小学校のPTAを共働き家庭が経験!仕事を休めないときの両立させるコツ

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我が家には今月から小学1年生になった長女と保育園に通う2歳の長男がいます。私達夫婦は共働きで、ともに実家が遠いということもあって、夫婦のみで子育てをしています。

長女が小学校に入学して約3週間が経ちました。つい先週の金曜日に初めての授業参観があり、同日に保護者の懇談会もありました。

懇談会で何をするかと言うと!!!!PTA役員決めです!!!

長女が通っている小学校では、学年部、広報部、文化部、補導部、構成部、整備部、まつり等の委員会があり、各クラスそれぞれ15人ほど必要です。
35人学級ですが、上の子がいるご家庭は上の子のクラスで役員をされるので、約8割の家庭は何らなの部に所属することになっています。

所属する役員会が決まったら、そのメンバーから部長、副部長、会計、書紀の4役を選出します。

何の役員にもならないご家庭は、くじ運が良い数少ないご家庭のみで、持病がある方、シングル家庭、0歳児がいるご家庭などは、部長、副部長、会計、書紀の4役を免除になるだけで役員活動は免除されません・・・

6年間のうち1回でも役員をやればそれ以降は免除^^なんて制度もありません。唯一あるのは、4役をした方が翌年だけ免除されるので、6年生で4役をしたくないご家庭が5年生で立候補する家庭が多いという話しは聞きました。

なので、5年生以外の学年は毎年、役員決めに苦労することが多いと聞いていました。立候補が誰もいない場合・・・どうやって決めると思いますか??

そうです。くじ引きですね^^

もっとも不満が出にくく、公平感があるくじ引きで決めるんですね。

そうなれば、もう、運次第。その年の運命を1本のくじで決めるんです。

なんとも恐ろしいですね。

私はビビリなので、くじ引きになる前に、自分が出来そう!と思った役員に自ら立候補しました。何の役員にもならずに過ごせるのが一番良いのですが、毎月のように平日に集まりがあって、それとは別に行事の手伝いもある部への所属だけは絶対に避けたかったので、かろうじて仕事と両立できそうな委員へ自ら立候補しました。

ベストよりベターな選択をしたんですね。だって、仕事もしているのにリスクのある危険な賭けには出れません。「仕事とPTAどちらが大事か?」って聞かれたら、即答で「仕事!!!」と答えます。


小学校のPTAを共働き家庭が体験

さて、金曜日に授業参観とクラスの懇談会がありPTA役員が決まりました。無事に希望する役員になってホッとしたのも束の間。

週が変わった月曜の15時から、各委員会の代表決めと年間予定を話し合う集まりがあるので役員全員参加してください

との連絡が・・・

えっ?今日金曜日で午後休とって来たのに、また月曜日も午後休取れってか???

内心、嫌でしたけど最初の会合に出席しないのは、後々トラブルになりそうだったので、月曜の朝、上司にお願いをして午後休を取り、集まりに参加して来ました。

15時スタートだったので10分前には教室に着きましたが集まっていたのは、5人ほど。5分ほどすると20人ほどに増えましたが、実際に会がスタートしたのは15時10分ほどでした。

まず、A4の役員心得というプリント1枚が配られ、学校の出入りについて、役員の活動について、職員室の出入りについて、という。まぁ、保護者全員に向けた心得ですね。

そのプリントが配り終えると、早速、重役決め。各学年から一人代表を選出し、その代表の中から部長、副部長などの4役を決めました。

1年生は第一子で初めてPTA活動をするご家庭がほとんどなので、希望者は出ず、あみだくじで代表を決めました。

あとは、互いの連絡先を交換して終了でした。なので時間としては1時間もかからなかったと思います。

これって、専業主婦の方からすれば、学校に行く回数は多くても1回あたりの時間が短いというのは良いことなんですかね??

私は、せっかく仕事を午後休とったのだから、代表決めだけでなく年間の予定ぐらいざっくりで良いので知りたかったです。当然、今年度の行事スケジュールが確定していなかったり部長が変わったことによって、やり方も変わってくるかとは思いますが、イメージを共有しておくだけでも、今後の活動がしやすくなるし、仕事も事前に調整できるので、教えて欲しかったというのが感想です。

ママ友の中に、2年前に部長職を経験された方がいました。

病院にお勤めされているママでとても忙しそうな印象があった方でした。そのママ友は推薦されるかたちで部長になったそうですが、そのとき、周りからしきりに言われたのが「仕事してても大丈夫!周りが助けるから」という言葉。役員を見てくださっている先生にも仕事が忙しいこと、ご迷惑をかける可能性があることは何度もお伝えたそうです。

しかし、「周りが助けるから」の声に負け、渋々引き受けたそうです。

「周りが助けるから」と言われ引き受けたものの、実際に活動が始まってしまうと、集会も多かったり、印刷物を提出するために、仕事に行く前の8時前に学校に行くと「あまりに早く学校来られるのは困る」と言われたり、その提出物も数日前に突然言われることも多く、何度も学校側と喧嘩したと仰っていました。

やはり、いくら周りが助けるとは言っても、名義は自分なので、他人以上に負担が重いのは覚悟しなくてはいけないと思いました。

このママ友の話しを聞いて、仕事とPTAの両立の難しさを改めて感じたのと同時に、両立するために必要なことも分かって来ました。


PTAで仕事を休めないとき

子供が小学生になると働きに出る母親も増えてきますが、我が家のように保育園出身組と幼稚園出身組とでは、仕事に対するズレがあるのは理解していたほうが良いと思います。

なので、できれば我が子が保育園出身組なら同じように保育園出身組のママ、我が子が幼稚園出身組なら幼稚園出身組のママと仲良くなっておく方が良いです。なぜなら、お互いの環境を理解してもらいやすいから。小学校のクラスが違っても、同じ園出身のママと同じ役員会に入るというのもオススメです。

クラスが違っても同じ学年であればある程度まとまって活動することもあると思うので、情報共有がしやすいと思います。

同じ環境のママ同士であれば、どちらか一方が集会に出れなくても気軽に助けてもらえますし、またその逆も可能です。フルタイムで働くママが全ての集まりに参加できることは不可能だと思うので、最初から持ちつ持たれつの関係を作ることができます。

学年が上がっていくと、つながりも増えるので色んな人から情報をもらえるとは思いますが、最初は環境が近い人と仲良くなるようにすると良いと思います。

もし、同じ環境の人と仲良くなれなかった場合は、早いうちに代表に相談し、自分に何ができるかを考え、連携を取るなり、別の仕事で協力できないかを相談したりするように心がけるといいと思います。

また、直前になっての不参加表明は心象がよくないので、代役を立てるか、仕事のスケジュールをしっかり連絡しておくようにしましょう。会合には出席できなくても、自宅で作業できたりすることがあれば積極的に動くようにすれば良いと思います。パソコンが使えるだけで出来る作業もあると思います。

ママが参加出来ないときに1回でもパパが代役として参加するだけで印象が良いようだと会社の先輩からは聞きました。ただ、ほかの参加者は女性だけなので、パパが抵抗がなければ、ですね^^;

決して、「仕事しているから、何もしない、何もできない」と思われないことが重要かなと思います。出来る範囲で集まりにも出られるように努力の姿勢を見せる人と、最初から出たがらない気満々の人では、周りの人の感じ方も違ってきますよね。

PTAと仕事を両立させるコツ

PTAと仕事を両立させるうえで欠かせないのが、職場の理解ですね。

最低でも年に数回は平日にPTA活動のために会社を休み必要がありますし、もしそれが大きな案件と重なってしまっうことも十分に考えておかなくてはいけません。

オススメなのが、PTA役員が決まった段階で仕事で迷惑をかけてしまいそうなメンバーに、「子供のPTA活動をすることになりました。親としての責任を果たしたいという思いもあるため、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、精一杯頑張りたいと思っております」など、事前に一言伝えておくと、フォローしてもらえやすいのかなと思います。

PTAと職場、両方の顔色を伺いながら両立させるしか方法がないと思うので、影響が出そうなときには、どちらも早い段階から周囲の人に事情を説明しておくといいと思います。

PTA活動は、まだまだ女性がメインで参加することがほとんどだと思うので、社内で子育てを経験した先輩ママがいれば、どのように仕事とPTAを両立したのか、アドバイスをもらうことも重要ですね。

1年だけの辛抱となるのか、長女の小学校のように毎年のことになるのか。そのあたりもしっかりと調整できると良いと思います。

まとめ

PTA役員というと面倒くさいや、大変といった負のイメージが先行するかと思いますが、実際に経験した先輩ママは、担任の先生とも親しくなれるし、学校に行く機会が増えるのでさり気なく子どもの様子をみることもできる。何よりも他の保護者と交流する機会が増えるので、学校の情報も入りやすいので、やって良かったという話も聞きました。

ただ、同じPTA役員でも活動する委員会によって活動内容が違うので、そこはしっかりと事前に情報を把握して、自分に合う委員会か見極める必要がありますね。

また、どんな活動内容であれば活動できそうか、自分の中でイメージを持っておくことも大事ですね。そのイメージがあれば、この役員は絶対無理だけど、この役員ならなんとか出来るかも。というのが見えてくるはずです。

多くの家庭が参加することになるPTA。どうせ活動するのであれば、できるだけ楽しく負担が少ない環境をつくれるようにしましょう^^

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