ワーママの残業を回避する伝え方をお教えします!!

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みなさんの職場はママが働きやすい環境ですか?

私の職種は、一般的には残業が多いとされている●E(英語2文字)です。

当然、男性の比率が圧倒的に高く

業務によっては、毎回社内の営業部の担当者と

打ち合わせやスケジュール調整、仕様確認等やり取りをするのですが

会議が定時ギリギリまで入ってしまったり、

退社寸前に修正依頼が来たりと、

18時のお迎えに時間ぎりぎりで駆け込むことも少なくありません。

(うちの園はタイムカードで管理されているので時間オーバーするとすぐ延長扱いになるんです(泣))

同じ部署の人は当然、私が保育園のお迎えがあり

あまり残業ができないということを理解してくれているのですが

他の部署だと当然知らないわけで…。

会社で使うアカウントに子供の写真入れてこっそりアピールしているのですが

鈍い男性の方は99.99999%気づきません!!

たとえ気づいたとしても、独身20代の方は

幼い子供がいる家庭をイメージできませんから、

こちらの都合なんて全く配慮してくれません。

本当、まだまだ男性社会ですよね。

まわりが配慮すべき?

でも、これって気づかない男性が悪いのでしょうか?

それとも私の子育て大変!!っていうアピールが足りないのでしょうか?

おそらく、どちらも違いますよね。

単純に「女性が男性社会で働き続ける」現状が

男女間、世代間で共有できていないんですよね。

おそらく、今成人している方の母親の大半は専業主婦。

仕事をしていたとしても1日4、5時間のパート勤務。

保育園ではなく幼稚園にいき、

小学校にあがると学童クラブではなく自宅へ。

まあ、それが普通ですよね。

父親は外で働いて、家は母親が守る。という。

今はそんな時代ではない!!

といったところで、簡単には共感はしてもらえませんよね(泣)

子育ての大変さをアピールしても、男性には効果薄いですよね。

私はこう工夫したら伝わった!!

そのため私は出来るだけ早い段階で

「子供のお迎えがあるので定時で帰ります。」

「お迎えが18時を過ぎると2人で1日600円の延長料金とられるんです!!」

と、はっきり伝えます。

単に「子供が小さい」とか「定時で上がりたい」と伝えても

いまいちピンとこないようです。

相手からすると、

子供が小さいのは分かるけど

それが定時で上がらなきゃいけない強い理由にならないみたいです。

少しぐらいお迎え遅れても大丈夫でしょ?と思われるのです。

でも「18時を過ぎると1日600円延長料金がかかる」と伝えると

必ずビックリされますし、それは大変だ!!となります。

とくに「1日600円」の部分を強調すると、記憶に残りやすいようです(笑)

具体的な数値などを示した方が受け入れやすいようです。

この方法は年配の男性にも効果的です。

それでも、納期が近づくと残業を頼まれることもあります。

そんなときは「いつも定時で帰らせてもらっているので、今日はしっかり残業します」と伝えます。

決して不満そうにしてはダメです。

たとえ、本音は「もっと早く情報共有してくれれば定時で帰れたのに!!」なんて

思っていたとしても、猫を被りまくって会社を出るまで笑顔で乗り切ります!!

一度、残業をOKすると、

次から次へとなし崩しに残業を頼まれる危険もあるので

危ないなと思ったときには、

「ごめんなさい。明日は子供の通院があるので必ず定時に帰ります」と先手を打ちます(嘘も方便です)。

「ごめんなさい」と「明日は」というのがポイントです。

相手に時間を与える配慮も大事です。

そうすると、相手も「定時上がり」の意識を再度認識し直してくれます。

やはり働くママって大変ですよね。

だからこそ、どんどん周りに上手いことアピールする必要があると思うんです。

「ワーママって大変だって分かるでしょ。」

「残業しなくていいって会社の規約にあるでしょ」

「だから協力してよ。」

みたいな上から目線では絶対に上手くいきません!!

残業なんて絶対、絶対無理!!ってときに

快く帰らせてもらう環境を普段から作っておくことが大事だと思います。

「私も仲間です」アピールをさりげなく続けていく方が良いと思います。

気づいた時には輪から外れていた(どうせ無理だと思われている)というのにならない

ギリギリのラインを探る必要があると思います。

猫被るのは苦手だな。と思うママもいると思います。

でも、別に甘える必要はありません。

ただ、「いつも感謝しています。」という気持ちを必ず伝えるだけです。

「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人はいません。

常に感謝の気持ちを伝えていると、こちらの要求も通りやすい。ということです。

したてに出るような女性の武器を使いたくない

という気持ちは痛いほど分かります。

私も子供が産まれるまではそうでした。

でも、「お疲れ様」や「いつもお世話になってます」

と同じように「いつもありがとうございます」を伝えればいいのではないでしょうか。

男性にはない女性の気遣いや、しなやかさは使うべきだと気づいたのです。

それは男性社会を生き抜くうえで、強力な武器になります。

男性と同じ土俵ではなく、違う視点を持つことも大事なんだと思います。

なので、特に私みたいに不器用なママさん絶対お勧めです!!

まずは相手に「ありがとう」から伝えてみませんか?

子育ての大変さをアピールするより効果はあると思います。

働きやすい環境が用意されるのを待つのではなく、

自ら環境を作ってしまうという発想も重要なのだと思います。

それには、まずは共感を得られる方法を探すのが有効ですね。

「ありがとう」と伝えるのは、共感を得るための土台作りと考え、

ぜひ試してみてください。

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もちろん、全く残業できない!!ってママさんもいるかと思います。

私も長女が3歳になるまでは一度も残業したことなかったです。

定時になると誰よりも先に帰っていました。

そういうのは同じママであれば理解できます。

でも、男性は違いますよね。

よく職場の男性に

「帰宅して夕食作って、お風呂入れて、歯磨きして、洗濯して、翌日の保育園の準備をしたらもう9時近くなんですよ」

と話すとビックリされます。

そりゃそうですよね。

大人一人であれば1時間程度で済んでしまいますから。

乳児がいると、どれだけ食事が大変か。

歯磨きですら、逃げ回る子供を追いかけ、機嫌をとり

それでも、どうにもならないときには無理やりにでも歯磨き。

1つのタスクにどれだけ労力と時間がかかることか。

経験しないと想像すらできませんよね。

ですが、そういった話が出来る環境があれば

共感はしてくれなくても理解してくれるようになります。

「どうせ分かってくれないでしょ」とは思わずに

したたかに働きやすい環境を自分で作るといいと思います。

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