夏休み学童を嫌がるとき学童以外で過ごす?小学生一人で留守番はできる?

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我が家には今月から小学1年生になった長女と保育園に通う2歳の長男がいます。私達夫婦は共働きで、ともに実家が遠いということもあって、夫婦のみで子育てをしています。

長女は保育園を卒園してから今日まで学校内にある学童に通っています。入学式が始めるまでの1週間は朝8時から17時まで、学校が始まってからは放課後に学童に行っています。

ついこの間まで保育園児だった我が家の長女も小学校に入学し、同時に毎日学童に通う日々です。まだ保育園時代の友達以外の友達は出来ていないみたいだけど、本人が「学校も学童も楽しい」って言うので、楽しく過ごせているんだと思っています。

しかし、「小学校入学後に始めた週2回通う習い事と学童のどっちが楽しい?」と聞くと、即答で「習い事!!だって、いろいろ教えてくれるから」と。さらに、習い事が休みの日は「えー。今日はずっと学童なの??」とちょっと不満そう。

そんな話しを、長女より2学年上の娘さんをもつ会社の先輩としていたら、会社の先輩の娘さんは少し前から学童を嫌がるようになって「学童に行きたくない」と言い、夏ごろから学童に行かなくなったと聞きました。

会社の先輩の子供は、我が家の長女より2学年上の女の子。一人っ子ということもあって性格は大人しめ。話しを聞いた感じだと、読書が好きと言っていたので、学童のわちゃわちゃした感じが合わないようです。そういったこともあって、学校のある日は毎日のように何かしらの習い事をして、少しでも一人で過ごす時間を少なくするようにしているそうです。

会社の先輩宅も共働きなので、最初は子供に言い聞かせなんとか学童に通わせていたのですが、小学2年生の夏休みついに学童に行かなくなってしまったそうです。

友達がいなかったわけでは決してないそうです。保育園時代の友達もいたし、同じクラスの友達もいたそうです。それでも、合わなかったんだと思うと言っていました。


夏休みになって学童を嫌がるようになったきっかけ

学童って、保育園時代と違って、各学年の児童がみんな同じ部屋で過ごすし、学童の先生がいるといっても、全ての児童を見れるわけではないですよね。

そうしたなかで、子供同士のトラブルも少なからず絶対にあると思いますし、保育園のように常に守られている環境ではないですよね。

ちょっとしたことで、揉めてしまって傷つくこともあると思います。

そういった日頃のストレスというか、モヤモヤした気持ちを抱えながら1学期を終え、夏休みに突入。

楽しい夏休みだけど、共働き家庭の子供は、学期中と変わらず朝8時から夕方まで学童で過ごします。学校があれば学童で過ごす時間は2時間から3時間程度。でも夏休みは9時間ほども学童で過ごします。

そこが凄く居心地の良い環境であれば、毎日楽しく過ごせると思うのですが、もしそうでない場合。それは、ちょっと意地悪な子がいるとか、自分の過ごしたいリズムと周りのリズムが合わないとか、仲がいい子がいないとか。

たぶん、理由は些細なこと。

しかも、夏休み期間中は学童にパート勤務されている指導員の方も休みを取ることが多いと思うので、管理してくれる大人が不足しがち。

それに加えて、学校のときは放課後習い事に行って、普段学童に滅多に来ない子も学校がないので、朝から学童に来る。

そうなると必然的に、指導員は減るのに児童数は増えるってことになると思います。

ただでさえ、居心地が悪いと思っている児童からすれば、ストレスは増えるだけ。それでも1年生のうちは家で一人で留守番させるのは不安と考える親も多いと思うので、子供は頑張って学童に通うんですよね。

でも、子供にとっては心地よい環境でないから、次第に「行きたくない」って言うようになるんだと思います。

会社の先輩の娘さんはまさに、このパターンだったと思います。

だから、目立ったイジメとかトラブルがなくても、友達がいても、学童に行きたくないなって思うようになるんだと思います。

でも、親の立場としては、

子供一人留守番させるのは不安!!

でも、嫌がっている学童に無理やり連れて行きたくはない。

でも、仕事にも行かなきゃいけない

って、ジレンマですよね・・・。

このあたりの対処法も会社の先輩に聞いてきたので、ご紹介します。

夏休みに学童以外で過ごすには?

夏休みなどの長期休暇で、学童を嫌がるようになる子供は多いと思います。そういったときには、学童の代わりに子供が安心して過ごせる場所を探す必要が出てきますよね。

何人かの先輩ママに話しを伺ったところ、以下の2パターンが多いようでした。

  • サマーキャンプに参加させる
  • 祖父母宅に預ける

共働きでサマーキャンプに参加させている家庭は多い

夏になると、子供だけで行く1泊2日(もしくは2泊3日)のサマーキャンプというイベント企画が多く見られるようになると思います。

共働き家庭は親の職種にもよりますが、子供の夏休み期間中に親の夏休みが取れない。というご家庭もあると思います。

そうなると、せっかくの子供の夏休みも全くどこにも連れて行ってあげられない。ということもあると思います。

そういったときに、子供同士仲の良いご家庭同士で同じサマーキャンプに参加したり、兄弟だけでサマーキャンプに参加することができると、子供も喜びますし、親も嬉しいですよね。

なんといっても、その期間中は子供の世話をしなくても良いので、親としてもラクそう。

会社の先輩の娘さんも、小学校1年生の夏休みに保育園で仲が良かった友達2人と一緒にサマーキャンプに申し込み、2泊3日親元を離れて過ごしたそうです。

ただ、このサマーキャンプに申し込む際に事前に注意したいのが、

Point

  • 子供が親元を離れて平気かどうか?(過去に祖父母宅などで一人で泊まったことがあるか?)
  • 初対面の子供たちの仲に一人で入っていけるか(異学年)

の2点は重要だなと、先輩の話しを聞いて思いました。

というのも、友達2人と一緒にサマーキャンプ参加しても、企画会社が班を決めるため、仲が良くても班が違ってしまえばサマーキャンプ中に一緒に過ごすことは無かったそうです。つまり、せっかく友達と一緒に申し込んでも一緒に遊べなかったと。

当然、寝るときも一人ひとり場所が指定されるためバラバラ。知らない子に囲まれながら寝ることになったそうです。

なので社交性のある子でなければ、難しいのかなと思いました。実際、一緒に行った子のうち1人は夜寂しくて泣いてしまったそうで、自宅に帰宅してから親が「来年も参加する?」と聞いても「絶対に嫌だ」と答えたそうです。

せっかくの楽しい夏の思い出になるはずのサマーキャンプも寂しい思い出になるのは辛いですよね。

もし、サマーキャンプは費用もかかるし、知らない環境に子供だけで行かせるのは不安というご家庭は、祖父母宅に預かってもらうというパターンが多いと思います。

共働きの夏休みは祖父母宅に預ける

我が家も今年の夏は、このパターンでいこうと思っています^^

祖父母宅で過ごすといっても、同じ地区内に住んでいる場合と、遠方に住んでいる場合とでは意味合いが違ってくると思います。

同じ地区であれば朝、祖父母宅に親が連れて行って、仕事が終わったら祖父母宅にお迎えすることも出来ますね。

我が家のように遠方の場合は1週間から2週間、子供だけで祖父母宅に泊まって過ごしてもらうことになると思います。

どのくらいの期間預かってもらえるかは、実家と事前に十分相談しながら決まる必要がありますね。おじいちゃん、おばあちゃんと孫との相性もありますし、預かってもらうからには負担はかかりますから。

我が家は幸いにも、私の母が教育関係の仕事に長年携わっていたこともあって、子供と関わるのに抵抗がなく、2週間ほど預かってもらうことになっています。

学校の宿題を見てもらうこともお願いしていますが、祖父母と一緒に買物をしたり、一緒に料理をしたりとのんびり過ごしてもらえたら良いなと思っています。

また、運動する場として祖父母宅の近所の短期スイミング教室に通わせることも予定しています。

祖父母宅での1日がゲームやテレビ、DVD等で終わってしまうのは嫌なので、私が事前にスケジュールを立てて、行動するようにお願いしようと思っています。そうすれば、母も「うーん。何して過ごさせよう」と、悩む必要もないし、娘にもやりたいことを事前に聞いて、どの範囲であれば祖母が対応できるのか等を話し合うこともできるので、事前にスケジュールを立てるのはオススメかなと思います。

あとは、少し話しが脱線するのですが、祖父母宅が遠方なため年に1、2回しか会えないので、毎回帰省する数ヶ月前から「おじいちゃん、おばあちゃんに見せるために逆上がり練習しよう」とか「会えるの楽しみにしているよ。ってお手紙書いて出そう」というように、娘が普段嫌煙しがちな事も「やりたい」と思えるように、働きかけています。

今回は、祖父にお正月に買ってもらったブレイブボード(スネークボード)を上手く乗れるようになった姿を見せたいようで、週末の度に近所の公園で練習しています。

ほかにも、レゴかパズルを持たせて、なるべく祖父母の負担にならないように工夫したいと考えています。

でも、サマーキャンプも子供の性格的に不安だし、祖父母宅も忙しくて、やっぱり学童以外に考えられないわ。というご家庭もあると思います。

そうなると、最終手段というか、選択肢は一つ!!!!

一人で留守番してもらう。ですね。


小学生一人で留守番できるのはいつから?

会社の先輩の娘さんも、小学校2年生からはほとんど学童に行かず、自宅で一人留守番することが多くなったそうです。

ただ、最初から一人で留守番させたわけではなく、徐々に慣れさせていったと話していました。

まず、

学童から習い事に一人で行けかせ、慣れてきたら学校から一人で帰宅させその後近所の習い事に行かせる(習う事終了後は親が来るのを習い事先で待つ)。慣れてきたら習い事終了後も一人で帰宅し親が帰ってくるのを自宅で一人で待たせたそうです。

そういった慣らしを2年生の1学期中に行い、子供だけでも大丈夫と親が判断できるようになった2年生の夏休みから、一人で留守番するようになったそうです。

ただ、ルール決めはしているそうで、

  • ガズコンロは使わない
  • レンジも使わない
  • インターフォンには出ない(応答もしない)
  • 電話には出ない
  • 習い事以外では外出しない
  • 習い事から帰ってきたら家に誰もいなくても大声で「ただいま」という
  • 鍵を開けるときは、周りに見ている人がいないか確認する
  • どうしても困ったときに近所に助けてくれる知り合いを決めておく
  • エアコンの使い方を教えておく

といったことを決めているそうです。子供ケータイも持たせて、いつでも連絡がとれるようにしていると話していました。

上記のリストの中で、意外と見落としがちなのが、エアコンの使い方だと言っていました。どうしても小学生一人の留守番となると、防犯面や、火事や怪我などを想定しますが、特に夏休みの場合は、熱中症の予防も大切です。

先輩の娘さんは、夏休み前の7月。習い事から帰宅し親の帰りをテレビを見ながら待っていたそうです。テレビに夢中になっていたこともあって、部屋は密閉。エアコンも付けず。先輩は19時前に帰宅したそうですが、汗だくになりながら顔を真赤にしてソファーでテレビに夢中になっている娘の姿にとても驚いたそうです。

幸い水分補給をさせ、しばらく休ませるだけで問題なかったそうですが、それからは、「帰宅したらすぐエアコン」を徹底させるようにしていると言っていました。それまでは、暑ければ勝手にエアコン付けるだろう程度にしか考えておらず、事前に子供が正しくエアコン操作が出来るかまでは確認していなかったそうです。

熱中症対策は意外と盲点だと思うので、しっかりエアコンの操作方法を確認しておくといいと思います。事前に帰宅時間が分かっている場合は朝タイマーでセットしても良いと思いますし、今はスマホから操作できるエアコンもあるので買い替えを検討している場合は、候補として考えてもいいかなと思います。

先輩の周りでも小学2年生あたりから、夏休みも一人で留守番する子が多いと話していました。

まとめ

学童が大好きって子もいれば、学童が好きじゃないって子もいます。それは子供の性格だったり、学童の環境だったりと様々な理由があると思います。

他の子は楽しそうにしているのに、なぜ我が子だけ馴染めないのかしらと、心配になることもあると思います。しかし、子供一人一人性格が違うように、感じ方も違います。

他の子が平気だからといって、嫌がる我が子を強制的に学童に連れていくのは親としても辛いと思います。

今回紹介した夏休みの学童以外の過ごす場所として、サマーキャンプと祖父母宅を紹介しました。子供が高学年になってくると学習塾の夏期講習などもあると思うので、そういった塾も選択肢の一つになると思います。ほかにも、近くに民間の学童があれば、そちらの方が合う場合もあると思います。

小学2年生を超えれば、徐々に留守番の練習をさせても良いと思います。何かあったとき助けてくれる近所の人がいれば心強いものとなるので、その間に地域の人と関わる機会も増やしていくと良いと思います。

そう考えると、我が子がいつ「学童行きたくない」と言い出しても、小学1年生の期間を乗り切ることさえできれば、少しづつ子供一人で過ごせるようになるのかなと思っています。

もしアナタのお子さんも「学童楽しくないな」「学童行きたくないな」という言葉が出始めたら、速い段階から学童代わりになる場所を検討させるのがオススメです。

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