私には年長クラスに通っている長女と1歳クラスに通っている長男の2人子どもがいます。
長女は1歳から保育園に通い、長男は生後9ヶ月から保育園に通っています。
長女のときに慣らし保育が3週間かかったので、その経験を踏まえて、長男のときには色々と工夫をし、その甲斐あってか、初日から全く泣かないという経験をし、慣らし保育もほぼ予定通りに。むしろ、もっと短くても良かった?という経験をしたので、もしかしたらアナタの参考になるかもしれないので、今日はそのことについて書きたいと思います^^
目次
1歳長女のとき
まず、長女のときに慣らし保育に3週間もかかりました。慣らし保育に3週間というのは、規定のスケジュールではなく、娘が保育園になかなか慣れなかったために慣らし保育期間が延長されたのです(泣)
その経験を、あとから冷静に分析したところ
人見知り、場所見知りが凄かった
完全母乳で育てていた
子どもに神経質になりすぎていた
の、3点が大きな違いかなと思いました。
では、詳しく説明していきますね^^
人見知り、場所見知りが凄かった
娘が産まれて保育園に通うようになるまで、ほぼ365日24時間、私と付きっきりでした。夫婦ともに実家が遠く、旦那も仕事の帰りが終電近くになることも多かったので、娘の世話はほぼ私一人でやっていました。
たまに地域の公民館で開かれる遊びサークルに参加していましたが、私自身人見知りな性格ということや、2時間出かけるために1時間前から準備を初めて外出し、帰宅後も出かけていた間にできなかった家事をこなしたりするのが大変だったため、参加の頻度は少なかったと思います。
なので、日々の生活の中で外出するとしてもスーパーに買い物に行くついでのお散歩ぐらい。私もほぼ娘と2人っきりなので、ほとんど誰とも会話しない生活だったと思います。
そんな環境が良くなかったのか、娘は私以外の人に懐かない、というか、私以外の人は全力で拒否!!!旦那も全力で拒否!!!でした。そのため、週末親子で出かけるときも長女は私いるのがマストで、私がいるなら旦那がいても良いよといった感じでした。
ハンバーグ定食に例えるなら、長女がハンバーグで、私がライス。旦那はサラダかスープ。
意味不明な例えになっていたらゴメンナサイ!!!
どこに行っても、私にくっついて離れないので、本当に母子一体だったと思います^^;体力的にも辛かった・・・
そんな娘だったので、保育園に慣れるのも時間がかかりました。初日こそあまり泣いていなかったようですが、2日からは世界が終わるかのように泣き叫び、保育園に向かうための自転車も乗車拒否。全身に力を入れえび反りで抱っこひもも拒否。
先生に慣れるのも時間がかかりました。
完全母乳で育てていた
そのママにくっついて離れなかった原因の一つが、完全母乳だったこともあるのかなと感じました。赤ちゃんの授乳感覚って、2時間とか3時間ですよね。ということは、数時間単位でママは必ず赤ちゃんの側にいなければなりません。
私も数時間で出かけられるとしたら、ご近所ぐらいしかないし、ご近所で気分転換しようにも、本屋に行くぐらいしか無く、本屋に行くぐらいなら家でDVD見ていた方が楽しいしラク。家にいるなら長女の面倒は私がみる。というのも多かったと思います。
完全母乳に強いこだわりがあった訳ではなかったのですが、ミルク缶って一度開封したら長期間持ちませんよね?それに母乳が出やすかった。むしろ詰まりやすかったのでミルクの出番はありませんでした。
しかし、保育園に入園が決まり保育園ではミルクをお願いすることになりました。ミルクを選んだ理由は以下のとおりです。
冷凍母乳は衛生面でも良くない
朝搾乳するのも大変
そもそも搾乳が得意じゃない
でも、完母だったので入園前にミルクを試さなくてはいけませんでした。って、その前に、娘に合う哺乳瓶を探すことから始まりました。
もう1歳にもなるのに、哺乳瓶とミルクが必要なんて思ってもいませんでしたが、入園を予定していた保育園では必ずミルクという決まりになっていました。牛乳を飲ませるのは2歳からだそうです。
哺乳瓶も数種類揃え、ミルクも5,6種類は試したと思います。
子どもに神経質になりすぎていた
神経質になりすぎていた。という表現が適切かどうか分かりませんが、初めての子どもだったし身近な親戚にも赤ちゃんがいなかったので、どんな状況のときに泣いたり、ぐずったりするのかすら分からず、とにかく長女のリズムで物事が動いていたと思います。
たとえば、就寝時は些細な物音でも起きてしまうので、娘が寝ているときは、床を歩くのも気を付けました。お昼寝中にガチャガチャと料理することもできないし、掃除機かけなんて論外でした。
まだ赤ちゃんだったので、なんでもワガママを聞いてあげる、という感じではなかったけれど、肌も弱かったのでエアコンなどにも気を使ったし、人混みも出来る限り避けていました。
過去の経験を反面教師に
長女のときの育児が失敗だったとは全く思っていませんが全てを完璧にこなそうと、頑張りすぎていたと、あとから思いました。第一子だから出来たことかもしれません。
で、その経験を反面教師に(笑)して、長男が産まれてからは以下のことを心がけていました。
生後1ヶ月を過ぎたら出来るだけ外出を増やした
「生後1ヶ月を過ぎたら出来るだけ外出を増やす」というのは、ちょっと語弊があるかもしれませんが、4歳の長女もいるので毎日家に引きこもっているわけにはいきません。天気が良ければ長女を公園に連れて行かなくてはいけないし、買い物に行く必要もあります。
長女が赤ちゃんのときは、長女の生活リズムに合わせて、お昼寝の時間は避けて外出は午前中だけ、とか、外食も人が少ない時間帯を狙っていく、などしていましたが、お昼寝も公園で抱っこひもの中でさせるようになったし、生活リズムも長女や親に合わせてもらうようにしました。で、ないと、今度は長女の生活リズムが狂ってしまうので^^;
そのお陰か、長男はどこに行っても寝れる子になったし、人見知りも場所見知りもほとんどなかったです。引っ込み思案な性格なのですが、泣いて騒いだり、逃げ回ったりすることはありません。
完母ではなくミルク混同で育てる
長女のときに、入園時期になってミルクを慣れさせなければならなかった経験があったので、長男は初めからミルク混同でした。その御蔭で、旦那に預けて外出することもできましたし、長女が長男の世話をするきっかけにもなりました。
母乳以外の世話は旦那が中心に行う
長女が赤ちゃんのときには、長女に気を使いすぎて、些細な変化も見逃さないように神経を使っていましたが、長男のときには、旦那が家にいるときには母乳以外の世話は旦那にさせるようにしていました。
ちょうど長男が生後2ヶ月になるころに2ヶ月間の育児休暇を旦那が取得したこともあって、赤ちゃんの世話はとても上手になり、その後の育児においても旦那の自信になっているようで、未だに積極的に子どもの世話をしてくれています(本音は長女のときにそのやる気を見せて欲しかった・・・とも思ったりしますが長男のときに自信が持てたということはとても良かったと思います)
旦那が育児に参加してくれたことで、私も子どもの世話を客観的に、冷静に見れるようになったと思います。それまでは、全て一人で育児していたので「私がしっかりしなくては」「私がやらなくては」という気持ちが強すぎて、冷静に物事を見れないこともありましたが、旦那と意見交換ができるだけで子育てを多面的にみることができるようになったと思います。
おさらい
保育園に子どもを預ける予定があるかたは、
子どもの人見知り、場所見知りを軽くする
ミルクにも慣れさせておく
母親以外の目線で子育てを考える
という点も、考慮しながら子育てをすると良いのかなと思います。
この3点って、最終的には「他人に我が子を任せる」ということに繋がると思います。
私が長女を育てていたとき、あまり外出しなかったのも、完母で育てていたのも、一人で子育てを抱えすぎていたのも、結局は自分の子を人に託すことが出来なかったから(旦那ですら信用していなかった)だと思っています。
他人を信頼できなかったから、外出が怖かったし、ミルクも人工物で不安だったし、まして、子どもが泣かれることが怖かった。自分の友達ですら、赤ちゃんを抱っこさせるのが怖かった(皆んなゴメンよ^^;)
あのとき、もっと多くの場所に行って他人と交流できていれば、娘も外は楽しいことが沢山ある。外には楽しい人がいっぱいいる。と赤ちゃんながらに思えたかもしれません。
長男の性格もあったかもしれませんが、子育ての仕方をガラッと変えただけで、長女と長男では新しい環境への適応力は大きく代わりました。なので、少し長くなりましたが、保育園という子どもにとっても新しい環境にスムーズになれるためには、
子ども自信が楽しそうと思える
ように、親が工夫することが大切なのかなと思います。