとても勇気のいることでしたが、いざやってみると、自分が思っていた以上に、自分の評価を下げるわけでもないし、他人に大きく負担をかけることでも無くて、なんというか、
案外普通だった
というのが、正直な感想でした。
共働きが育児に悩んで仕事を辞めたいと思う時
仕事と育児の両立に悩むってよく聞くと思いますが、
- 仕事が上手くいかなくて悩む
- 育児が上手くいかなくて悩む
- 仕事も育児も上手くいかなくて悩む
この3パターンだと思いますが、私が思うのは、多くの人はどれか一つだけってことはなくて、あるときは仕事が上手くいかなくて悩んで、あるときは育児が上手くいかなくて悩んで、またあるときは仕事と育児両方で悩む、というパターンだと思います。むしろ、育児も仕事も両方絶好調ということはほぼなくて、常に仕事か育児で悩んでいるのではないでしょうか?
そうなんです。悩んでばかりなんです。悩みの大きさは違うけれど、悩みが無くなるということは無いと思います。
で、私の場合ですが、月に1回ぐらい本当に「仕事辞めたい」って思うときが必ず来ます。「今の業務が終わったら辞めますって言おう」って本気で考えて、でも、その仕事が終わる頃には、また別の業務が始まって、という繰り返し
なぜ、月1回も仕事をやめたいと思いながらも、今まで仕事を続けてこれたのか?その理由は2つあって
- 周りに私を助けてくれる人が増えたこと
- 子供の成長
です。
周りに私を助けてくれる人が増えたこと
まず、会社で自分の使える時間以上の仕事量を与えられたとき、自分が抱えきれる責任以上の仕事を割り当てられたとき、今までなら「何とか自分で頑張ろう」と真っ先にに考えていたのを、今は「この仕事はAさんに割り振れる、この仕事はBさんに頼める、この仕事は後回しでもいい」など、自分ひとりで抱え込まなくても良い方法を真っ先に考えます。
無理かもしれない仕事を引き受けるのは止め、8割の力でできる仕事をやるという考え方に変えました。
これは、自分がサボりたいからではなく、子供の発熱などで急に休まなければいけなくなったときにスケジュールを止めないようにするためで、皆にとってもそれが1番リスクの少ない方法だと思うからです。
このようなスタンスになったのには訳があって、苦情が来てもいいから業務のスケジュールを厳守することだけを優先に考えて、意見を言うようにしました。もう嫌われても良い。煙たがられても良いと、開き直った結果です。
でも、そのようなことを言うようになって変わったことは、一緒に仕事をする同僚が理解を示してくれることが圧倒的に多くなったということです。最初は「いやいや、あなたの家の都合なんて関係ない」って言われるかと思ってたのですが、意外と「困ったことがあればいつでも助けるよ」って言われることが多くなったんです。
これは、自分から「助けて」と発言していなければ、「いつでも助けてあげる」なんて言われなかった言葉だと思います。
なので、もし、一人で仕事について悩んでいるママがいたら、少しでも良いので、その仕事を助けてくれる人や、一緒に手伝ってくれる同僚が一人いるか、いないかで仕事の悩みは軽くなると思います。
それは、家でも同じだと思います。一緒に生活してても所詮は他人。人が困っていること悩んでるとこなんて想像することはできません。ましてや相手が旦那さんなら、1を言って10を知るなんてこと絶対に期待しちゃダメです!!!
子供の成長
育児と仕事の両立で悩んでいた時期というのが、子供が3歳未満の時期でした。それは長女も長男も同じで、3歳を過ぎると一気に楽になった気がします。
子供が0歳のときは、まだ一人で歩けないし、一人でご飯も食べれない。全てをお世話する必要があって体力的に大変だったし、子供が1歳のときは、少しずつ自我が目覚めてきた子供の相手をするのが大変だったし、子供が2歳のときはイヤイヤ期が始まって、全てに対して「イヤ!イヤ!!イヤ!!!!」の連続で、血管ブチ切れそうになる日々でした。
子供が2歳半を過ぎて3歳前になると、急に理解力も上がって意志の疎通も出来るようになるし「ちょっと待って」や「もう終わりだよ」といった、決まりごとというかルールのようなものも理解してくれるようになるので、本当に育児は楽になります。大変なのは「なんで?なんで?」とやたら聞いてくることぐらい(笑)
仕事と育児の1番良いバランス
仕事と育児のバランス・・・
これ、本当に難しいですよね。人によって、家庭によって、子供によって、親によって違うと思います。だから、人と比べることに意味はなくて、周りのママ友が「正社員から時間の融通の聞くパートになった」とか、「子供が小学生になったら退職するからそれまで残業をいっぱい入れてお金を貯めたい」とか聞くと、「うちは、どうしよう・・・」って悩むこともあると思いますが、そこは「よそはよそ、うちはうち」の精神が良いと思います。
でも、悩んでいるときって他人が良く見えるんですよね。悩んでいるときって、自分が世の中で1番不幸なんだ!って思う時ありませんか?私はたまにあります・・・たまにね(笑)
でも、そんなとき迷いを断ち切るいい方法があるんです。それは、
子供たちが毎日笑顔で過ごしてるか?
子供が気分がすぐ顔や態度に出るので、楽しそうだなとか、疲れているなとか、何か嫌なことがあったのかな?といったことは、わかりやすいと思います。これが、小学校高学年以上になれば子供も隠す術を覚えるのでしょうが、小学校低学年のうちまでは、分かりやすいと思います。
そこで、子供が楽しく毎日を過ごせているのか?というのは常に気にかけています。
それは、子供に強い我慢をさせてまで仕事を優先させたいと私は考えていないからです。親以外におじいちゃん、おばあちゃんがフォローできる環境であれば別かもしれませんが、我が家は祖父母に会えるのは年に数回なので、親が子供のことを最優先に考えるべきだと思っているからです。
なので、私にとっての仕事と育児のバランスは、4対6で、3対7になることはあっても、5対5になることはないようにしています。
まとめ
仕事と育児の両立に悩みながら6年過ごしてきたのですが、1度も専業主婦になろうと思ったことはないのです。憧れはありますが、私の母が公務員で定年まで勤め上げたため、私もそうでありたいという思いと、専業主婦というイメージが私の中に無く、全く仕事をしない生活というのが想像できないからです。
なので、仕事と育児の両立に関する悩みは、おそらく子供が成人するまで無くならないと思います。
でも、確実に言えることは、子供が3歳を過ぎると悩みはグッと軽くなるということです。
なので、仕事と育児の両立に並んでいるママも、まずは子供が3歳までの辛抱だと思って、頑張りすぎないように、一人で抱え込みすぎないようにして欲しいなと思います。