こんにちは。ひよぴたです^^
昨年私の母が60歳となり定年退職しました。母が大学を卒業してから一度も辞めることなくずーっと働いてきた仕事なので約37年間働いたことになります。
その37年の間に、姉が産まれ、私が産まれ、弟が産まれました。母は公務員でしたが現在みたいに育休が3年取れた時代ではないので、私や弟は0歳児から保育園に通っていました。
私も今、子供が2人おり共働き家庭として月曜から金曜の週5日フルタイムで働いています。
目次
女性が勤続20年を迎えるための条件
もし大卒22歳で就職したとすると、勤続20年を迎える年齢は42歳ですね^^多くの方はその間に、結婚、出産を経験されると思います。
なので、1つ目のポイントは仕事と家庭、子育ての両立をいかに上手く乗り切るか?になると思います。私はまだ勤続10年なので、私の経験と、私から見た母の2パターンで紹介します。
働ける時間は減っても仕事は減らない
現在、結婚後も遠くへの引っ越しが必要でない場合、結婚前に働いていた会社を寿退社する女性は少なくなってきたと思います。私の周りでも、結婚イコール退職と考える女性はほとんどいません。
ただ、出産となると違いますよね。妊娠すると悪阻があるかもしれません。妊娠前は23時まで連日残業してたとしても定時で退社するようになると思います。出産後も1年ほどは育休を取得しますよね。で、いざ子供を保育園に預けて復帰しようと思っても待機児童が多い地域に住んでいる場合は、希望の保育園のみならず入れる保育園が1ヶ所もないという結果になるかもしれません。なんとか、保育園を探して子供を預けることができても子供は急に風邪を引きますし、慣れないうちは月1回は発熱する場合が多いです。
仕事量が多い職種だと、退職者が出なければ人員補填がないため、このような状態の中で継続して勤務するのが難しく感じるケースもありますよね。
出産を機に自ら仕事を辞める女性もいますが、辞めざるを得ない場合も少なくないと思います。
うちの母の場合は、公務員だったこともあり人員補填がしっかり付いたため安心して育休に入れたんだと思います。私の場合は、案件によって人をアサインできるかで仕事量を調整してもらえるので、辞めずに済みました。
家事の時間
仕事が終わり、保育園にお迎えにいって帰宅。帰宅後は子どもたちに夕食を用意し食べさせ、お風呂。お風呂が終わったら、次の日の保育園準備や、小学校の宿題チェック。忘れ物がないか確認しつつ夕食の食器を洗う。食器が洗い終わったら洗濯物を片付ける。
そんなことをやっているだけで、あっという間に2時間、3時間経って子どもたちを寝かしつける時間。保育園でたっぷりお昼寝をしている子は夜なかなか寝付けず寝かしつけに1時間かかることも。日によっては親の方が先に寝てしまうことも珍しくないですね。
で、自分の時間なんてほぼゼロです。最近朝ドラを見始めたのですが、1日15分のドラマが3週間分溜まることも珍しくありません。
毎日、仕事、子育て、家事に終われる日々に心が折れそうにならない人はいないと思います。私が住む地域は、待機児童も多く保育園に入るのが難しいため、入園後に仕事を辞めて退園するパターンは非常に少ないですが、子供が3歳ぐらいになって会社の勤務が使えなくなるタイミングでパートタイマーになるママもいます。
なのでどの程度、仕事、子育て、家事に自己犠牲ができるか?は仕事を続けるうえで大きな比重になると思います。
自分の時間が仕事、子育て、家事で埋まってしまっても、私の母のように仕事が生きがい!のようなタイプであれば大変だけど、苦ではないかもしれません。
結局は、仕事、子育て、家事のどれかで満足していれば仕事は続けられると思います。多くの人は、仕事も中途半端、子育ても中途半端、家事も中途半端といった全てでフラストレーションを抱えてしまうため、「仕事辞めたい・・・」ってなるんですよね。
仕事と育児の両立
子供は夫婦が望んだ結果ではありますが、子供一人を夫婦だけで育てるのは大変だなぁ。と思います。
なぜなら、我が家が夫婦だけで子供2人を育てているからです!私の実家は飛行機で2時間かかる距離にあるため実家に帰省するのは年に数回。旦那の実家は車で2時間ほどかかり義両親は高齢ということもあって子育てを手伝ってもらったことはありません。祖父母に子供たちを預けて夫婦だけで出かけるということも皆無です。
そのため、夫婦のみで子育てをしていますが、長男が産まれるまでは旦那は忙しい会社に勤めており毎日帰宅は22時近く。早く帰宅しても20時半でした。
旦那が帰宅する頃には長女は既に寝ていますから、旦那が長女と接する時間は平日の朝30分ほどと週末のみでした。まさに「パパ今度はいつ帰ってくるの?」状態です。
そんなこともあって長女は旦那に懐かず、週末家族で外出しても「ママがいるならパパもいていいよ」「私とママの邪魔はしないでね」といった具合でした。
私も娘のことは好きでしたが、平日もべったり。旦那がいる週末でさえ私にべったりな娘に疲れてしまうことも多かったです。
そういう経験があって、長男を出産するときには「私が仕事を辞めるか?あなたが転職するか?のどちらか選んで」と夫婦で話し合い、最終的には自宅から近い会社に旦那が転職することになりました。
旦那の職種的に、転職可能だったんだと思いますが、旦那が転職していなかったら私は仕事を辞めざるを得なかったと思います。それだけ、子供をママ一人で育てるのは大変なんですよね。
母の場合は、祖父母宅が自宅から徒歩数分の距離にあったので保育園の送り迎えは祖父母が行っていました。祖父母もまだ50代だったからできたんですね。私にとって祖父母宅は自宅と同じような感覚で過ごしていました。
女性が仕事を長く続けられる条件
女性が仕事を長く続けるための条件は「性格」「子育てのサポート」「職場環境」「体力・健康」のどれか1つがかけても駄目だと思います。
性格
まず「性格」ですが、あくまでも個人的に思うことですが、自己主張が強いくらい頑固な人の方が向いている気がします。私の周りにいる働くママは、みなさん自分の意見をしっかり持っています。他人の意見に振り回されるような方は少ない気がします。また、自分の意見はしっかり持ちつつも相手の意見も受け入れ、いい部分は積極的に取り入れています。受動的タイプではなく能動的な方が多い印象です。
子育てのサポート
上でも書きましたが、子供は急に発熱することも多いので、急な発熱に対応できる人が必ず一人は必要となります。
大人であれば37.5度超えても大事が会議があれば無理してでも会社行きますが、それを子供に求めるのは酷ですよね。大事な会議と子供の発熱が重なっても、子供に付いてあげる人を確保するのは必須になります。
夫婦どちらかの実家のサポートが得られる場合は是非ともサポートをお願いすることをオススメします。
職場環境
仕事を休まなければならないシーンは、子供の発熱意外にもあります。子供が小学生に上がれば授業参観やPTAの集まりなど平日学校に行く機会は保育園時代と比べ物にならないほどです。
子供が成長して学童に通うようになると、保育園よりもお迎え時間早くなりますよね。特に、子供が小学生になったら時短勤務が無くなる会社も多いので、学童のお迎えに間に合わない、いわゆる小1の壁にぶつかるママも多いです。
会社と交渉して、勤務時間を短くしてもらうか、残業を免除してもらうことができれば良いのですが、そういう会社ばかりではないですよね。知り合いのママでも子供の小学校入学を機に正社員からパートタイマーに変わったママもいます。転職して勤務時間を変えたママもいます。
子育てしながら働くには、職場理解は必要不可欠ですね^^
体力と健康
もしかしたら、体力と健康が一番大事かもしれません。どんなに忙しくても体力があれば乗り切れますし、健康じゃなきゃ何もできません。
特に子育てに関しては、1に体力、2に体力、3に体力ってぐらい体力勝負です。私は20代後半で第一子を出産しましたが、毎日の抱っこ、行動範囲が広がっていく娘の成長についていくのは大変でした。
仕事復帰してからは、朝も早いし、お迎え後から寝るまでの時間も分刻みだし、寝かしつけもなかなか寝てくれないし、時には夜グズって起こされるし、でも翌日はまた仕事だし。
身体が持たないと精神的にもキツくなるし、イライラすることも増えますよね。せっかく家族のために働いても、それが原因で家の中がピリピリした空気になるのだけは避けたいところだと思います。
まとめ
長く働くために必要なことは
- 家族、主に旦那さんの協力と理解
- 独身の頃のようにバリバリ働かなくても大丈夫と認めてくれる会社の理解
- 体力と健康
が必要ですね。
あとは、深く考えすぎないのも大事かもしれません。家事や料理は手抜きでも良いやぁとか、たまには平日有給とって家で一人のんびりしちゃえとか、土日は夫に子供を公園に連れ出してもらってゆっくり半身浴とか。
全てを完璧にするのは無理なので、子育て、家事、育児で全て65点をクリアしてればOKぐらいの感覚が良いと思います^^