私には年長クラスに通っている6歳の長女と、1歳クラスに通っている2歳の長男の2人子どもがいます
今1歳クラスに通っている長男は0歳児から保育園に通っています。
子どもを保育園に預けながら働くママにとって朝は本当に戦いですよね。
目覚ましとともに自分で起きてくれて自分で朝ごはんを食べてくれたらどんなに楽かって、私も毎朝のように思います。
特に、朝ごはん!!!!
あまりにも大変だったので、市の栄養士さんに相談したこともあったほどでした。
その相談したときのアドバイスを受けてからは気持ち的に楽になったので、もし同じように悩んでいる方がいれば読んでみてください!
目次
朝食に平均40分以上かかった娘
そうなんです。
長女が1歳のときは平均40分。早くて30分。機嫌が悪いときは1時間近く朝食を食べるだけで時間がかかりました。
普段から長女は食が細かったこともあり離乳食の頃から大変でした。
食事に40分もかけるなんていったいどんな料理を食べさせているだ?
と、お思いになった方もいるかと思いますが
この頃娘が食べていたメニューは
バナナ半分
のみです^^;
大人からすると考えられませんよね?
最初は、納豆や味噌汁、焼き魚なども出していたんです。
でも、全く食べず(泣)
和食がダメならと思い
ウィンナーや卵焼きも試しましたが全く受け入れてもらいませんでした。
少しずつでも食べてくれれば、まだ良かったのですが全く口を開けてもくれませんでした。
保育園に連れて行かなきゃいけないし何時間も娘の朝食に付き合ってあげれる時間もない
本当に毎日気が狂いそうでした。
私が作る料理が美味しくないのかと悲しくなりました。
たまに調子が良いときは進んで食べてくれましたが、それも1ヶ月のうちに数回あれば良い方で
前日、良く食べてくれたメニューでも次の日は全く食べてくれないということも日常茶飯事でした。
しかも、とてつもなくママっ子だったので家では私以外からはご飯を食べませんでした。
そんな状態でしたが、体重や身長は順調に、むしろ標準より高く育ってはいました。
育ってはいましたが、やはり食べないというのは親として心配ですよね。
なので1歳半検診のときに、思い切って市の栄養士さんに相談しました。
最初は子どもが食べるものだけで良い
まず、娘の現状を説明しました。そして、どうしたら朝食を食べてくれるか教えて欲しいと伝えました。
それを受けて栄養士さんが言った一言は
無理して食べさせなくていいいつかは食べるようになる
というものでした。
私は娘に朝食を食べるようになって欲しいから栄養士さんに相談したんです。なのに、「無理して食べさせなくていい」と言われ私は意味が分かりませんでした。
むしろ、この人なに言っているの??
と、少し呆れてしまいました。
しかし、栄養士さんは続けてこう言いました。
↓
↓
親が無理に食べさせようとすると、子どもも意地になって余計食べなくなる。朝食を食べないと保育園でお腹が空いて、かわいそうだという親の気持ちはとても理解できる
でも、1度ぐらい食べなくても栄養面ではさほど影響はないし朝食を食べずに保育園に行って、子どもが「あぁ朝食食べればよかったな」と思えばしめたもの
まずは楽しいと思わせるだけで良い、お菓子なら食べるなら、最初はお菓子でも良い
確かに、我が家は朝食を食べさせようとするあまり楽しく食事をする、という雰囲気ではありませんでした。
例えるなら、増量中のお相撲さん(笑)食べたくないのに、食べなきゃいけない感じ(笑)
例えがヘタでごめんなさい。
話を戻すと、決していい雰囲気ではありませんでした。むしろ殺気立ってたかも(反省)
そういった必死感が栄養士さんにも伝わっていたんですかね。
でも、私一人で子育てしているに近い感覚だったので必死だったのは確かです。
栄養は毎食単位で考えるのではなく1日、週単位で考える
そのほかにもいくつかアドバイスしていただきました。。
それは
栄養は毎食単位で考えるのではなく1日、週単位で考える
というものでした。
ついつい毎食毎食で栄養バランスのとれた食事をしなきゃいけない、と考えるけど、そうではなくて、1日、1週間単位で栄養バランスを考えれば良い
そのため、朝食は時間がなくて、おにぎり一つだったとしても夕食のときに、お米の量を少し減らして、その分、野菜、お肉、魚といったおかずの量を増やしてあげる
特に保育園に通っていると昼食は栄養バランスのとれた食事をしているわけだから朝と夜で栄養を考えれば問題ない
と、おっしゃってくれました。
それまで、私は朝食単体で考えていたのですが、確かにそう言われると、朝食単体で考える必要はないなと妙に納得しました。
そして、これが1番実践で役に立ったんですけど
環境を変えてみる
というものです。
家では食が細い長女も保育園では残さず食べていました。
そのため、毎食自宅のテーブルではなく、お休みの日におにぎりだけでも作って公園でレジャーシートを敷いて食べてみたりするとよく食べたりする
ということです。
栄養士さんのアドバイスを受け早速翌日から試してみました!!!
栄養士さんのアドバイスを受けて実践!!
まず長女の食事は基本的には親の食事とは別の時間にしていました。
理由は、まだ一人で食事をしてくれず私がつきっきりで食べさせる必要があったからです。パパは夜は遅いですし、朝は一人先に食べていました。
そのため、朝食だけでも親子3人で席につくことから始めました。休日もできるだけ3人で食事をするようにしました。そして、1口食べるごとに「えらいねぇ」「上手に食べれたね」と声掛けをするように心がけました。
メニューもフルーツ入りヨーグルトや
チョコパン、クリームパン、りんご、バナナ
が多かったです。
でも、それだけで食べてくれるようになる娘ではなく…
実際には目に見えた効果は無かった気がします^^;
娘の食に変化はありませんでしたが
食べてくれなくても楽しい雰囲気で食事時間を過ごせればいい
と思いながら私は過ごしていたので、以前とは違って気持ちがとっても軽かったです。
また、週末の公園ピクニックも試してみました。
それまでの人生の中で公園でレジャーシートを敷いて、お弁当を食べた記憶というのが遠足依頼だったので、少し恥ずかしかったのですが、やってみると案外楽しかったです(笑)
で、そのピクニックで娘がいつも以上にご飯を食べてくれる姿をみて、あることを思いつきました。
それは、朝ごはんを外で食べさせる
というものです。
実は朝、保育園に娘を連れて行くのはパパの役割でした。たまに予定より早く娘と家を出れたときに
ちょっと寄り道して電車を見に行くんだよねぇ
と話していたのを思い出しました。
そこで、パパに
朝、電車をみながらおにぎり食べさせたら食べるんじゃない?
と提案してみました。
ちょっと嫌そうな顔をしていましたが、そこは気づかないフリをしました(笑)
そして、翌日から小さいおにぎりを3つ作りました。1つは落とした時の予備です。
さすがに天気が悪い日は家で食べさせましたが出来る限り、朝食おにぎりは電車をみながら外で、というのが長女の朝食スタイルになりました。
このスタイルは半年ぐらいは続いたと思います。家で食べさせるより、食べてくれるし楽でした。
長女が2歳で保育園が転園になり、保育園までのルートが変わったことと娘が成長して、自分で朝食を食べるようになったことで終わりましたが、一番効果があったと思います。
そんな娘も6歳になりました
そんな娘も成長して6歳になりました。
まだ食は細く、2歳の息子と食べる量は同じくらいです。息子はなんでも良く食べるタイプなのでやはり個体差は大きいんだなと実感しています。
朝食に1時間かけていた娘ですが、最近では15分で食べ終わることも多くよく食べるときは、食パン1枚とバナナも食べます。まぁそこまで食べるのは稀ですけど親が悩むことは無くなりました。
栄養士さんが言っていたとおり
活動量が増えると自然と食べるようになる
というのは間違いじゃなかったんだと思いました。
なので、もし我が家と同じで、子どもが朝食を食べずに悩んでいたとしたら、
まずは、
- 楽しい雰囲気作り
- 少量でも好きなものを食べれるようにする
- 栄養バランスは1日、もしくは1週間単位で考える
というのを是非試して頂きたいです^^