子供を保育園に預けてて、子供が保育園で怪我をするととても心配になりますよね。特にまだ、言葉もしっかり話せない0歳、1歳、2歳といった未満児クラスの子の怪我は、本当に親である私も心を痛めました。
なかでも多かったのがクラスの友達に噛まれることでした。
1歳が保育園で噛まれる・・・
長男が保育園の1歳児クラスに通っていたときのことです。1歳児クラスは9人で担任の先生は2人でした。男女比率は、男の子4人、女の子5人だったのでほぼ半々の割合でした。
初めて噛まれたのは、0歳児クラスから1歳児クラスに進級した頃のこと。新しいお友達が増え、教室も変わったことから、ストレスから噛むのかな?クラスのみんな自己主張ができるようになってきたのかな?という程度に捉えていました。
というのも、長男より4つ上の長女が1歳のころにも、保育園で噛まれてくることが多く、
毎日気苦労が絶えませんでした。
同じような思いをしている方も多くいるのではと思います。
保育園での1歳のけが
1歳児の場合、
保育園でのケガが起きやすいのは、
おもちゃの取り合いになった時にだと思います。
1歳児だと、
まだお互いに意思の疎通も出来ない年齢なので、
よくおもちゃの取り合いになります。
もちろん、
保育園でも先生が、
「ほしいときは、かしてっていうんだよ」
「かしてって言われたら、どうぞするんだよ」
って教えてはくれます。
ただ、
毎回先生も見てくれているわけではなく、
また、
子どもたちも毎回言えるわけもないので、
どうしても取り合いになってしまいます。
おもちゃの取り合いになると、
子供はどういう行動をとるのかいうと、
大きくわけて3つのパターンがあると思います。
①諦めて別のおもちゃに興味を示す
②泣く
③実力行使で奪い取る
①の場合、興味の目移りが多い子が多いですね
このパターンの子が片方だと平和的なのですが、
そもそも目の前のおもちゃが欲しくて取り合いになっているので、
他のおもちゃに興味を示す可能性は低いです。
②の場合がおそらく一番多いのではないかと思います。
このおもちゃが欲しい!という自己主張で泣く子
自分の思い通りにならないと泣く子
普段おとなしく怖くて泣いてしまう子
泣くにも複数の意味があるので、
どちらかが泣いて、先生が気が付き仲裁に入るパターンが多いと思います。
③の場合に怪我の可能性が出てきます。
どうしてもおもちゃが欲しくて、おもちゃで殴ってしまったり、噛んでしまう子がいます。
子供はだれでもワガママなのである程度は仕方がないのですが、
自己主張が強かったり、気が強い子はこういう行動にでてしまうこともあります。
また、②のパターンで泣いた子が、
感情が高ぶって叩いてしまうこともあります。
長男もおもちゃの取り合いになった時に、
噛まれた事があります。
正確には、
「おもちゃの取り合いになったときに噛まれてしまった」
と先生から報告を受けたことがあります。
保育園では、先生一人に対して子供は4,5人います。
必ずどんな時でも見てくれると言うのは無理なのは理解できますが、
やっぱりショックですよね。
長男を噛んだ子はすぐに噛むくせがあり、
クラスの他の子も噛まれていました。
先生も注意を払っていてくれて、
噛もうとするとキツく止めてくれます。
保育園の体験保育に参加した時に目撃したのですが、
おもちゃの取り合いになった時だけでなく、
絵本を先生が読む時に、たまたま隣に座りました。
絵本を読み進めるうちに、だんだん興奮してきて、
長男の腕をがぶりっ!
の寸前で先生が止めてくれましたが、
こんなこともあるんだなと冷や汗をかきました。
それと同時に、
こんな風に興奮すると噛む癖がある子もいるんだなぁと感じました。
ちなみに、
公園やお散歩中に転んで膝を擦りむいたり、あざを作ったりというのは、
意外と少ないです。
なぜなら、
1歳児だと歩いてお散歩をする子が少なく、
長男の通っている保育園ではバギーに乗せられて、
公園にいくことが多いからです。
長男もどちらかというと活発な方なのですが、
バギーから完全に降りて公園を往復するようになったのは、
2歳を超えてからだと思います。
同じ1歳児クラスでも、
月齢によってこの辺りは変わってくるので、
1歳児クラスの全員が歩いてお散歩に出れるようになったのは、
全員が2歳を超えた3月を過ぎた位だったと思います。
公園に行くときは、
担任の先生以外に、フリーの先生も付き添いされるので、
先生一人あたりで見る子供の数が減ります。
この辺りも、外での怪我の少なさにつながっていると思います。
公園に着いたあとも、
1歳児だとそれほど長くは遊びませんしね。
怪我をしたときの対応法
保育園で怪我をした場合、
流血があれば絆創膏を貼ってくれたり、
あざが出来ていたり、赤くなっていれば冷やしてくれます。
病院に行くような怪我で無い限りは、
保育園から連絡はなく、
お迎えの時に連絡事項として報告されるのみです。
お友達におもちゃで叩かれちゃったみたいなんです
すいません、左手を噛まれちゃいました
という感じで報告されるので、
特に担任の先生が早番でいないときなどは、
実際の状況や、詳しいことは聞けないことが多く、
帰ってから「えっこんなに酷く!?」と思うこともありました。
こういう状況で、
子供にしてあげれることは、
まず抱きしめてあげてください。
そして、
「痛かったね、嫌だったね」
と共感してあげてください。
ケロッとしているように見えても、
内心は傷ついているかもしれません。
声をかけてあげて、
心に共感してあげるようにするだけでも、
子供は落ち着いてくれるので、
家に帰ってきてから1分だけでもいいので、
抱きしめてあげてください。
ちなみに、
誰に噛まれたかは聞いても答えてはくれません。
保育園では、子供間のトラブルがあった時の怪我などの場合、
親同士のトラブルなどを回避・防止する目的で、
教えてもらえないというのが基本だそうです。
ただ、ママ同士のラインや、
お迎え後とかに他のママと話をしたりすると、
おおよその検討はつきます。
検討はつきますが、
さすがに「あなたの子供うちの子噛んだでしょ?」とは聞けません。
なので、
親同士で話をするというのは現実的ではないと思ってください。
子供には「あの子と遊んじゃだめだよ」とは言いませんが、
「おもちゃの取り合いにならないように違うおもちゃであそんだら?」
や
「少し離れたところであそんだら?」
という声がけはしました。
子供がどの程度覚えていたかは分かりませんが、
おそらくほとんど効果は無かったと思います。
そう考えると、
親同士でも子供同士でも解決や対処は難しく、
保育園に頼るしか無いのが現状です。
保育園側も何も考えていない訳ではなく、
様々な対処法をしてくれています。
数十回防げたとしても、たった1回でも噛まれてしまえば、
噛まれたという結果だけ残ってしまいます。
可能であれば、
面談の時など保育園側と、
どういう対処法をしているかや、
どうケアしていくのが良いかを話あってみると良いと思います。
まとめ
1歳の保育園でのケガについてまとめると、
-
- 1歳児クラスで多いケガは、噛まれること
- 噛まれたときは、子供の心のケアをしてあげる
- 噛みつきを防ぐには、保育園との連携が必要
このようになります^^
1歳時になると、
0歳児の頃と違い、はっきりと自我が出てきて、自己主張をします。
それが時には暴力行為になってしまう事もあります。
ある程度は成長の一環なので見守った方が良いですが、
大きなケガに繋がりそうな場合や、
頻度が多い場合は、
保育園とも連携して対処してください。