4月から保育園に子供を預けて働くママさん、お子さんは保育園に慣れたでしょうか?入園して3ヶ月が過ぎ、ママも1日の生活リズムが整ってきた頃ではないでしょうか?
私には6歳の長女と2歳の長男がいます。2人とも0歳児クラスから保育園に通っています。長女は1歳の誕生日から、長男は生後9ヶ月からです。
我が子が保育園に通うまで0歳児クラスの保育園での過ごし方が全く想像できず、いったい何しているのか分からず、不安に思ったこともありました。
なので、1歳の誕生日から認証保育園0歳児クラスに入った長女のケースと、生後9ヶ月で認可保育園0歳児クラスに入った長男のケースの2つを紹介したいと思います^^
0歳は保育園で何してる?
0歳児クラスといっても、4月産まれの子はもうすでに歩き始めているし、早生まれの子は首がすわってようやく寝返りの練習をしている頃だと思います。この時期の赤ちゃんは数ヶ月誕生月が違うだけで、出来ることの差が大きく感じると思います。
そのため、保育園で何をするのか?は、全体のクラスの様子をみて担任の先生が決めることになると思います。
ただ、あくまでも未満児なので、頑張らせて何かの成長を促すといったことはせず「成長に合わせて出来ることを出来る範囲でさせる」という過ごし方になると思います。
保育園も1年を通して様々な行事があり0歳児さんも参加することになりますが、多くの場合、様々な経験をさせるということがメインになると思うので、少しずつ季節を感じたり、お友達と協力しながら楽しむといった経験の場になると思います。
0歳の保育園での過ごし方
長男が生後9ヶ月で入園した認可保育園0歳児クラスの1日の過ごし方を紹介します。
登園は9時までとする保育園が多いと思います。ただ、保育園に子供を預けているご家庭は勤務時間が9時スタートの場合が多いと思いますので、8時前後が保育園に登園する子供のピークになります。
朝8時に登園した場合、クラスの全員が揃うまでは教室で遊ぶことになります。登園する子供の数が少ない場合は、一つの教室で0歳児クラスから5歳児クラスまで全員で過ごし、子供の数が増えてきたら各クラスにそれぞれ移動して9時までの時間を過ごすことになります。
9時になると担任の先生と朝の挨拶会を行います。長男が通う認可保育園では、0歳児さんの朝の会は手遊びを加えた朝の歌を皆で歌うことになっていました。入園した当初は、歌も歌えず手遊びもせず見ているだけでしたが、数ヶ月ほどすると先生を見ながら身体を動かしたり、声を出したり出来るようになります。
朝の挨拶が終わると、0歳児クラスは朝のおやつタイムです。1歳の誕生日を過ぎた子はアレルギーがなければ牛乳が用意されます。まだ1歳にならない子は哺乳瓶でミルクを飲みます。長男が通う保育園では、哺乳瓶もミルクも保育園が用意してくれますが、牛乳は家からコップを持参することになっていました。朝のおやつがあるのは2歳児クラスまでになりました。
朝のおやつが終わったら午前中の活動になります。入園したばかりの頃は外には出ずに室内で過ごすことになると思います。大人からしたら「毎日室内で過ごしてばかりで、定期的に外にも連れて行って欲しい」と思ったりしますが、赤ちゃんにとっては保育園内に慣れ、安心して過ごすことが大事なため、先生に慣れ、室内で安心して過ごせるようになる5月下旬頃までは室内で過ごすことになります。保育園の外に出るのは、最初は保育園の敷地内、次にバギーで散歩、その次に近くの公園、といった段階的に外遊びをするようになります。外遊びするようになっても、まだ体力もないので30分程度になっていました。
また、午前中にお昼寝が必要な子供も珍しくないため、子供が眠くなったときにはいつでも寝れるようにしてくれていました。バギーでのお散歩も帰り道に寝てしまう子も多かったです。子供によっては午前寝をすると午後のお昼寝をしてくれない子もいるため、どの子を何分寝かせるかなど、細かくお昼寝も調整していました。たかが30分バギーに乗ってお散歩しながら外の風景を見るだけでも、0歳児さんにとっては刺激が大きく疲れてしまうんですね。休日ママやパパとお散歩しても寝ない子も、保育園でお友達とのお散歩は別なんでしょうね。
0歳児クラスの昼食は11時半からでした。離乳食の進み具合や量にも個人差が大きいので、一人ひとりの合わせた形状、量を用意してもらえます。もちろん、手づかみの子、スプーンの子などにも合わせてくれます。好き嫌いが出始める時期でもあると思いますが、好き嫌いのなるべく無いように声掛けもしてくれました。
昼食が終わった12時過ぎ、遅くとも12時半にはお昼寝です。お昼寝中は必ず先生一人は教室に残り、定期的に呼吸の確認をしてくれたり、万が一に備えてくれていました。お昼寝は15時まで続きます。
お昼寝が終わると、午後のおやつの時間です。おやつはミルクもしくは、牛乳と、クッキーや小さいおにぎりなどの補食です。フルーツが出る場合もありました。
午後のおやつが終わると、お迎えがくるまで室内で遊びます。保育園に慣れてくると、園庭でちょっと遊んだり、砂場で遊んだりもします。ただ、夏場は気温も高いし、蚊も多くなる季節なので午後の外遊びが始まるのは秋以降になることが多いと思います。
もしお迎えが18時を超える場合は、18時ごろに補食が出ます。補食はお迎え予定の時間によって量が違うようです。
1日のスケジュールはほぼ決まっていて、昼食の時間がちょっと遅れちゃうとかイレギュラーな日はありますが、基本的には毎日同じスケジュールで動きます。
長女が通っていた認可外保育園では、0歳児クラスの昼食が11時と決まっていたので、休日も11時を過ぎたら不機嫌になるほど、生活リズムが身に付いていました。
0歳の保育園での年間スケジュール
1年の年間スケジュールも紹介します。
1日は規則正しく毎日同じように過ごしますが、その中で、月に1回はお誕生日会を保育園全体で祝ってくれたり、お誕生日当日にはクラスで担任の先生とクラスのお友達が「たんたん、たんたん、たんじょうび~」とお祝いの歌を歌ったりしてくれます。
他にも、運動会、発表会にも参加します。長男が0歳児のときの秋の運動会は、親子競技だけでしたが、2月の発表会は子供たちだけで先生の掛け声に合わせてセリフを言ったり、身体を動かしたりして、0歳児さんの成長を感じることができました。
ただ、長女が通っていた認証保育園では、そういった行事は一切なかったんですよね。運動会、発表会に向けた準備や練習も大変ですし、未満児には普段の生活に影響が出るような負担はかけないという保育方針だったようです。
遠足も保育園によって0歳児さんも参加する場合もあれば、0歳児さんは参加しない場合など様々です。長男の通う認可保育園では数年前までは0歳児さんも遠足がありましたが、負担が多いという理由から今は2歳児クラス以上が対象となりました。
1年間の行事スケジュールは、全体に合わせて組まれていることが多いので0歳児クラスは参加しないことも多いです。大きい行事だけは参加するという感じですね。
発表会も、泣かずに皆で舞台に立ち、音に合わせて手でも叩ければそれだけで拍手喝采。泣いてしまっても良い思い出になります。
そでよりも、風邪をひかずに保育園に行ってもらうことの方が、親としては有難かったりします。
まとめ
まだ寝ている時間も長く、活動も激しくない0歳児さん。ただ、成長のスピードはとても早く、伝い歩きで入園した長男も1歳児クラスに進級するころには、お友達と手をつないで外でお散歩できるほどになりました。
泣くことでしか自己表現できなかった長男も、言葉を話すようになり、少しづつお友達と遊ぶようになりました。
毎日、色んなことに刺激を受けながら楽しく、安心して保育園生活を送れていると思うと頼もしく感じることもあります。子供って強いんですよね。大人が思っている以上に環境に順応する力を持っていると思います。
慣れるまで、親も心配だと思いますが、担任先生や同じ保育園に子供を通わせている周りのママさんたちと一緒に、落ち着いた保育園生活をサポートしてあげて欲しいなと思います。